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水の大陸編
記憶〜始めての仲間〜
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俺が勇者になったばかりの頃、仲間を募ったことがあった。
正直にいうと、俺にもパーティを組んでいた時期がある。
俺自身パーティを組んだ方が生存率が上がると思っていたし、普通に考えれば合理的だと思っていた。
だが、俺と組んでくれる人など、そうそうおらず、悪戦苦闘していると。
「私...、ユウリさんのパーティに入ってもいいですよ!」
黒髪の魔法使い、アンナが仲間になってくれた。
彼女の力量は相当な物であり、始まりの大陸であれば上の方の人員だったのだが、彼女の気にいるパーティが見つからなかったので、俺と組んでくれたらしい。
パーティを組んでからある程度経った頃...。
「もう少し上の依頼を受けよう!」
稼ぎの少ない相手にちんたらしていた俺は焦り、ついつい自分の身の丈に合わない依頼を受けてしまった。
彼女はどうにか俺を止めようとしてくれていたのだが、俺の推しに負けて一緒に依頼を受けてくれた。
当時は彼女の方がレベルが高く、魔法に関しては良い師でもあったのだが、勇者である自分がリーダー的なことをしていたのがいけなかった。
時間は進み続ける...。
たとえ...その先に苦しい何かが待ち受けていたとしても...。
正直にいうと、俺にもパーティを組んでいた時期がある。
俺自身パーティを組んだ方が生存率が上がると思っていたし、普通に考えれば合理的だと思っていた。
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パーティを組んでからある程度経った頃...。
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彼女はどうにか俺を止めようとしてくれていたのだが、俺の推しに負けて一緒に依頼を受けてくれた。
当時は彼女の方がレベルが高く、魔法に関しては良い師でもあったのだが、勇者である自分がリーダー的なことをしていたのがいけなかった。
時間は進み続ける...。
たとえ...その先に苦しい何かが待ち受けていたとしても...。
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