8 / 48
【システィ=クラウニー四世】
しおりを挟む
「システィ...ね~ね?」
戸惑うリウにシスティ=クラウニー四世はこう呟いた。
「貴女の名前は?」
「えっと...、リウ=ふぉ~しゅん☆ です」
「リウちゃんか! よろしくね!」
「う...う~ん?」
微妙な顔で俺に助けを求めているリウに助け舟を出す。
「システィ? なんか小さくなったな、まあ助かったありがとう」
そう俺がお礼を言うと彼女は小首をかしげる。
「んっ? 貴女は誰ですか?」
「あっ? 俺だよアリカ=ふぉ~しゅん☆ そこにいるリウの姉だ!」
「ああ! そうなんですか! これは失礼しました、私はシスティ=クラウニー四世です」
「だからシスティ! お前のその格好なんなんだよ!」
そう、俺の知っているシスティとは褐色巨乳の美人さんである。
今目の前にいるのは色白ロリなモン娘なのだ。
「...はい? システィ違いでは?」
「...まあこれだけ外見がちがうければ違うか、悪かった」
同姓同名すぎてびっくりした事を伝えて誤解を解いた。
しかし、リウも「システィね~ねと同じような匂いがする」と呟いていたので親戚か何かなのかもしれない。
どちらもシスティ=クラウニーでは名前を呼ぶときに不便なので、いま目の前にいる存在はクラウニーと呼ぶことにした。
そしてブーヤンからチョーカーの鍵を奪い、封じられた魔力を取り戻す俺たち。
「力が...戻ってくる!」
魔力が戻った事ですごく嬉しそうに桜の魔力羽を展開する妹の姿は愛らしい...。
翼を広げて大空を飛び交う姿はまさしく桜の妖精のようだ...。
俺がその姿にうっとりしていると、それ以上に感激している者がいた。
そう、クラウニーだ。
「リウちゃん♡ 可愛いですね♡」
まるで愛する者を狙うような野獣の眼光で妹を見つめている彼女からは出会った初期のような美少女の面影は殆どない。
性欲を満たそうとする男のような表情に正直引く俺なのだった。
戸惑うリウにシスティ=クラウニー四世はこう呟いた。
「貴女の名前は?」
「えっと...、リウ=ふぉ~しゅん☆ です」
「リウちゃんか! よろしくね!」
「う...う~ん?」
微妙な顔で俺に助けを求めているリウに助け舟を出す。
「システィ? なんか小さくなったな、まあ助かったありがとう」
そう俺がお礼を言うと彼女は小首をかしげる。
「んっ? 貴女は誰ですか?」
「あっ? 俺だよアリカ=ふぉ~しゅん☆ そこにいるリウの姉だ!」
「ああ! そうなんですか! これは失礼しました、私はシスティ=クラウニー四世です」
「だからシスティ! お前のその格好なんなんだよ!」
そう、俺の知っているシスティとは褐色巨乳の美人さんである。
今目の前にいるのは色白ロリなモン娘なのだ。
「...はい? システィ違いでは?」
「...まあこれだけ外見がちがうければ違うか、悪かった」
同姓同名すぎてびっくりした事を伝えて誤解を解いた。
しかし、リウも「システィね~ねと同じような匂いがする」と呟いていたので親戚か何かなのかもしれない。
どちらもシスティ=クラウニーでは名前を呼ぶときに不便なので、いま目の前にいる存在はクラウニーと呼ぶことにした。
そしてブーヤンからチョーカーの鍵を奪い、封じられた魔力を取り戻す俺たち。
「力が...戻ってくる!」
魔力が戻った事ですごく嬉しそうに桜の魔力羽を展開する妹の姿は愛らしい...。
翼を広げて大空を飛び交う姿はまさしく桜の妖精のようだ...。
俺がその姿にうっとりしていると、それ以上に感激している者がいた。
そう、クラウニーだ。
「リウちゃん♡ 可愛いですね♡」
まるで愛する者を狙うような野獣の眼光で妹を見つめている彼女からは出会った初期のような美少女の面影は殆どない。
性欲を満たそうとする男のような表情に正直引く俺なのだった。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
食うために軍人になりました。
KBT
ファンタジー
ヴァランタイン帝国の片田舎ダウスター領に最下階位の平民の次男として生まれたリクト。
しかし、両親は悩んだ。次男であるリクトには成人しても継ぐ土地がない。
このままではこの子の未来は暗いものになってしまうだろう。
そう思った両親は幼少の頃よりリクトにを鍛え上げる事にした。
父は家の蔵にあったボロボロの指南書を元に剣術を、母は露店に売っていた怪しげな魔導書を元に魔法を教えた。
それから10年の時が経ち、リクトは成人となる15歳を迎えた。
両親の危惧した通り、継ぐ土地のないリクトは食い扶持を稼ぐために、地元の領軍に入隊試験を受けると、両親譲りの剣術と魔法のおかげで最下階級の二等兵として無事に入隊する事ができた。
軍と言っても、のどかな田舎の軍。
リクトは退役するまで地元でのんびり過ごそうと考えていたが、入隊2日目の朝に隣領との戦争が勃発してしまう。
おまけに上官から剣の腕を妬まれて、単独任務を任されてしまった。
その任務の最中、リクトは平民に対する貴族の専横を目の当たりにする。
生まれながらの体制に甘える貴族社会に嫌気が差したリクトは軍人として出世して貴族の専横に対抗する力を得ようと立身出世の道を歩むのだった。
剣と魔法のファンタジー世界で軍人という異色作品をお楽しみください。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
異世界エステ〜チートスキル『エステ』で美少女たちをマッサージしていたら、いつの間にか裏社会をも支配する異世界の帝王になっていた件〜
福寿草真@植物使いコミカライズ連載中!
ファンタジー
【Sランク冒険者を、お姫様を、オイルマッサージでトロトロにして成り上がり!?】
何の取り柄もないごく普通のアラサー、安間想介はある日唐突に異世界転移をしてしまう。
魔物や魔法が存在するありふれたファンタジー世界で想介が神様からもらったチートスキルは最強の戦闘系スキル……ではなく、『エステ』スキルという前代未聞の力で!?
これはごく普通の男がエステ店を開き、オイルマッサージで沢山の異世界女性をトロトロにしながら、瞬く間に成り上がっていく物語。
スキル『エステ』は成長すると、マッサージを行うだけで体力回復、病気の治療、バフが発生するなど様々な効果が出てくるチートスキルです。
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる