最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します！

盗まれた！

　俺のサインが欲しい奴にサインを書き終わるとちょっと時間が経っていた。

(...ってこんな事するほど俺って有名人なのか！？)

　そう、知らぬ間に俺はまあまあの有名人になっていたみたいだな。

　よく考えたら学校で俺の名前を知らない人はいないレベルになったし、近隣付近でも声をかけられることが多くなった気がする。

　そう思うと俺も多少は有名になったと言えるだろう。

「ふぅ...」

　俺は息を吐いて帰ろうろすると...。

「あれっ？　アイカは？」

　俺は自分の【バトルドール】がない事に気がついた。

　さっきまで足しかにここに置いていたはずなのに...。

　そう思って辺りを見回してみるがやっぱり見当たらない。

「おかしいな...」

　そう思った俺は店員さんに頼んで監視カメラの映像を見てもらう事にした。

　すると...！

「あの態度の悪い連中の1人が高坂さんの【バトルドール】を持って行っちゃったみたいです！」

　と店員さんが言い出したので俺は怒りをあらわにした。

「マナーが酷いだけじゃなくて人の物まで盗むとはなんて奴らだ！　捕まえて警察に突き出してやる！」

　俺はドレイク騎士団を呼び出して周囲を捜索しながら、俺はフワンに乗って空から周囲を調べるのだった。