最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します！

EX.【愛川結美の幸福】

　その次の日、私とカズ君はもう一度2人っきりでネッズミーランドを楽しんだ。

　それは誰にも邪魔されない凄く楽しい1日であり、私史上最高の時間を過ごせたと思う。

「かぁ～、楽しかったな結美」

「うん！　カズ君一緒に楽しめてよかった」

　ちゃんと2人で楽しんだ後の帰り道の途中、遊園地を出る前にもう一度彼に告白する。

「カズ君」

「なんだ？」

「ずっと昔から貴方の事が大好きでした！　これからも末永く付き合ってください！」

　こう言う事を女の子である私の方から言うのもおかしい気もするが、やっぱり自分の本心に嘘は吐きたくない。

　私の言葉にカズ君は照れながらこう呟いた。

「当たり前だろ。これからも俺と結美はパートナーだからな。こちらこそよろしくな」

　そう言いながら彼は手を出してくれる。

　私はそれが嬉しくて、ただただ笑みを浮かべながら彼の手を握り返すのでした。