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コンビニ
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普通に入店した私達は、電話がないか探してみる。
今の時代スマホを持っているのが常識なのだが、まだ私達は中学生なので親に買ってもらっていないのだ。
「誰も居ないな...」
し~んと静まり返ったコンビニは不気味な雰囲気を演出している。
「とりあえず店の奥に誰かいないか見てくるから、歩美はそこで待ってろ」
お兄ちゃんはそれだけ言うと店の奥を探索し始めた。
一人になった私は、漫画でも読もうと思って雑誌コーナーへと向かった。
商品棚を曲がった時、人にぶつかったのか衝撃があったのでとりあえず謝った。
「ごめんなさい、前よく見てな...」
私は言葉を失う。
確かにぶつかったのは人ではあった。
だが、よく見てみると皮膚の損傷が激しく異形の存在に思えた。
「きゃぁぁぁぁぁ!!!」
思わず悲鳴をあげた。
人が見たこともない存在を見たとき、このような悲鳴をあげると言うことは恐怖したと言うことである。
「どうした歩美!!」
お兄ちゃんが来てくれた時にはもう遅かった。
私の右腕は噛みつかれ、激しい激痛に襲われていた。
「この野郎!!」
お兄ちゃんがその人を蹴飛ばして私を助けてくれた。
「大丈夫か!?」
決死の声で私に叫に叫ぶ。
「うん!ちょっと怪我しちゃったけど大丈夫!!」
怪我をした左腕を抑えながら立ち上がる。
「走れるか?」
「いけると思う」
私がそう答えると、お兄ちゃんは私の手を掴み走り出す。
「さっさと逃げるぞ、あんな奴に構ってられるか!」
せっかくコンビニを見つけたのにこんな事になるなんて...。
...?、なんか寒気がする気が...。
今の時代スマホを持っているのが常識なのだが、まだ私達は中学生なので親に買ってもらっていないのだ。
「誰も居ないな...」
し~んと静まり返ったコンビニは不気味な雰囲気を演出している。
「とりあえず店の奥に誰かいないか見てくるから、歩美はそこで待ってろ」
お兄ちゃんはそれだけ言うと店の奥を探索し始めた。
一人になった私は、漫画でも読もうと思って雑誌コーナーへと向かった。
商品棚を曲がった時、人にぶつかったのか衝撃があったのでとりあえず謝った。
「ごめんなさい、前よく見てな...」
私は言葉を失う。
確かにぶつかったのは人ではあった。
だが、よく見てみると皮膚の損傷が激しく異形の存在に思えた。
「きゃぁぁぁぁぁ!!!」
思わず悲鳴をあげた。
人が見たこともない存在を見たとき、このような悲鳴をあげると言うことは恐怖したと言うことである。
「どうした歩美!!」
お兄ちゃんが来てくれた時にはもう遅かった。
私の右腕は噛みつかれ、激しい激痛に襲われていた。
「この野郎!!」
お兄ちゃんがその人を蹴飛ばして私を助けてくれた。
「大丈夫か!?」
決死の声で私に叫に叫ぶ。
「うん!ちょっと怪我しちゃったけど大丈夫!!」
怪我をした左腕を抑えながら立ち上がる。
「走れるか?」
「いけると思う」
私がそう答えると、お兄ちゃんは私の手を掴み走り出す。
「さっさと逃げるぞ、あんな奴に構ってられるか!」
せっかくコンビニを見つけたのにこんな事になるなんて...。
...?、なんか寒気がする気が...。
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