最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します！

謎のゲート攻略

　今日も俺は一人で仕事をしていると...。

「高坂先輩！」

　千夏の奴が部屋に入ってきた。

「千夏。あんまり一人で俺に会いにくるなよ。また結美に怒られるぞ」

　そう俺が注意すると彼女は笑顔でこう呟いた。

「まあまあ先輩！　それよりも私誰も手をつけていないゲートを見つけたんですよ！」

「そうなのか？」

「はいっ！　場所は未来公園のトンネル型の遊具の中です」

「なんでそんな所にゲートがあるんだ？　第一どうやって発見したんだ？」

　俺が聞くと彼女の妹が遊びに出かけた時に偶然見つけたらしい。

「だから高坂さん！　今から私と一緒に行きませんか！？」

「今からか？　まあいいが...」

「やった！　じゃあお願いします！」

　ニコニコとした笑顔で俺を勧誘する千夏に対して俺は静かにはあっとため息を吐きながらも乗り気でゲート攻略に挑むのだった。