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火の大陸編
火の大陸
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俺たちは桟橋から降りて、火の大陸に足を踏み入れた。
「ここが...、火の大陸!」
マオが大はしゃぎでそこら中を走り回る。
砂浜に早く行こうと、俺たちを呼びつける。
「全く...、まずは宿をとってからな!」
俺はマオを呼び戻すと、海が見える宿を探し始めた。
今日は遊ぶと決めていたのでスムーズに選ぶ。
海に近い場所で宿を取る。
「海いこっ!、海!」
マオは急かすように海に行こうと叫んでいる。
「まあ待て、何事にも準備が必要だろ」
急かすマオをなだめながら、俺は宿の中にある店で色々見て回った。
~宿の部屋~
買い物をすませると、宿内で水着に着替えるのだが、女物の水着など着たことがないので、レスカに教えてもらいながら着替える。
白一色の水着に着替えたのだが、俺は恥ずかしくなってしまう。
男の時は全然気にしなかったのだが、女の姿になると、変に見えていないか妙に緊張してくる。
「うんうん、似合ってますよ!ユウリ!」
レスカに褒められたので変ではないようだ。
「そ...、そうか?...」
俺はそっけない態度を取るものの、本当は喜んでいた。
恋人に容姿を褒められるのは嬉しいものだと再確認する。
レスカにもそれは伝わっていたようで、彼女の笑みが眩しく感じた。
「おお、ユウリの癖になかなか良い体をしている...」
マオのおっさんみたいな発言に俺は苦笑する。
いや、中身はおっさんだったな...
まあ、自分の水着姿を鏡で確認するが、そこそこイケてると思う。
自分の容姿にそこまでの興味はないが、雑誌とかに載っても不自然ではないレベルであることに間違いはないだろう。
「じゃあ、私も水着に着替えますね!」
レスカが俺たちの前で平然と着替えようとしたので、二人掛かりで静止した。
不機嫌そうな顔でこちらを睨むレスカに対して、俺とマオは部屋から出て着替えるのを待った。
~数分後~
「ごめんなさい!、待たせてしまいましたか!?」
レスカが部屋から出てきたのを見た俺は、一瞬呼吸が止まった。
普段のレスカからは想像もできない露出の多さに息を飲んだ。
派手な赤い水着で、健康的なレスカの肌にどうしても目が行ってしまう。
好きな人の肌だからだろうか?、目のやり場に困った俺は背中を向けた。
「ま...まあ、似合ってるぞレスカ...」
俺は恥ずかしそうにレスカの水着姿を褒める。
「本当ですか!?、ユウリにそう言ってもらえると嬉しいです!」
嬉しそうなレスカの声だけで俺は幸福な気持ちになる。
「やっぱり、レスカは色々とすごいな...」
ジロジロとレスカの体を見るマオの目を手で覆った。
「な...何をする!」
「人の恋人の水着姿をジロジロ見てんじゃねぇ!」
なんかこいつにレスカの水着を見られるのは嫌な気分になるので目を覆ったのだ。
マオと会ったばかりの時ならたぶん殴ってのだが、今の俺はほんの少しだけ、マオを信頼しているのかもしれない。
(ありえないな...)
俺は少しだけ笑うと手を離した。
「ジロジロと見なければいいんだ、わかったか?」
「むぅ~、でもそのかわり、今日はしっかり余と遊んでよ!」
俺に指をさしてそう叫ぶ。
「当然だ!、今日の俺は遊びの化身!」
若干キャラ崩壊しているが気にしないユウリ。
(そういえば本気で遊ぶのなんていつぶりだ?)
遊びとは無縁の生活を2年も続けたのだから当然のことだった。
「ユウリ!マオちゃん!、早く行きましょう!、遊ぶ時間なくなっちゃいますよ!」
俺とマオはレスカについて行くように駆け出した。
「ここが...、火の大陸!」
マオが大はしゃぎでそこら中を走り回る。
砂浜に早く行こうと、俺たちを呼びつける。
「全く...、まずは宿をとってからな!」
俺はマオを呼び戻すと、海が見える宿を探し始めた。
今日は遊ぶと決めていたのでスムーズに選ぶ。
海に近い場所で宿を取る。
「海いこっ!、海!」
マオは急かすように海に行こうと叫んでいる。
「まあ待て、何事にも準備が必要だろ」
急かすマオをなだめながら、俺は宿の中にある店で色々見て回った。
~宿の部屋~
買い物をすませると、宿内で水着に着替えるのだが、女物の水着など着たことがないので、レスカに教えてもらいながら着替える。
白一色の水着に着替えたのだが、俺は恥ずかしくなってしまう。
男の時は全然気にしなかったのだが、女の姿になると、変に見えていないか妙に緊張してくる。
「うんうん、似合ってますよ!ユウリ!」
レスカに褒められたので変ではないようだ。
「そ...、そうか?...」
俺はそっけない態度を取るものの、本当は喜んでいた。
恋人に容姿を褒められるのは嬉しいものだと再確認する。
レスカにもそれは伝わっていたようで、彼女の笑みが眩しく感じた。
「おお、ユウリの癖になかなか良い体をしている...」
マオのおっさんみたいな発言に俺は苦笑する。
いや、中身はおっさんだったな...
まあ、自分の水着姿を鏡で確認するが、そこそこイケてると思う。
自分の容姿にそこまでの興味はないが、雑誌とかに載っても不自然ではないレベルであることに間違いはないだろう。
「じゃあ、私も水着に着替えますね!」
レスカが俺たちの前で平然と着替えようとしたので、二人掛かりで静止した。
不機嫌そうな顔でこちらを睨むレスカに対して、俺とマオは部屋から出て着替えるのを待った。
~数分後~
「ごめんなさい!、待たせてしまいましたか!?」
レスカが部屋から出てきたのを見た俺は、一瞬呼吸が止まった。
普段のレスカからは想像もできない露出の多さに息を飲んだ。
派手な赤い水着で、健康的なレスカの肌にどうしても目が行ってしまう。
好きな人の肌だからだろうか?、目のやり場に困った俺は背中を向けた。
「ま...まあ、似合ってるぞレスカ...」
俺は恥ずかしそうにレスカの水着姿を褒める。
「本当ですか!?、ユウリにそう言ってもらえると嬉しいです!」
嬉しそうなレスカの声だけで俺は幸福な気持ちになる。
「やっぱり、レスカは色々とすごいな...」
ジロジロとレスカの体を見るマオの目を手で覆った。
「な...何をする!」
「人の恋人の水着姿をジロジロ見てんじゃねぇ!」
なんかこいつにレスカの水着を見られるのは嫌な気分になるので目を覆ったのだ。
マオと会ったばかりの時ならたぶん殴ってのだが、今の俺はほんの少しだけ、マオを信頼しているのかもしれない。
(ありえないな...)
俺は少しだけ笑うと手を離した。
「ジロジロと見なければいいんだ、わかったか?」
「むぅ~、でもそのかわり、今日はしっかり余と遊んでよ!」
俺に指をさしてそう叫ぶ。
「当然だ!、今日の俺は遊びの化身!」
若干キャラ崩壊しているが気にしないユウリ。
(そういえば本気で遊ぶのなんていつぶりだ?)
遊びとは無縁の生活を2年も続けたのだから当然のことだった。
「ユウリ!マオちゃん!、早く行きましょう!、遊ぶ時間なくなっちゃいますよ!」
俺とマオはレスカについて行くように駆け出した。
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