最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します！

VS【ラピセル】②

「くそっ！　邪魔だ！！！」

　俺は襲い掛かってくる使い魔達を薙ぎ払う！

　だが、意外とこいつらも硬い！

「くそっ！　通常攻撃じゃあ一撃で沈められない！」

　仕方ないので魔力と血液を使って攻撃を開始する。

「【ブラッドウェポン】」

　俺の血液を浴びた武器が火力を上昇させた結果、俺の攻撃力でも充分一撃で葬り去れるようになったが、やはり数が多い。

(俺一人じゃ止められない！　ここは...)

「ミルティ！　スノウ！　出番だ！」

　俺の言葉と共に二人の蛙娘が現れる！

「和希！　今回の敵も強そうだな！」

「うん！　和希！　私とミルティは何をすれば良い？」

　スノウの言葉に俺はこう答える。

「周りの雑魚を蹴散らしてくれ！」

「「分かった！！」」

　2人はそう叫びながら使い魔達をぶん殴る！

「【火炎斬】！」

「【アイス・ウェーブ】！」

　炎と氷の２つの属性が使い魔達を薙ぎ払った。

「ナイス！」

「ヘヘッ！」

「雑魚は私とミルティに任せて和希はあのデカイのを叩いて！」

「ああ！　言われなくてもやってやるさ！」

　2人のお陰で俺は本体にたどり着くことができた。

「...速攻で終わらせてやる！　いくらレベルが高くてもこいつの一撃は重たいぞ！」

　俺は奴の頭上高く飛び上がり勢いよく急降下しながらこう呟く！

「【使い魔の魂変換】アル子！」

　破壊力抜群の一撃を奴の脳天にぶつけるのだった。