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別れの日?

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 1夜が明けた後俺たちは元の世界に戻る事にした。

「もう行くぞ。流石に2日も帰らないのは蜜香の実家の人たちに心配をかけて悪いからな」

 俺の言葉にスノウがこう言い放った。

「あの...。ミルティから聞いたんだけどさ。和希の使い魔になれば私もあっちの世界に行けるんだろ?」

「...そうだけど良いのか? もうこっちの世界には戻れないんだぞ?」

 俺の言葉に彼女は少し考える素振りを見せていたのだが、そのあとキッパリとこう言い放った。

「うん。もう決めた。私はこっちの世界にいるより和希達についていった方が面白いと思ったんだ。それにもう凍神龍もいないし皆もこの大地で楽しく暮らせるだろうしね」

 彼女がそう呟くとメニュー画面が現れる。

『スノウ=ホワイトマリーがが貴方の事を尊敬の眼差しで見ています。テイムしますか?はい/いいえ』

「...いいんだな?」

「うん。ミルティと同じく戦闘要員で使ってくれて構わない。と言うか私にはそれしかできないけどね」

(また食いぶちが増えるのか...。まあそれだけ稼げば良いと思うとしよう)

 俺はそう呟くと彼女の提案を受け入れる。

「はい」

『個体名【スノウ=ホワイトマリー】の進化条件である【凍神龍の討伐】を達成しました。進化しますか?』

「なんだ、もう進化できるのか」

「進化...?」

「ああ、すぐにさせてやる」

 俺が進化を了承するとスノウは成体へと進化を遂げるのだった。

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