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蛙の群れ【改☆】
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ぴょんぴょん飛び跳ねて現れたのは大量の蛙だった。
「ひぇぇ~!! 気持ち悪っ!!」
俺が圧巻の光景にどよめいていると、彼女は嫌そうな顔をして俺にこう言う。
「ちょっと! 気持ち悪いとか言わないで! この子達は私の友達でもあるんだから」
その言葉を聞いた時に思い出した。
(そうだった!! すっかり忘れてたけどケロナは蛙のモン娘だった!!)
自分で作った魔物の種族さえ忘れてしまうとは...、年月の経過とは恐ろしい物だな。
彼女は無数の蛙達と話していく。
「ゲコゲコ」
「ふんふん、それで?」
「ゲコゲコ」
「そうなんだ!、これはちょっと急いだほうがいいかもね」
何を話しているのかさっぱり分からないが、多分リウ達の居場所に見当がついたのだろう。
「ありがとう、また今度お礼をさせてね」
彼女がそう呟くと大量にいた蛙達は森の中へと戻って行った。
あまりにも突拍子な出来事に俺はしばらくの間固まっていたのだが、彼女に肩を叩かれて我に返る。
「リウ達の居場所が分かった、急いだほうがいいかもしれない」
急に慌てた様子になる彼女を見て只事ではないと確信する俺。
「何かあったのか?」
「ええ、どうやらリウ達は何者かに襲われたみたい」
妹が襲われたというワードに俺の中に怒りが芽生える。
「なに~!! どこのどいつだそんな事をするのは!!」
カンカンに怒った状態でケロナに聞いてみたのだが、彼女は少し俯いた後に答えを返してくれた。
「それが...、どこからともなく現れた狼のような魔物らしいんだ、蛙達から聞いた限りではヤシャが先に襲われてそれを庇ったリウが傷を負ったまま戦っているらしい」
その会話を聞き終えた直後にヨミが声をあげる。
「ヤシャが襲われた!?」
明らかに動揺しているのは俺だけではないようだ。
「ヤシャとは友達なのか?」
俺の質問に彼女はコクリと頷く。
「そうか、なら助けに行かないとな!」
俺たちはケロナ先導の元、リウ達の元へと向かうのでした。
「ひぇぇ~!! 気持ち悪っ!!」
俺が圧巻の光景にどよめいていると、彼女は嫌そうな顔をして俺にこう言う。
「ちょっと! 気持ち悪いとか言わないで! この子達は私の友達でもあるんだから」
その言葉を聞いた時に思い出した。
(そうだった!! すっかり忘れてたけどケロナは蛙のモン娘だった!!)
自分で作った魔物の種族さえ忘れてしまうとは...、年月の経過とは恐ろしい物だな。
彼女は無数の蛙達と話していく。
「ゲコゲコ」
「ふんふん、それで?」
「ゲコゲコ」
「そうなんだ!、これはちょっと急いだほうがいいかもね」
何を話しているのかさっぱり分からないが、多分リウ達の居場所に見当がついたのだろう。
「ありがとう、また今度お礼をさせてね」
彼女がそう呟くと大量にいた蛙達は森の中へと戻って行った。
あまりにも突拍子な出来事に俺はしばらくの間固まっていたのだが、彼女に肩を叩かれて我に返る。
「リウ達の居場所が分かった、急いだほうがいいかもしれない」
急に慌てた様子になる彼女を見て只事ではないと確信する俺。
「何かあったのか?」
「ええ、どうやらリウ達は何者かに襲われたみたい」
妹が襲われたというワードに俺の中に怒りが芽生える。
「なに~!! どこのどいつだそんな事をするのは!!」
カンカンに怒った状態でケロナに聞いてみたのだが、彼女は少し俯いた後に答えを返してくれた。
「それが...、どこからともなく現れた狼のような魔物らしいんだ、蛙達から聞いた限りではヤシャが先に襲われてそれを庇ったリウが傷を負ったまま戦っているらしい」
その会話を聞き終えた直後にヨミが声をあげる。
「ヤシャが襲われた!?」
明らかに動揺しているのは俺だけではないようだ。
「ヤシャとは友達なのか?」
俺の質問に彼女はコクリと頷く。
「そうか、なら助けに行かないとな!」
俺たちはケロナ先導の元、リウ達の元へと向かうのでした。
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