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薬草採集
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昼食を終えた私達は薬草の採取場所までやってきました。
「地図を見るにだいたいこの辺なんだけど...」
「あっ! あれじゃない!!」
サラが指を刺した方向を見てみると、綺麗な湖があり、その周辺に今回納品予定の薬草が沢山生えていました。
「あれだね、よしっ、じゃあ摘んで行こうか」
私とサラは背負ってきたカゴの中に必要数よりも少しだけ多く薬草を入れました。
あんまり取りすぎても次に取れなくなってしまうので、今回はこのくらいにしておきましょう。
「いっぱい取れたね!」
「ああ、これだけ取ったら充分でしょ、早く町に戻りましょう」
私がいっぱいになったカゴを背負って歩き出した時、誰かに見られている様な気がして振り向いたけれど誰もいませんでした。
「ケロナ姉ちゃん? どうしたの?」
「ううん...、なんでもない気のせいだったみたい」
湖方面を見ても何もありません。
あるのは森の風景のみです。
でも...、一瞬だけですが殺気の様な物を感じました。
あれはなんだったのでしょうか?。
...。
ここで考えていても仕方がないので取り敢えず帰りましょう。
帰り道の間、私はずっと後方に気を配りながら森を抜けました。
今回は何事もなく町まで戻って来られましたが、あの殺気の正体が気になって今日は寝付けそうにありません。
(あれはなんだったのかしら...、明日また森での依頼を受けて視線の正体を探った方がいいわね)
そう思っていた翌朝。
冒険者ギルドに向かった私達が最初に見たのは、昨日向かった森に現れる【レッドウルフ】と呼ばれる個体の討伐依頼でした。
「地図を見るにだいたいこの辺なんだけど...」
「あっ! あれじゃない!!」
サラが指を刺した方向を見てみると、綺麗な湖があり、その周辺に今回納品予定の薬草が沢山生えていました。
「あれだね、よしっ、じゃあ摘んで行こうか」
私とサラは背負ってきたカゴの中に必要数よりも少しだけ多く薬草を入れました。
あんまり取りすぎても次に取れなくなってしまうので、今回はこのくらいにしておきましょう。
「いっぱい取れたね!」
「ああ、これだけ取ったら充分でしょ、早く町に戻りましょう」
私がいっぱいになったカゴを背負って歩き出した時、誰かに見られている様な気がして振り向いたけれど誰もいませんでした。
「ケロナ姉ちゃん? どうしたの?」
「ううん...、なんでもない気のせいだったみたい」
湖方面を見ても何もありません。
あるのは森の風景のみです。
でも...、一瞬だけですが殺気の様な物を感じました。
あれはなんだったのでしょうか?。
...。
ここで考えていても仕方がないので取り敢えず帰りましょう。
帰り道の間、私はずっと後方に気を配りながら森を抜けました。
今回は何事もなく町まで戻って来られましたが、あの殺気の正体が気になって今日は寝付けそうにありません。
(あれはなんだったのかしら...、明日また森での依頼を受けて視線の正体を探った方がいいわね)
そう思っていた翌朝。
冒険者ギルドに向かった私達が最初に見たのは、昨日向かった森に現れる【レッドウルフ】と呼ばれる個体の討伐依頼でした。
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