566 / 968
火炎魔法の特性?
しおりを挟む
私がどうやって【火炎魔法】の射程を伸ばしたのか聞いてみると、彼女は銃の形に手を作り、説明し始めました。
「【火炎魔法】を伸びるようにイメージしたら指が自然とこの形になったんですよ、そしたら指の先から射程距離が伸びた炎が出たと言うわけです」
「えっ?、それだけ?」
「はいっ、それだけです」
...、本当にそんな事だけで魔法の射程が上がるのだろうか?。
少し考えて見たのだが、私だけでは結論が出せない。
そんなちょっとした事で魔法の強さが変わるのであれば、自分も彼女のようにアイデア1つで魔法の可能性を引き出せるかもと思えた訳です。
「ま...まあ疑っている訳じゃないが一応見せてくれないか?」
「はい、良いですけど...」
彼女は銃の形に手を作り、そのまま火炎魔法を扱う。
「【火炎魔法】!」
彼女が呪文を唱え終わると、確かに射程の伸びた炎が噴出する。
「確かにそのようだな...」
まさかそんな事で魔法の性質が変わるなんて思いもしなかったが、彼女のやり方を真似て自分も水魔法を放ってみる。
「こうか?」
取り敢えず試して見たのだが、水魔法の場合変化はなかった。
ならば雷魔法は?と思い試して見たが、やはり変わらない。
炎魔法の特性なのか、それともティアにとって射程を伸ばすイメージが偶然にも炎魔法と噛み合い、射程をこれほどまでに伸ばしたのか興味は尽きない。
取り敢えず、私と彼女では魔法に対してのイメージが違うのだろうという事にした。
「ポーズを変えるだけで魔法の強さが変わるなんてね...、ティアってもしかしたら剣よりも魔法の方が才能あるんじゃない?」
「いえ、私はれっきとした騎士の家系ですよ?、魔法の適正の方が剣の適正よりも上な筈が無いですよ」
と彼女は茶化していたのだが、どうにも彼女は魔法を学んだ方が才能の花が開くと思うのだ。
どちらにせよ、彼女のやる気次第といえばそれまでなのであまり強く言わないようにしよう。
そうしていると、水が引き切り次の部屋の道が出現しました。
「取り敢えず進もうか、もしかしたらこの先も2人以上じゃないと攻略できないのかもしれないから」
「わかりました!早く終わらせてヨミちゃんの所へ戻りましょう!」
私と彼女はそのまま次の試練にへと足を踏み入れるのでした。
「【火炎魔法】を伸びるようにイメージしたら指が自然とこの形になったんですよ、そしたら指の先から射程距離が伸びた炎が出たと言うわけです」
「えっ?、それだけ?」
「はいっ、それだけです」
...、本当にそんな事だけで魔法の射程が上がるのだろうか?。
少し考えて見たのだが、私だけでは結論が出せない。
そんなちょっとした事で魔法の強さが変わるのであれば、自分も彼女のようにアイデア1つで魔法の可能性を引き出せるかもと思えた訳です。
「ま...まあ疑っている訳じゃないが一応見せてくれないか?」
「はい、良いですけど...」
彼女は銃の形に手を作り、そのまま火炎魔法を扱う。
「【火炎魔法】!」
彼女が呪文を唱え終わると、確かに射程の伸びた炎が噴出する。
「確かにそのようだな...」
まさかそんな事で魔法の性質が変わるなんて思いもしなかったが、彼女のやり方を真似て自分も水魔法を放ってみる。
「こうか?」
取り敢えず試して見たのだが、水魔法の場合変化はなかった。
ならば雷魔法は?と思い試して見たが、やはり変わらない。
炎魔法の特性なのか、それともティアにとって射程を伸ばすイメージが偶然にも炎魔法と噛み合い、射程をこれほどまでに伸ばしたのか興味は尽きない。
取り敢えず、私と彼女では魔法に対してのイメージが違うのだろうという事にした。
「ポーズを変えるだけで魔法の強さが変わるなんてね...、ティアってもしかしたら剣よりも魔法の方が才能あるんじゃない?」
「いえ、私はれっきとした騎士の家系ですよ?、魔法の適正の方が剣の適正よりも上な筈が無いですよ」
と彼女は茶化していたのだが、どうにも彼女は魔法を学んだ方が才能の花が開くと思うのだ。
どちらにせよ、彼女のやる気次第といえばそれまでなのであまり強く言わないようにしよう。
そうしていると、水が引き切り次の部屋の道が出現しました。
「取り敢えず進もうか、もしかしたらこの先も2人以上じゃないと攻略できないのかもしれないから」
「わかりました!早く終わらせてヨミちゃんの所へ戻りましょう!」
私と彼女はそのまま次の試練にへと足を踏み入れるのでした。
0
お気に入りに追加
208
あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる