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【蒼蛙】サイド③【改☆】
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暫く空中から辺りを見回していたのだが、ここでとある違和感に気がついた。
(この場所...、とんでもなく広い!!)
明らかに海底神殿の大きさよりも遥かに遠い距離をティラスに乗って高速移動していると言うのに、まだまだ果てが見えてこない。
この感じはまさしく世界と言っても相違ない。
暫くそうやって進んでいると、不自然な人工物が見えたので着陸して見る事にした。
(なんでこんな所に扉が...?)
ポツンと沼の真ん中に浮いてある扉からは妙な圧がかかっているように見える。
しかし、この沼を彷徨っていても脱出できる目処は立たないと言うもの。
意を決して扉を開けて見ると...。
「えっ...?」
辺り一面が白い砂浜と青い海の南国の世界でした。
(待って!? 理解が追いつかない!)
海底神殿の中に侵入したかと思えば沼が広がり、今度は沼の中に浮かぶ扉を開いて見たら南国だ。
頭の中で整理していかないとこの不可解な現象に追いついていけないのである。
取り敢えずドラゴン化を解いたティラスが南国の世界を見据えると、なにか気がついたように言葉を漏らした。
「ここは...、ノース漁業の砂浜に似ているな...」
「そう?、まあ砂浜なんてどこも似たようなものじゃない?、それにここはノース漁村の砂浜よりも気温が高いしね」
明らかに上で戦った時よりも気温が高い、先程の沼と比べればだいぶ差がある。
「まあな...」
砂浜が似てるなんてなんの見解にもならない。
私がはぁっとため息を吐いていると...。
「ケロナさん?」
「ユカか?」
声質的にユカだろう。
振り返って見ると、そこにはユカとリュアがいた。
取り敢えず2人と私達で話し合いを始め、この場所についての意見を言い合うことにしよう。
~話し合い中~
「俺たちはここにくる前に雪山と湖の世界を通って来た、どうやら扉をくぐれば次の世界に行けるようだ」
そうユカが答えると、次にリュアが話し始める。
「そうそう、雪山も湖も走破したけど、ここは気温の良い砂浜みたいだから走破は楽そうね」
...。
明るくそう告げる彼女を見て私もそう思っていた。
けれど...。
このままギサラの思惑通りに世界を渡り歩いて良いのかと思うのでした。
(この場所...、とんでもなく広い!!)
明らかに海底神殿の大きさよりも遥かに遠い距離をティラスに乗って高速移動していると言うのに、まだまだ果てが見えてこない。
この感じはまさしく世界と言っても相違ない。
暫くそうやって進んでいると、不自然な人工物が見えたので着陸して見る事にした。
(なんでこんな所に扉が...?)
ポツンと沼の真ん中に浮いてある扉からは妙な圧がかかっているように見える。
しかし、この沼を彷徨っていても脱出できる目処は立たないと言うもの。
意を決して扉を開けて見ると...。
「えっ...?」
辺り一面が白い砂浜と青い海の南国の世界でした。
(待って!? 理解が追いつかない!)
海底神殿の中に侵入したかと思えば沼が広がり、今度は沼の中に浮かぶ扉を開いて見たら南国だ。
頭の中で整理していかないとこの不可解な現象に追いついていけないのである。
取り敢えずドラゴン化を解いたティラスが南国の世界を見据えると、なにか気がついたように言葉を漏らした。
「ここは...、ノース漁業の砂浜に似ているな...」
「そう?、まあ砂浜なんてどこも似たようなものじゃない?、それにここはノース漁村の砂浜よりも気温が高いしね」
明らかに上で戦った時よりも気温が高い、先程の沼と比べればだいぶ差がある。
「まあな...」
砂浜が似てるなんてなんの見解にもならない。
私がはぁっとため息を吐いていると...。
「ケロナさん?」
「ユカか?」
声質的にユカだろう。
振り返って見ると、そこにはユカとリュアがいた。
取り敢えず2人と私達で話し合いを始め、この場所についての意見を言い合うことにしよう。
~話し合い中~
「俺たちはここにくる前に雪山と湖の世界を通って来た、どうやら扉をくぐれば次の世界に行けるようだ」
そうユカが答えると、次にリュアが話し始める。
「そうそう、雪山も湖も走破したけど、ここは気温の良い砂浜みたいだから走破は楽そうね」
...。
明るくそう告げる彼女を見て私もそう思っていた。
けれど...。
このままギサラの思惑通りに世界を渡り歩いて良いのかと思うのでした。
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