最弱系TS魔王アリカちゃんが行く!妹との世直し!人間供を完全支配する為に奴らに味方する【守護天使】は全て滅ぼしちゃえ!

ルシェ(Twitter名はカイトGT)

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砦にて交戦中

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 俺のドルファスバスが先陣を切った事により交戦が発生する。

 俺の狙い通りとはいかず、砦在中の兵士たちが交戦を行なってきたのだ。

 一瞬で砦を落とせると思っていた俺は少し焦ったが、問題はない。

 情報通りならば問題なく制圧できるだろう。

 一応細心の注意を払いながら戦況を見守る。

 まずドルファスバス達の体当たりにより砦の門を破壊し、それに続いてクラウニー率いるアンデット軍団が突っ込む。

 そして頃合いを見計らいケロ次郎を投入し逃げ行く者達を暗殺していく。

 常時こちら優勢で運んでいたアイシア砦攻略だったが、突如として光が降り注ぎアンデット軍団が倒されてしまう。

「なっ!? あの光は!?」

 俺の言葉と共にマリーと同じ魔力の出現に驚いた俺は砦の内部に急ぐ!

(まさか【守護天使】がいたのか!?)

 そう思いながらリウと共に砦内部を上空から観察する。

 砦の内部では既にクラウニーと【守護天使】らしき男と【8天勇者】らしき女性の武闘家が戦っていた。

「やりますね」

「そちらこそ、【冥帝】と言う名は伊達ではないな」

 勇者とクラウニーのやりとりの後で俺たちが乱入する。

「アリカ様!」

 クラウニーの言葉に俺は反射的に言葉を放った。

「あいつらは?」

「【8天勇者】アルメアと【守護天使】キルです!」

 どちらも茶髪だが、やはり女性の方に目がいってしまう。

 アルメアと言う【8天勇者】の見た目は茶髪のポニテールに武闘家っぽい服を着込んだ美人である。

 年は15~17くらいか? 程よい大きさのおっぱいと健康的な肌に思わずゴクリと喉を鳴らす。

「お前がアリカか」

【守護天使】キルが俺に声をかけてきたので返す。

「そうだ、俺がアリカ=ふぉ~しゅん☆だ」

「マリーから聞いてな、お前達が近いうちにこの砦を落としにくる事は分かっていた」

「だから待ち伏せをしていたと?」

「そうだ」

「それにしては人数が少ないんじゃないか?」

 俺の言葉に彼は笑う。

「お前ら如き俺とアルメアだけで充分だ」

 彼はそう言い切ると早速【守護天使装備エンジェル・ウェポン】と化すキル。

 アルメアの両椀と拳に武具が備わり服も少し天使っぽくなるのだが、相変わらず濃い悪の魔力を感じる。

「【8天勇者】の名の元にお前達のような賊軍は葬る!」

 アルメアは健康的な肢体を動かしながら、クラウニーに向かって突っ込んでくるのでした。
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