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女子力③
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~試着室~
「ああ~♡可愛いのじゃ~♡」
「あのシスティ...?、この服装ってひらひらしてて凄く動き辛いんだけど...」
今の私はシスティに白いワンピースを着せられていました。
赤いリボンで髪を止めて小さなポニテまで作られてしまっています。
簡素な服なので最初はいいかもと思った私ですが、実際に来て見るとひらひらがかなり気になりました。
「こういうちょっぴり庶民的なのがトラスには良く似合うのう♡」
両手をくっつけて凄く嬉しそうに顔の前で揺らす彼女の姿はとっても嬉しそうですけど、私は早く【女子力】をあげたいのです!。
「ねぇ!、これで本当に【女子力】が上がるの!?」
そう叫ぶ私に彼女はこう答えました。
「もちろんじゃ♡、こうすればどんどん【女子力】は上昇していくぞ!、次はこちらの服を着て見るのじゃ!」
次々と用意される服は全てアリカの物だと思うのですけど...、勝手に着てもいいのでしょうか?。
(多分...、許可を得てから私に持って着てるんだろうけど...、この量はちょっぴり気になるな...)
「ああ~♡これも良いのう♡」
結局...。
メイドさん、ナースさん、町娘などの定番やバニーなどの恥ずかしい姿も長時間かけて網羅されてしまいました。
「や...やっと終わった...」
料理並みに時間がかかったと言うのに、結果が得られたとは思えないのが辛い...。
そう思っていると...。
「う~む...、そうじゃのう...、やっぱり活発なトラスには最初に着せた清楚な白いワンピースに赤いリボンでポニテを作るのが1番似合うておるな~」
そう呟きながら手を動かしていく彼女の趣味に渋々付き合う私。
(こんな事で本当に【女子力】は上がるのだろうか?)
彼女の事を少し疑わしく感じてしまう。
そう思った瞬間だった...。
「よしっ!できた!、じゃあこっちに来て鏡を見るのじゃ」
「はいはい...、どうせあんまり変わってな...」
そう思ってた時期が私にもありました!。
目をパチクリさせながら鏡の向こう側に存在する誰かに視線を向ける。
「へっ?、誰この子...」
あまりにも綺麗な同年代くらいの子供の登場にびっくりしていると...。
「それはお主じゃぞ、どうじゃ?これが【女子力】じゃ、わしの腕も見事なものじゃろう、これでも昔は屋敷で行われるパーティなどに潜入などしておったからのう!、素材の良い女子を見るとついつい飾りたくなってしまうのじゃ」
そう言われると、確かに見た目からでも【女子力】の向上が見受けられます!。
(なるほど...、見た目も大事なのか...)
なるほどと感心しつつも、私は鏡に映る女の子を見つめているのでした。
「ああ~♡可愛いのじゃ~♡」
「あのシスティ...?、この服装ってひらひらしてて凄く動き辛いんだけど...」
今の私はシスティに白いワンピースを着せられていました。
赤いリボンで髪を止めて小さなポニテまで作られてしまっています。
簡素な服なので最初はいいかもと思った私ですが、実際に来て見るとひらひらがかなり気になりました。
「こういうちょっぴり庶民的なのがトラスには良く似合うのう♡」
両手をくっつけて凄く嬉しそうに顔の前で揺らす彼女の姿はとっても嬉しそうですけど、私は早く【女子力】をあげたいのです!。
「ねぇ!、これで本当に【女子力】が上がるの!?」
そう叫ぶ私に彼女はこう答えました。
「もちろんじゃ♡、こうすればどんどん【女子力】は上昇していくぞ!、次はこちらの服を着て見るのじゃ!」
次々と用意される服は全てアリカの物だと思うのですけど...、勝手に着てもいいのでしょうか?。
(多分...、許可を得てから私に持って着てるんだろうけど...、この量はちょっぴり気になるな...)
「ああ~♡これも良いのう♡」
結局...。
メイドさん、ナースさん、町娘などの定番やバニーなどの恥ずかしい姿も長時間かけて網羅されてしまいました。
「や...やっと終わった...」
料理並みに時間がかかったと言うのに、結果が得られたとは思えないのが辛い...。
そう思っていると...。
「う~む...、そうじゃのう...、やっぱり活発なトラスには最初に着せた清楚な白いワンピースに赤いリボンでポニテを作るのが1番似合うておるな~」
そう呟きながら手を動かしていく彼女の趣味に渋々付き合う私。
(こんな事で本当に【女子力】は上がるのだろうか?)
彼女の事を少し疑わしく感じてしまう。
そう思った瞬間だった...。
「よしっ!できた!、じゃあこっちに来て鏡を見るのじゃ」
「はいはい...、どうせあんまり変わってな...」
そう思ってた時期が私にもありました!。
目をパチクリさせながら鏡の向こう側に存在する誰かに視線を向ける。
「へっ?、誰この子...」
あまりにも綺麗な同年代くらいの子供の登場にびっくりしていると...。
「それはお主じゃぞ、どうじゃ?これが【女子力】じゃ、わしの腕も見事なものじゃろう、これでも昔は屋敷で行われるパーティなどに潜入などしておったからのう!、素材の良い女子を見るとついつい飾りたくなってしまうのじゃ」
そう言われると、確かに見た目からでも【女子力】の向上が見受けられます!。
(なるほど...、見た目も大事なのか...)
なるほどと感心しつつも、私は鏡に映る女の子を見つめているのでした。
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