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嵐②
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~船長室~
「う...ん」
なぜか俺の横で眠るロムパ...。
「...、まさか今日はそばにいさせてとは言われたけど、一緒に寝ることになるなんてな...」
~少し前~
雷こそ収まってきた嵐だが、やはりロムパは未だに雷が怖いらしく、俺にこんな事を言ってきたのだ。
「今日だけは我一緒に眠ってくれないか?」
その時の表情があまりにも母性をくすぐられてしまったので今に至る。
~今~
「全く...、世話の焼ける悪魔王だ...」
俺はそう呟くながら彼女の寝顔を鑑賞する...。
「Zzz...」
可愛らしい寝息を立てる彼女を見ていると襲いたくなるといううおちは、保護欲を掻き立てられる。
仮にケロナが側で寝ていれば、漏れ無くムラムラしてくるだろうけど、彼女の場合それがない。
俺よりも遥かに強いであろう彼女だが、こうしてみると生前の俺よりも小さな女の子である事に変わりはないのだ。
(できれば守ってやりたい...、けど...)
『俺には戦う力はない』
ならば別の場所で戦わなくてはならないと考えている。
戦況報告や指揮管理、その他諸々の準備や人員補給などだ。
俺は今からそう言う場面で戦わなくてはならない。
戦えないのなら、せめて応援くらいはしないとな...。
それもしないのであれば、なんで俺がきたのか意味が分からなくなる。
まあ、総大将が最前戦に出て皆を鼓舞するのも1つの手だとは思うが...。
それはやっぱり勇猛な将軍でも無ければ務まらないだろう。
悩み抜いた結果、俺が出した答えは後方支援と戦況報告の通達だった。
(魔物達を呼び出すゲートの魔法が使えたんだから、きっとこの魔法も使える筈だ...)
戦闘に関す魔法は一切覚えられない俺だが、便利系の呪文なら大体覚えれる。
例えば、アリカ☆限定で俺の元に呼び出せる『ゲート』の魔法、これは間違いなく便利系だ。
それに『キャラメイキング』系列の呪文は全て便利系に相当するのだと考えている。
ならばと、新しい魔法を試してみることにした。
俺は静かにこう呟く...。
『テレパス』
魔力を込めて、誰かに信号を送る...。
すると...。
「アリカ様!?、今のは...」
とミユキの声が帰ってくるのだった。
「う...ん」
なぜか俺の横で眠るロムパ...。
「...、まさか今日はそばにいさせてとは言われたけど、一緒に寝ることになるなんてな...」
~少し前~
雷こそ収まってきた嵐だが、やはりロムパは未だに雷が怖いらしく、俺にこんな事を言ってきたのだ。
「今日だけは我一緒に眠ってくれないか?」
その時の表情があまりにも母性をくすぐられてしまったので今に至る。
~今~
「全く...、世話の焼ける悪魔王だ...」
俺はそう呟くながら彼女の寝顔を鑑賞する...。
「Zzz...」
可愛らしい寝息を立てる彼女を見ていると襲いたくなるといううおちは、保護欲を掻き立てられる。
仮にケロナが側で寝ていれば、漏れ無くムラムラしてくるだろうけど、彼女の場合それがない。
俺よりも遥かに強いであろう彼女だが、こうしてみると生前の俺よりも小さな女の子である事に変わりはないのだ。
(できれば守ってやりたい...、けど...)
『俺には戦う力はない』
ならば別の場所で戦わなくてはならないと考えている。
戦況報告や指揮管理、その他諸々の準備や人員補給などだ。
俺は今からそう言う場面で戦わなくてはならない。
戦えないのなら、せめて応援くらいはしないとな...。
それもしないのであれば、なんで俺がきたのか意味が分からなくなる。
まあ、総大将が最前戦に出て皆を鼓舞するのも1つの手だとは思うが...。
それはやっぱり勇猛な将軍でも無ければ務まらないだろう。
悩み抜いた結果、俺が出した答えは後方支援と戦況報告の通達だった。
(魔物達を呼び出すゲートの魔法が使えたんだから、きっとこの魔法も使える筈だ...)
戦闘に関す魔法は一切覚えられない俺だが、便利系の呪文なら大体覚えれる。
例えば、アリカ☆限定で俺の元に呼び出せる『ゲート』の魔法、これは間違いなく便利系だ。
それに『キャラメイキング』系列の呪文は全て便利系に相当するのだと考えている。
ならばと、新しい魔法を試してみることにした。
俺は静かにこう呟く...。
『テレパス』
魔力を込めて、誰かに信号を送る...。
すると...。
「アリカ様!?、今のは...」
とミユキの声が帰ってくるのだった。
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