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世界最強最速潜水軍艦!!『ミレイア=しゃわ〜☆』誕生!!
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翌日、再び演習が行われたが...。
「うぉっ!!、スピードが段違いに上がってる!!」
とか。
「旋回性能が従来の30倍以上です!」
とか。
「使い勝手が上がって、やり方は昔と何一つ変わっていないのは好印象だ」
とか。
「早いわりにあまり揺れないな...、これなら射撃の邪魔にもならなそう」
など良い事ずくめな事を皆が実感しているようで安心した。
一応潜水モードもあるのだが、それだと火薬兵器に頼っているこの軍艦では攻撃が出来ないと知りちょっと勿体無いとは思ったけれど、好評なようで何よりだ。
スピードと旋回性能が跳ね上がった事はよく分かるだろうけど、なぜ射撃がしやすいのかにはカラクリがある。
実はこの船、もといミレイアにのみ波の負荷がかかっているのだ。
船体には全く波がかからないように彼女が魔力で波の流れを調整してくれているお陰で船体が揺れる事がなく、結果的に狙いやすくなっているのである。
「すごいなアリカ様は...、こんな大きな生き物を従えてるなんて思わなかったぞ...」
艦長の言葉にパルナが過剰に反応した。
「そうでしょ!そうでしょ!、アリカ様は私たちサイラ王国に新鮮な野菜の提供をしてくれているだけでは無いのです!、優秀な兵士の育成や守りの強化を施した上でこんな凄い魔物も提供してくれてるんですよ!」
ハキハキと答えるパルナの勢いに艦長もタジタジだ。
「あ...ああ、私自身そうとう驚いているよ、この職について長いが、ここまで賢いモンスターを5体も育成しているテイマーなんて始めて見た」
「ああ...うん!そうだね!」
はははと苦笑いしながら【キャラメイキング】の事はひた隠す。
今更かも知れないけれど、この能力っていわゆる【反則】だからな、悪い人に悪用されたらきっと世界征服できてしまうし、下手をすれば守るべき自国の民を傷つけてしまうかも知れない諸刃の剣なのはいうまでも無い。
だから俺が育成したモンスターだと言い張るのが一番なのだ。
...とは言え、どう考えても強力なモンスターを沢山従えているのは明白。
それこそ並みのテイマーでは絶対に従えられないであろう量と質を兼ね備えているとユカに何度も言われた。
そもそも、1匹のモンスターに人語を覚えさせて初期のリュアくらいに強くするだけでもかなりの月日を要してしまうらしい。
彼の言う事を鵜呑みにするのであれば、俺には恐らくテイマーとしての資質が物凄くあるとの事だ。
事情を知らない艦長などの一般人には俺の育てたモンスターだと思って貰うことにしている。
その方が『私が作りました!』と宣言するよりも遥かに危険度が変わってくるからだ。
強力なモンスターを作ることが多くなってきた昨今、あまり自分の能力を公にするのはまずいと思い始めたからこその対策である。
ただ...、既に口外されてしまった情報には歯止めが効かないので、今更俺の能力の情報規制がどこまで有効かはわからない。
人の口から口に回り、もしかしたら大陸の外にまで噂くらいは出ているのかもしれない。
まあ...、あくまで生み出すキャラの強さに上限がないであろう【キャラメイキング】が異常なのであって、【ダンジョンメイキング】の方は魔王であれば覚えている者も少なからずいるらしく、こちらは隠す必要がないらしい。
なんとも言い難い現状に対し、苦笑いしかできない俺なのでした。
「うぉっ!!、スピードが段違いに上がってる!!」
とか。
「旋回性能が従来の30倍以上です!」
とか。
「使い勝手が上がって、やり方は昔と何一つ変わっていないのは好印象だ」
とか。
「早いわりにあまり揺れないな...、これなら射撃の邪魔にもならなそう」
など良い事ずくめな事を皆が実感しているようで安心した。
一応潜水モードもあるのだが、それだと火薬兵器に頼っているこの軍艦では攻撃が出来ないと知りちょっと勿体無いとは思ったけれど、好評なようで何よりだ。
スピードと旋回性能が跳ね上がった事はよく分かるだろうけど、なぜ射撃がしやすいのかにはカラクリがある。
実はこの船、もといミレイアにのみ波の負荷がかかっているのだ。
船体には全く波がかからないように彼女が魔力で波の流れを調整してくれているお陰で船体が揺れる事がなく、結果的に狙いやすくなっているのである。
「すごいなアリカ様は...、こんな大きな生き物を従えてるなんて思わなかったぞ...」
艦長の言葉にパルナが過剰に反応した。
「そうでしょ!そうでしょ!、アリカ様は私たちサイラ王国に新鮮な野菜の提供をしてくれているだけでは無いのです!、優秀な兵士の育成や守りの強化を施した上でこんな凄い魔物も提供してくれてるんですよ!」
ハキハキと答えるパルナの勢いに艦長もタジタジだ。
「あ...ああ、私自身そうとう驚いているよ、この職について長いが、ここまで賢いモンスターを5体も育成しているテイマーなんて始めて見た」
「ああ...うん!そうだね!」
はははと苦笑いしながら【キャラメイキング】の事はひた隠す。
今更かも知れないけれど、この能力っていわゆる【反則】だからな、悪い人に悪用されたらきっと世界征服できてしまうし、下手をすれば守るべき自国の民を傷つけてしまうかも知れない諸刃の剣なのはいうまでも無い。
だから俺が育成したモンスターだと言い張るのが一番なのだ。
...とは言え、どう考えても強力なモンスターを沢山従えているのは明白。
それこそ並みのテイマーでは絶対に従えられないであろう量と質を兼ね備えているとユカに何度も言われた。
そもそも、1匹のモンスターに人語を覚えさせて初期のリュアくらいに強くするだけでもかなりの月日を要してしまうらしい。
彼の言う事を鵜呑みにするのであれば、俺には恐らくテイマーとしての資質が物凄くあるとの事だ。
事情を知らない艦長などの一般人には俺の育てたモンスターだと思って貰うことにしている。
その方が『私が作りました!』と宣言するよりも遥かに危険度が変わってくるからだ。
強力なモンスターを作ることが多くなってきた昨今、あまり自分の能力を公にするのはまずいと思い始めたからこその対策である。
ただ...、既に口外されてしまった情報には歯止めが効かないので、今更俺の能力の情報規制がどこまで有効かはわからない。
人の口から口に回り、もしかしたら大陸の外にまで噂くらいは出ているのかもしれない。
まあ...、あくまで生み出すキャラの強さに上限がないであろう【キャラメイキング】が異常なのであって、【ダンジョンメイキング】の方は魔王であれば覚えている者も少なからずいるらしく、こちらは隠す必要がないらしい。
なんとも言い難い現状に対し、苦笑いしかできない俺なのでした。
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