最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します!
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
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砂漠
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「散開!!」
松林の言葉と共に大人3人組は広大な砂漠へと足を踏み入れた。
「なっ!? 砂漠か...、各自熱帯用の装備を着用せよ!」
そう言いながらあいつらは装備を整える。
「あち~な」
「そうだね~」
横川パーティも例に漏れず熱帯用の装備を整えていた。
「ほう~、そんな装備品もあるんだな~」
と俺が感心していると松林に怒られた。
「なっ! 何をしているんだ! 早く装備を替えなさい!」
「いや、俺たち熱帯用の装備とか持ってないんだよなこれが」
俺の言葉に驚く松林。
「なっ...! だったら早く戻りなさい! 熱帯の地で暑さ対策なしは死活問題だ!」
「本気で心配してくれているようで悪いんだが、要するに暑さを凌げればいいんだよな?」
「ああ、そうだが...、装備品もなしにどうやって...」
「蜜香、お前の付与術で砂を宙に浮かせられるよな?」
「うん、できますよ!」
「それで砂の傘を作ろう、そして愛川」
「なに? カズ君?」
「お前の水魔法を使って俺たちに直接日光がかからないように日差しを避けてくれ」
「分かった!」
「そんでもって最後は俺だな、【ドレイク騎士団・騎兵】×4召喚!」
俺たちを乗せる為の亡霊騎兵が現れる。
「和希様、お乗りですか?」
「ああ、頼むぞ」
一瞬にして暑さ対策と足の確保をする俺に唖然としている松林と横川パーティ。
しかし、この広大な砂漠をちまちま歩いてくるのを待っているのも面倒だな。
幸いにも他のパーティは暑さを対策の装備品に身を包んでいるから軽くなっているのを確認した俺は【ドレイク騎士・騎兵】の一体に聞いてみた。
「なあ」
「はっ!」
「あのおっさんくらいなら運べるか?」
「問題ありません!」
「そうか、だったら松林さんと横川のパーティ乗せてやるか」
この場には9人いるのでギリギリ騎兵が足りる。
万が一に備えてミルティを一度カードに戻し、代わりにグレインを俺の影に忍ばせる。
亡霊騎士達は自身の固有能力で誰かの影に忍びこむことができるのだ。
本当に使い勝手のいい仲間を持ったなと思う俺は全員を騎兵に乗せて砂漠を一気に踏破するのだった。
松林の言葉と共に大人3人組は広大な砂漠へと足を踏み入れた。
「なっ!? 砂漠か...、各自熱帯用の装備を着用せよ!」
そう言いながらあいつらは装備を整える。
「あち~な」
「そうだね~」
横川パーティも例に漏れず熱帯用の装備を整えていた。
「ほう~、そんな装備品もあるんだな~」
と俺が感心していると松林に怒られた。
「なっ! 何をしているんだ! 早く装備を替えなさい!」
「いや、俺たち熱帯用の装備とか持ってないんだよなこれが」
俺の言葉に驚く松林。
「なっ...! だったら早く戻りなさい! 熱帯の地で暑さ対策なしは死活問題だ!」
「本気で心配してくれているようで悪いんだが、要するに暑さを凌げればいいんだよな?」
「ああ、そうだが...、装備品もなしにどうやって...」
「蜜香、お前の付与術で砂を宙に浮かせられるよな?」
「うん、できますよ!」
「それで砂の傘を作ろう、そして愛川」
「なに? カズ君?」
「お前の水魔法を使って俺たちに直接日光がかからないように日差しを避けてくれ」
「分かった!」
「そんでもって最後は俺だな、【ドレイク騎士団・騎兵】×4召喚!」
俺たちを乗せる為の亡霊騎兵が現れる。
「和希様、お乗りですか?」
「ああ、頼むぞ」
一瞬にして暑さ対策と足の確保をする俺に唖然としている松林と横川パーティ。
しかし、この広大な砂漠をちまちま歩いてくるのを待っているのも面倒だな。
幸いにも他のパーティは暑さを対策の装備品に身を包んでいるから軽くなっているのを確認した俺は【ドレイク騎士・騎兵】の一体に聞いてみた。
「なあ」
「はっ!」
「あのおっさんくらいなら運べるか?」
「問題ありません!」
「そうか、だったら松林さんと横川のパーティ乗せてやるか」
この場には9人いるのでギリギリ騎兵が足りる。
万が一に備えてミルティを一度カードに戻し、代わりにグレインを俺の影に忍ばせる。
亡霊騎士達は自身の固有能力で誰かの影に忍びこむことができるのだ。
本当に使い勝手のいい仲間を持ったなと思う俺は全員を騎兵に乗せて砂漠を一気に踏破するのだった。
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