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大阪ホテル

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「は~お腹一杯になったね!」

 と結美が満足したような笑みを浮かべながらホテルの一室で呟いた。

 例に漏れず俺との相部屋を取っている辺り、流石結美と言うべきだろうか?

 そしてもう今の結美にはいらないであろうボディガードもちゃんといる。

 多分あのボディガードよりも...下手すれば地球上に住む全生物よりも結美の方が強いだろうと思うのは俺だけでは無いと思う。

 実際の所、今の結美は俺が【使い魔の魂変換+2】を使ってようやく勝ち越せるか? と言うくらいの実力だと思っている。

 数で押せばなんとかなると言う次元では無いと言う事だ。

 圧倒的な力を持つ者に数押しが効かないなんてゲームや漫画の中だけだと思っていたが、結美のせいでそれが現実になってしまったような気がする...。

「明日はU・Jに行くからね! 今日はちゃんと休んで明日を楽しもうね!」

 ニッコニコの笑顔で俺にそう呟く結美は一足先に風呂に入る。

 シャアアアアと言う同世代の女の子の入浴音が聞こえてくると少しドキドキしてしまうのだが、変な気は起こさないようにしないとな。

 俺は結美の鼻歌を聴きながら仕事を少しでも減らしているのだった。
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