最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します!
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
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敵襲
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カンカンカン!
「なんだ!? 敵襲か!?」
俺の言葉にフワンが答える!
「ドレイク鉱山の方面からおよそ5000の大群がこちらに向かってきています!」
「なに!?」
俺は望遠鏡を使いそちらの方を向いてみた。
...確かに砂煙が上がっているのが分かる。
(なんだ? この世界に俺たち以外の知的生命体がいるのか?)
明らかに統率の取れた陣形でこちらに向かってきている辺り、それを指揮している者がいるはずだ。
「俺に続け! 話を聞いてくる!」
いきなり戦争おっ始めようぜ! なんて人間が言ってくるとは思えないし、一応話だけは問いしてみようと思う。
俺がドレイク騎士の騎兵に乗りながら奴らの前に現れると、敵の進軍は止まる。
「なんだお前ら? ここは俺たちドレイク騎士の領域だと思うんだが?」
俺は強気で交渉に応じる。
すると、あちらも総大将的なのを出してきた。
「何を言っている? ドレイク王はとうの昔に討ち死にした! 今この領域は我らゼタニア王国の領域である! そこに土足で踏み入り税金を納めていない貴様らにそんな事を言われる筋合いはない!」
(なるほど、確かに最初に来た時は幽霊が住み着くだけの完全なる古城だったしな...)
そこに勝手に住み着いたのは俺たちだから彼らにそう思われても仕方がないのかもしれない。
「分かった、では税金を支払えばいいんだな?」
「そうだ」
「だが俺たちには通貨を持っていないどうすればいい?」
「しれたことよ、物なり人なりをこちらに提供してくれれば良い。断ると言うのならばその若い命を散らすことになるぞ?」
と言いながらいきなり武器を抜き放つ騎士たち。
「民衆を守るはずの王国騎士が自国民に武器を向けるのか?」
「貴様らはまだ税金を納めていない移民だろう? ならばまだ我が国の国民ではない!」
「...」
「...」
お互いに緊迫した状況が続く中、俺は口を開くのだった。
「なんだ!? 敵襲か!?」
俺の言葉にフワンが答える!
「ドレイク鉱山の方面からおよそ5000の大群がこちらに向かってきています!」
「なに!?」
俺は望遠鏡を使いそちらの方を向いてみた。
...確かに砂煙が上がっているのが分かる。
(なんだ? この世界に俺たち以外の知的生命体がいるのか?)
明らかに統率の取れた陣形でこちらに向かってきている辺り、それを指揮している者がいるはずだ。
「俺に続け! 話を聞いてくる!」
いきなり戦争おっ始めようぜ! なんて人間が言ってくるとは思えないし、一応話だけは問いしてみようと思う。
俺がドレイク騎士の騎兵に乗りながら奴らの前に現れると、敵の進軍は止まる。
「なんだお前ら? ここは俺たちドレイク騎士の領域だと思うんだが?」
俺は強気で交渉に応じる。
すると、あちらも総大将的なのを出してきた。
「何を言っている? ドレイク王はとうの昔に討ち死にした! 今この領域は我らゼタニア王国の領域である! そこに土足で踏み入り税金を納めていない貴様らにそんな事を言われる筋合いはない!」
(なるほど、確かに最初に来た時は幽霊が住み着くだけの完全なる古城だったしな...)
そこに勝手に住み着いたのは俺たちだから彼らにそう思われても仕方がないのかもしれない。
「分かった、では税金を支払えばいいんだな?」
「そうだ」
「だが俺たちには通貨を持っていないどうすればいい?」
「しれたことよ、物なり人なりをこちらに提供してくれれば良い。断ると言うのならばその若い命を散らすことになるぞ?」
と言いながらいきなり武器を抜き放つ騎士たち。
「民衆を守るはずの王国騎士が自国民に武器を向けるのか?」
「貴様らはまだ税金を納めていない移民だろう? ならばまだ我が国の国民ではない!」
「...」
「...」
お互いに緊迫した状況が続く中、俺は口を開くのだった。
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追記
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8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
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