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よからぬ仕事【改☆】
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俺たちがイベントを終えてからお茶をしていた所、新たな仕事が入ってきた。
その仕事内容というのが【港町リュアタール】にてイベントを開催して欲しいとのことだったのだ。
別にこれ自体はいつもの仕事なので構わないのだが、問題は距離である。
以前その町に向かった時にはミユキに頼んで安全に運んで貰ったのだが、今回はその輸送作戦が使えないのだ。
なぜなら、ミユキには高級チケットを買った人たちの護衛権運び役をやって貰っているので、どうしてもこちらにまで手が回ってこないのである。
仕方なく馬車による移動に決めたのだが、やはりと言うべきか移動中に何度も襲われた。
あれだけアイドル活動をしてしまえばこう言うことも起こる事だとは思っていたのだが、我らアリカ☆ の力を舐めて貰っては困る!。
10人くらいの集団であればチユキだけでも撃退できるし、なんならヨミでもなんとかしてしまうだろう。
それにフルパワーのリウならある程度強力な相手でも返り討ちにしてしまう為、徐々に襲撃者の数は減っていった。
しかし、それでも襲撃者がいつ来るか分からないと言う心の圧迫みたいな物はある。
なので早めに目的地につかないかな~とは思ってしまう。
なんせ帰り道にも同じ苦行が待ち構えているのだから...。
~港町近くの村~
ディクと俺たちを乗せた馬車が港町近くの村で休憩をとっていると、俺たち宛の差し入れが受け渡された。
白い箱の中身は美味しそうなクッキーであり、俺たちはなんの疑いもなくそれらを食べる。
パリっとした食感に程よく甘い味。
総じて美味しいと言えるクッキーに笑みを浮かべていると、少し眠気が襲ってきた。
「悪い...、俺ちょっと寝る...」
そう言って今日泊まる予定のあった宿に一足先に向かう俺。
そのまま鍵を閉めて1人眠りにつくのでした。
その仕事内容というのが【港町リュアタール】にてイベントを開催して欲しいとのことだったのだ。
別にこれ自体はいつもの仕事なので構わないのだが、問題は距離である。
以前その町に向かった時にはミユキに頼んで安全に運んで貰ったのだが、今回はその輸送作戦が使えないのだ。
なぜなら、ミユキには高級チケットを買った人たちの護衛権運び役をやって貰っているので、どうしてもこちらにまで手が回ってこないのである。
仕方なく馬車による移動に決めたのだが、やはりと言うべきか移動中に何度も襲われた。
あれだけアイドル活動をしてしまえばこう言うことも起こる事だとは思っていたのだが、我らアリカ☆ の力を舐めて貰っては困る!。
10人くらいの集団であればチユキだけでも撃退できるし、なんならヨミでもなんとかしてしまうだろう。
それにフルパワーのリウならある程度強力な相手でも返り討ちにしてしまう為、徐々に襲撃者の数は減っていった。
しかし、それでも襲撃者がいつ来るか分からないと言う心の圧迫みたいな物はある。
なので早めに目的地につかないかな~とは思ってしまう。
なんせ帰り道にも同じ苦行が待ち構えているのだから...。
~港町近くの村~
ディクと俺たちを乗せた馬車が港町近くの村で休憩をとっていると、俺たち宛の差し入れが受け渡された。
白い箱の中身は美味しそうなクッキーであり、俺たちはなんの疑いもなくそれらを食べる。
パリっとした食感に程よく甘い味。
総じて美味しいと言えるクッキーに笑みを浮かべていると、少し眠気が襲ってきた。
「悪い...、俺ちょっと寝る...」
そう言って今日泊まる予定のあった宿に一足先に向かう俺。
そのまま鍵を閉めて1人眠りにつくのでした。
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