TS系最弱な美幼女魔王ちゃんとなった俺は、何故か自分が生み出した使い魔達と無敵のダンジョンを作ることになったんだが！！

今日はお泊りください♡

「今日はお泊りください」

　パルナにそう言われサイラ王国の料理を楽しんだ後、俺達はサイラ城のお風呂に入っていた。

　～サイラ城の浴場～

「う～む...、なんじゃかミユキ浴場の方が良かった気がするのう...」

「ええ...、浴場をお借りしておいている身の上では不適切な発言ですが私の方が性能高いですね」

「じゃよな！」

「ええ！」

　ミユキとシスティのダブルおっぱいコンビの言い合いは凄く良い♡。

(ぬぉぉぉぉ！！！！、そこっ！！もっと激しく言い合っておっぱいを揺らせぇぇ！！)

　俺が二人の体をガン見していると、横からパルナの奴が声をかけて来てくれる。

「お湯加減はどうですか？アリカ様」

　彼女の体に視線を移すと、白い肌に小さな膨らみがあるので目のやりどころに困ってしまう俺だったが、よく考えてば俺はロリコンなので寧ろ見たい気持ちになって来た...。

(よし見よう)

　ちらりと彼女の可愛らしい乳首を眺める♡。

(うひょ～♡、TS転生最高！！こんな光景男じゃなかなかみれないぜぇ♡)

　そんな事を思いながらも、表情だけはキリッとしておく。

「ああ...、悪くはないな」キリッ。

　そう聞いた彼女は少し安心したような表情を浮かべていた。

「良かったです、システィさんもミユキさんもなんだかいまいちそうな表情をしていらっしゃるので、ご満足頂けていないのかと思い不安になっていた所でした」

「いやいや、そんな事ないよ」

(俺の場合、前世の知識のお陰で色んな風呂を用意してるだけだしな！！、正直電気系統の商品も無しにこれだけの浴場を揃えているサイラ王国の城は流石だと思うぞ)

  だけど...、やっぱり少し変わりダネがなさすぎると思う...。

　せっかくだしジャグジーくらい取り付けてやるか！。

　俺は声を上げて高らかに詠唱する！。

「ダンジョンメイキング！！」

　すると...。

　ぶくっ...ぶくぶく...。

「えっ？」

　いきなり浴場の底に現れた穴ぼこと泡に違和感を覚えたらしい表情を浮かべるパルナを見て笑う俺。

「まあ見といてくれよ」

　ブクブク。

　しばらくすると見事な泡が噴出し始めたので皆を呼び寄せる。

「お～い！！システィとミユキもこっちに来いよ！」

「なんじゃ？」

「なんでしょう？」

　二人がこちらに来ると、ミユキは頷いた。

「ああ、ジャグジーを取り付けたんですね！、流石アリカ様です！」

「ジャグジーとな？」

　パルナと同じ反応をするシスティは可愛い♡。

「ぶくぶくの泡が出ておるのう...、ちょっと浸かって見るか...」

「私も...」

　パルナとシスティが泡の出ている中心部に行くと「ハフゥ...♡」と言う甘い声を上げました♡。

「なんじゃか落ち着くのう...♡」

「そうですねぇ♡」

　ジャグジーが初めての人の感想を聞くのは新鮮だと思う。

「この泡が意外と気持ち良いのう...♡」

「なんだか疲れが取れそうですよね♡」

　2人の満足そうな表情を見ていると取り付けて良かったと思える。

「ケロナは...」

　俺がケロナも呼ぼうとすると...。

「私はパス、今は冷水に浸かっておきたい」

　と言いながら風呂桶を頭に被せて小さな水風呂に浸かる彼女の姿はとっってもキュートだ♡。

(ぐはぁぁぁ！！、流石ケロナだ！！俺の好きな感じをしっかり押さえている！！)

　可愛い女の子が1人でちょこんと小さな風呂に入って風呂桶を被る姿を想像してみよう...。

(凄く可愛くね？)

　そんな状況を今の俺はリアルで目視しているのだから堪らん♡。

「生きてて良かった...」

　思わずそう呟いてしまうほど、今の俺にはケロナの入浴姿が眩しく見えたのである。

　眼福をしっかりと得ながら、俺は幸福に満ちた気分になるのでした♡。

(どこを見ても美少女だらけのお風呂場♡最高♡)