最弱系TS魔王アリカちゃんが行く！妹との世直し！人間供を完全支配する為に奴らに味方する【守護天使】は全て滅ぼしちゃえ！

【冥帝】大浴場

　俺達は一度第7階層の住民区に戻り、恒例の大浴場紹介を行う。

　無論これは大浴場の説明が大前提だからな！

　別にクラウニーの全裸が見たいとか言う要求は無いぞ！！

「ここは？」

「知らないのか？　まあ教えておいてやる、まずは服を脱ぎます」

　俺がいきなり裸になると彼女は「えっ！？」と声を出す。

「いいから脱げって！　女同士なんだし問題ないだろう？」

「それはそうですけど...、アリカの視線は妙におっさん臭いというか...」

　ぐぬぬ...、やはり気がついているのか。

　そう、俺の生前は20歳の男性サラリーマンだ。

　ひょんな事で美少女に転生した俺はこうやって好きあらば美少女を大浴場に誘ってその裸を楽しんでいるのだ。

　...。

　(あっ！　本心出ちゃった！　忘れてね♡)

　そうこうしているうちに彼女は恥ずかしそうに服を脱ぐ

「あまり脱衣している所をジロジロと見ないでください/// 恥ずかしいので...///」

　とは言われたがガッツリと見る。

　小さくて可愛らしい双璧にすらっとした足♡

　可愛いおへそを眺めた後にぷっくりお尻を眺める♡

　クラウニーが羊の魔物のせいか少し長めの尻尾が気になるが、俺の尻尾の先端のふわふわが彼女の尻尾には全てついているので触ってみたい♡

(めっちゃふわふわそう♡ 触りたい♡ モフりたい♡)

　正直こうして近くにいるだけでも甘い香り漂ってくるのでめっちゃ興奮する♡

　そしてついに大浴場の手をかける。

「ようこそ！　俺が作った大浴場へ！」

「...えっ！？」

　彼女は扉の奥に現れた空間にとてもおどろいていた。

「こ...これは！？　なぜ私の墓所だった地下空洞にこんな大量の水があるんですか！？」

「聞いて驚くな、俺が魔力で作った」

「...えっ！？」

　その回答に再び驚くクラウニー表情は見ていてとても面白い。

「どうだ！！！　すこしは俺の事を凄いと思ったか！？　褒めても良いんだぞ！」

　とない胸を張る俺。

　少し調子に乗っていると、彼女はいきなり膝をつき俺の前にひざまづいた。

　突然のことなので焦った俺は彼女の体調を確認する。

「どうした！？　クラウニー！　具合でも悪いのか！？」

　もしかしたら先の戦いでどこか負傷していたのじゃもしれない。

　そう思っていると...。

「アリカ=ふぉ～しゅん☆ 様、私【冥帝】システィ=クラウニー四世を貴方様の傘下に入れては貰えませんか？」

　いきなりの展開に俺は思わず「はっ？」と呟くのでした。