最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します！

ゲート攻略

「...そうだ！　ここは初心に戻ってゲート攻略を市民にさせよう！」

　そう考えた俺だったが、流石にこの人数のゲート攻略を斡旋してくれるところなど...。

「...あるじゃん！」

　そう、あるのだ。

　それもかなり身近な所に！

　俺はそう考えると一度学校に戻り皆に伝えた。

　そう、貸し出しているドレイク騎士団のように戦闘員は俺の使い魔として他のゲート攻略の手伝いをさせればいいのだ！

　しかし、それでは非戦闘員はどうするのかと言う話になってくる。

　一応これで何人かは食いっぱぐれることは無くなったが、それでもまだまだ食糧問題は山積みだ。

(農業は成果を出すまでに時間がかかるし...、漁業だって船を作るところから始めないといけないしな...)

　一応そう言った本を取り揃えてエルフやドワーフなどの専門家の奴らに渡しては行くが文字を覚えてからそれらを活用できるようになるまでにまあまあ時間がかかるだろう。

　獣人は狩りや採掘などの体力仕事に向いているのでそちらに任せる。

　エルフはそこにいるだけで木々の成長や大地の成長を促進させるらしく、農業に向いているらしい。

　ドワーフは建築や新たな道具の製作にかなり向いている事はこちらの知識で既に分かっていたからあんまり驚きはしなかったな。

　他にはホビットや鬼などの少し珍しい種族もいるが、絶対数が少ないのが欠点だな。

　それに種族的に強くても中身があまり育っていないような者がかなり多い気がする。

　例えば鬼種など絶対に強いだろと思いたい種族だが、俺のとこにいるのは喧嘩が苦手な鬼だとかなのだ。

(...まあ異世界からこっちの世界に捕まってくるような奴らだから、あんまり強くないのはわかってたけどさ)

　それならばそうと俺が強くしてやろうと心を燃やすのだった。