TS系最弱な美幼女魔王ちゃんとなった俺は、何故か自分が生み出した使い魔達と無敵のダンジョンを作ることになったんだが!!

ルシェ(Twitter名はカイトGT)

文字の大きさ
上 下
455 / 968

暇だ...

しおりを挟む
「暇だ...」

 まだ一日しか経っていないというのにもう暇になってしまう。

「お城では仕事のせいもあって相当忙しかったからな...、こうしてやる事がないのは久しぶりだ...」

 だらんと体を楽にして疲れを癒す...。

(まあ...、こんな日があってもいいか...)

 そう思い、また眠ろうとする...。

 ~10分後~

「眠れん!!」

 俺は柔らかいベッドと布団に挟まれているのに眠れない事にイライラし始めていた。

(何故だ?何故眠れん!?)

 そう思い昨日やっていた事を思い出す。

 その結果...。

『昨日も10時間くらい眠っていた』

 という事が原因としてあげられる。

 ...。

(いや...、よく考えてみたら、これ普通に自分の行動が原因じゃん)

 眠って起きて暇だったからもう一度眠ろうという怠惰な自分が悪い。

「仕方ないなぁ...、ちょっと汗でもかこうかな...」

 元気だから眠れないのだと分かってしまえば、話は簡単だ。

(体を動かして疲れさせる)

 これに限る。

 俺はベッドから飛び降り、ミユキ内部にあるトレーニングルームに向かう事にした。

 ~トレーニングルーム~

 俺がトレーニングルームの扉を開くと、ジャージ姿のケロナがランニングマシーンで走っていた。

 軽く息を乱しながら爽やかな汗を流す彼女の姿は美しい...♡。

 俺もジャージに着替え、彼女の隣にあるランニングマシーンを起動させた。

(まあ...ちょっと走って汗を流せばいいよな...)

 軽い気持ちで『起動』ボタンを押してみると...。

「へっ?」

 いきなり足場が高速回転し始めたので驚く。

「いや...ちょっ!えっ!?」

 起動してしまったので走るしかないのだが、あまりにも早すぎる。

「なにこれぇ!!」

 全速力で走り続けるものの、早すぎて足が追いついていかない!。

「うわっ!!」

 俺はそのまま空中に投げ出されてしまい、地面に叩きつけられてしまいうと覚悟した!。

 目を瞑りその時を待っていたのだが、なかなかその時が来ない事を不思議に思い目を開いてみると...。

「全く...、なにやってるんだアリカ...」

(わぁお...、イケメン///)

『水も滴るいい女』という言葉に習う訳ではないが、今のケロナはとてもイケメンに思えてしまう...。

 その言葉通り、毛先や頰に汗を滴らせながら俺をお姫様抱っこしている姿を確認すればそう思っても仕方ない。

 トゥンク...♡。

「あっ...♡」

 そんなケロナに、俺は今ボディタッチされているのです♡。

 そんな間近で抱かれてしまえば当然...♡。

(あっ♡やばい....♡、ケロナの汗の匂い...♡いい香りがする...♡)

 くん♡くん♡とこの状況下においてもなお、俺は鼻をひくつかせ、彼女の香りを楽しむのでした♡。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

OLサラリーマン

廣瀬純一
ファンタジー
女性社員と体が入れ替わるサラリーマンの話

性転のへきれき

廣瀬純一
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス

R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。 そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。 最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。 そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。 ※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

処理中です...