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水の大陸編
赤い三輪車「ブンブン」
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私達が遺跡を出てから少し経った時、マオが気になる事を発言した。
「なあ...、タクヤ、このブンブンって赤かったっけ?」
今自分達が載っている機体に疑問を抱いたのか、彼女はタクヤに質問した。
正直言うと、私も気になっていたので、丁度いいと思い「私も気になる」とつけ足す。
すると、彼は普通に答えてくれた。
「ハハッ、このブンブンはな、素材にしたドラゴンと似た色合いになる様に調整されてんだ、今の機体が赤い色ってことは、素材の本体は赤いドラゴンって事だな!」
私は眉をひそめて彼の背中を見る。
彼の言う通り、私は赤いドラゴンだ。
と、言うことは以前にこの機体が素材にしていたのは、青いドラゴンということになるだろう。
そのドラゴンは今どこに...?。
私の頭の中はその事で一杯になっていると、彼は口を動かし始めた。
「僕の予想なんだけど...、この大陸のドラゴンは青色だったんじゃないかな?、ブンブンを最初に見つけた時の色がそうだったし」
言われなくても何となく分かる情報だったのでなんかな~と思っていると、一つの疑問が浮上してきたので質問する。
「あれっ?、そういえばよくブンブンの起動の仕方が分かったわね?」
今一番疑問に思ったことがこれだった。
だって、タクヤはこれを遺跡で見つけたんだよね...、だったら起動の仕方知ってるのはおかしくないか?。
疑いの目を向ける私だったが、彼から返ってきた答えは、予想もしないような事だった。
「ああ、それなら説明書を読んだんだ!、なんか横に落ちてたしな!」
(説明書って...、子供の玩具じゃあるまいし...)
そう思いつつも、本当にそうだったのだろうか?、と疑う自分がいた。
何故かは分からないが、彼は信用できない様な気がする。
タクヤと会ってからは、トントン拍子に話が上手く進んでいるような気がしてならない。
いつも笑顔を返してくる彼が不気味に感じる。
すると、徐に彼が目指している場所の名前を言ってくれた。
「とりあえず、今から王都フロウルに向かうよ!、この大陸で一番大きい都市だし、探し物や探し人ならここが一番だよ!」
そう言いながら、彼はブンブンのスピードを更に早めて、王都フロウルに急いでくれた。
「なあ...、タクヤ、このブンブンって赤かったっけ?」
今自分達が載っている機体に疑問を抱いたのか、彼女はタクヤに質問した。
正直言うと、私も気になっていたので、丁度いいと思い「私も気になる」とつけ足す。
すると、彼は普通に答えてくれた。
「ハハッ、このブンブンはな、素材にしたドラゴンと似た色合いになる様に調整されてんだ、今の機体が赤い色ってことは、素材の本体は赤いドラゴンって事だな!」
私は眉をひそめて彼の背中を見る。
彼の言う通り、私は赤いドラゴンだ。
と、言うことは以前にこの機体が素材にしていたのは、青いドラゴンということになるだろう。
そのドラゴンは今どこに...?。
私の頭の中はその事で一杯になっていると、彼は口を動かし始めた。
「僕の予想なんだけど...、この大陸のドラゴンは青色だったんじゃないかな?、ブンブンを最初に見つけた時の色がそうだったし」
言われなくても何となく分かる情報だったのでなんかな~と思っていると、一つの疑問が浮上してきたので質問する。
「あれっ?、そういえばよくブンブンの起動の仕方が分かったわね?」
今一番疑問に思ったことがこれだった。
だって、タクヤはこれを遺跡で見つけたんだよね...、だったら起動の仕方知ってるのはおかしくないか?。
疑いの目を向ける私だったが、彼から返ってきた答えは、予想もしないような事だった。
「ああ、それなら説明書を読んだんだ!、なんか横に落ちてたしな!」
(説明書って...、子供の玩具じゃあるまいし...)
そう思いつつも、本当にそうだったのだろうか?、と疑う自分がいた。
何故かは分からないが、彼は信用できない様な気がする。
タクヤと会ってからは、トントン拍子に話が上手く進んでいるような気がしてならない。
いつも笑顔を返してくる彼が不気味に感じる。
すると、徐に彼が目指している場所の名前を言ってくれた。
「とりあえず、今から王都フロウルに向かうよ!、この大陸で一番大きい都市だし、探し物や探し人ならここが一番だよ!」
そう言いながら、彼はブンブンのスピードを更に早めて、王都フロウルに急いでくれた。
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