最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します！

EX【破壊の超越者】⑥

「お姉ちゃん達誰？」

「高坂さんの友達です！」

「兄ちゃんの妹だよ！」

　2人の声を聞いた一香は頭を押さえてこう叫んだ。

「...お前にもこう言う人たちがいるのに、なんでに・ぃ・の・命・を・奪・っ・た・の・！？」

　その言葉は俺の心を突き刺した。

(...そうだよな。俺が直接奴を殺した訳じゃないが、彼女にはそう見えたんだろう)

　しかし、そうは言っても俺は二階堂を許せなかったが、目の前の少女の事はよくわかっていない。

　なので怒りの感情を上手く表現する事ができず、怒りを起点とする【使い魔の魂変換＋2ソウルシフトセカンド】は使えない。

　という訳で取り敢えずミルティとだけ合体をした。

　それによりステータスが格段に向上するのだが、やはり奴と張り合うには足りないだろう。

　足りない分はどうにかして補うしかない。

　という訳で取り敢えず壁役のドレイク騎士団を召喚してみたのだが...。

「じゃま...！」

　の一言でほぼ全員が焼き払われた！

(流石にレベル100の相手にドレイク騎士団では話にならないか...！)

　そう思った俺は深淵騎士団を呼び出そうとしたのだが...！

「もう召喚はさせない！」

　と粘着ストーカーの如くしつこい追跡で俺に張り付いてくるのだった。