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【冥帝】サイド㉔【改☆】
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わしの放った魔法はギサラに当たる前に消失した。
「な...!」
わしが驚きの声をあげると、今度は彼が魔法を放ってくる。
「お返しだ」
凄まじい熱気のこもる火炎の玉が放出された!。
かなり大きい!! 推定10~12メートルくらいはある!!。
とにかくその魔法の勢いを削ぐために風の魔法や悪魔の腕を放ったが...。
「止まらん!!」
まさか魔法力でわしが人間に劣るとは思わなかった。
とにかく削れるだけ削った後は【獅子暴風壁】で風のバリアーを貼る。
「くそっ!!」
とにかく防御系の魔法を唱え続けるが意味があるかは分からない。
でもするしかないのだ。
後は直撃するまでの時間出来るだけ呪文を唱えるだけだと思っていると...。
「【聖盾】!!」
と言う言葉と共に天使の羽根が生えたような装飾が施されている巨大な魔力盾が発生し、ギサラの魔法攻撃を食い止めた!。
「誰じゃ!?」
わしが声のした方を見ると、チュリアの奴が片手を掲げていたので驚く!。
「まさかこの盾を発生させたのはチュリアなのか!? というか怪我はどうした!?」
わしの驚き顔にアリカが笑う。
「俺がやった、ティラスから貰い受けた【神豆】のお陰でチュリアを救えたんだ」
「なるほど、あの豆を使ったのか」
わしもあの豆の効能はよく知っているのでなるほどと手を叩いた。
(グッジョブじゃアリカ、今が【神豆】を使うナイスタイミングじゃったぞ)
チュリアは現に死にかけていたので、あの状態から命を繋ぎ止めるには【神豆】はこれ以上ないほどにうってつけのアイテムじゃろう。
わしがそう思っていると、強大な魔法に耐えたチュリアの盾を見て笑う者がいた。
そう、ギサラだ。
「ふははは! 素晴らしいぞアリカ☆!! よもや今の俺が放つ魔法を真正面から受け止めるとはな...、褒めてやろう」
上から目線の言葉を続ける彼だったが、実際彼の方が有利な事に変わらない。
数的優位こそ取っているものの、やはり奴の力は強大だ。
「ならば...、2発ならどうだ?」
今度はあの馬鹿みたいな火力の魔法を2個も放出してきた!。
(馬鹿な!? 仲間も巻き添えにする気か!?)
そうおもっているとチュリアがこう叫んだ!。
「私は...、こんな事で二度と大切な家族を失いたくない!!」
その瞬間!! チュリアを取り巻く気配が変わる!!。
明らかに優しい気配が彼女から感じられ、二つの【聖盾】が出現し、迫り来る巨大な炎の渦からわしらを守ってくれた。
と同時にわしは気がつく。
「チュリア...、お主まさか...!」
「はいシスティ様...、私は【極限】の力に目覚めました!!」
「な...!」
わしが驚きの声をあげると、今度は彼が魔法を放ってくる。
「お返しだ」
凄まじい熱気のこもる火炎の玉が放出された!。
かなり大きい!! 推定10~12メートルくらいはある!!。
とにかくその魔法の勢いを削ぐために風の魔法や悪魔の腕を放ったが...。
「止まらん!!」
まさか魔法力でわしが人間に劣るとは思わなかった。
とにかく削れるだけ削った後は【獅子暴風壁】で風のバリアーを貼る。
「くそっ!!」
とにかく防御系の魔法を唱え続けるが意味があるかは分からない。
でもするしかないのだ。
後は直撃するまでの時間出来るだけ呪文を唱えるだけだと思っていると...。
「【聖盾】!!」
と言う言葉と共に天使の羽根が生えたような装飾が施されている巨大な魔力盾が発生し、ギサラの魔法攻撃を食い止めた!。
「誰じゃ!?」
わしが声のした方を見ると、チュリアの奴が片手を掲げていたので驚く!。
「まさかこの盾を発生させたのはチュリアなのか!? というか怪我はどうした!?」
わしの驚き顔にアリカが笑う。
「俺がやった、ティラスから貰い受けた【神豆】のお陰でチュリアを救えたんだ」
「なるほど、あの豆を使ったのか」
わしもあの豆の効能はよく知っているのでなるほどと手を叩いた。
(グッジョブじゃアリカ、今が【神豆】を使うナイスタイミングじゃったぞ)
チュリアは現に死にかけていたので、あの状態から命を繋ぎ止めるには【神豆】はこれ以上ないほどにうってつけのアイテムじゃろう。
わしがそう思っていると、強大な魔法に耐えたチュリアの盾を見て笑う者がいた。
そう、ギサラだ。
「ふははは! 素晴らしいぞアリカ☆!! よもや今の俺が放つ魔法を真正面から受け止めるとはな...、褒めてやろう」
上から目線の言葉を続ける彼だったが、実際彼の方が有利な事に変わらない。
数的優位こそ取っているものの、やはり奴の力は強大だ。
「ならば...、2発ならどうだ?」
今度はあの馬鹿みたいな火力の魔法を2個も放出してきた!。
(馬鹿な!? 仲間も巻き添えにする気か!?)
そうおもっているとチュリアがこう叫んだ!。
「私は...、こんな事で二度と大切な家族を失いたくない!!」
その瞬間!! チュリアを取り巻く気配が変わる!!。
明らかに優しい気配が彼女から感じられ、二つの【聖盾】が出現し、迫り来る巨大な炎の渦からわしらを守ってくれた。
と同時にわしは気がつく。
「チュリア...、お主まさか...!」
「はいシスティ様...、私は【極限】の力に目覚めました!!」
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