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響き渡る鐘の音色...
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俺たちがしょうもない言い争いをしていると不意に鐘の音色が鳴り始めた。
か~ん!か~ん!。
凄く神秘的(?)な音色が王国中に響き渡る!!。
「なんだこの鐘は!!」
さっきまで動いていなかったのに、教皇様とやらが殺害されてから動き出したようにも思える。
俺がそんな事を考えているとカズラの奴がよろよろと立ち上がっていた。
「くそ...、なかなかやるな蛙の娘よ...」
「あんたこそ、不意打ちじゃなかったらそこまでダメージ受けてなかったでしょ?、その証拠に今立ち上がれてるもんね」
「ふっ、若い癖に生意気じゃね~か...、いいねぇ♡そそるね♡」
「うげ...気持ち悪...」
初めてケロナが本気で気持ち悪がる表情を見た気がする...。
でも...、そんなケロナも好きだ!!と心の中で叫んでいよう...。
...。
そんな事はさておき、俺はカズラに問う。
「おいカズラ!!!、一体この鐘の音はなんだ!?、そこの幼女が死んでから鳴り出したよな!?」
実際には彼女が死んだ瞬間から鳴っていたことを俺は聞き逃さなかったのだ!。
戦闘中にも対局を見る...、まるで軍師のようだと自分を誉めたたえる俺。
(俺!!偉いぞ!!)
彼はそこに気がついた俺の事を褒めてくれる。
「くくく...、よく気がついたな小娘風情が」
「小娘言うな!!!、俺はこれでも20代だ!!」
年齢でマウントを取ろうとしたのだが...。
「ふん!俺は500歳だ!!」
「なにっ!!、年の差で...負けた!!」
どうでもいい事にショックを受ける俺。
(まじかよ...、あんなチャラい服装してる奴が500歳だって?、あ・り・え・な・い☆)
と内心馬鹿にする。
その事に気がついたのか...。
「おいお前...、今俺の事馬鹿にしただろ?」
と、怖い顔で返されたのでビビった俺は口笛を吹きながらごまかす。
「ふ~...ふ~...、知らない」
口笛が下手なのを忘れて一生懸命口を動かすが息しか出てこない俺を見かねたカズラは見本を見せてくれる。
「嘘つけ!!、てかお前口笛下手だな!!、口笛はこうするんだよ、ヒュ~♪ヒュ~♪」
すんげぇ~上手い!!。
「うめぇぇぇ!!」
彼の口笛の美味さに感動した俺は思わず拍手してしまう。
「そう?、餓鬼に褒められても...、まあちょっと嬉しいな」
(ちょろいなこいつ...)
なんとか窮地を凌いだ俺は、もう一度少女と鐘の関連性を問いただすのでした。
か~ん!か~ん!。
凄く神秘的(?)な音色が王国中に響き渡る!!。
「なんだこの鐘は!!」
さっきまで動いていなかったのに、教皇様とやらが殺害されてから動き出したようにも思える。
俺がそんな事を考えているとカズラの奴がよろよろと立ち上がっていた。
「くそ...、なかなかやるな蛙の娘よ...」
「あんたこそ、不意打ちじゃなかったらそこまでダメージ受けてなかったでしょ?、その証拠に今立ち上がれてるもんね」
「ふっ、若い癖に生意気じゃね~か...、いいねぇ♡そそるね♡」
「うげ...気持ち悪...」
初めてケロナが本気で気持ち悪がる表情を見た気がする...。
でも...、そんなケロナも好きだ!!と心の中で叫んでいよう...。
...。
そんな事はさておき、俺はカズラに問う。
「おいカズラ!!!、一体この鐘の音はなんだ!?、そこの幼女が死んでから鳴り出したよな!?」
実際には彼女が死んだ瞬間から鳴っていたことを俺は聞き逃さなかったのだ!。
戦闘中にも対局を見る...、まるで軍師のようだと自分を誉めたたえる俺。
(俺!!偉いぞ!!)
彼はそこに気がついた俺の事を褒めてくれる。
「くくく...、よく気がついたな小娘風情が」
「小娘言うな!!!、俺はこれでも20代だ!!」
年齢でマウントを取ろうとしたのだが...。
「ふん!俺は500歳だ!!」
「なにっ!!、年の差で...負けた!!」
どうでもいい事にショックを受ける俺。
(まじかよ...、あんなチャラい服装してる奴が500歳だって?、あ・り・え・な・い☆)
と内心馬鹿にする。
その事に気がついたのか...。
「おいお前...、今俺の事馬鹿にしただろ?」
と、怖い顔で返されたのでビビった俺は口笛を吹きながらごまかす。
「ふ~...ふ~...、知らない」
口笛が下手なのを忘れて一生懸命口を動かすが息しか出てこない俺を見かねたカズラは見本を見せてくれる。
「嘘つけ!!、てかお前口笛下手だな!!、口笛はこうするんだよ、ヒュ~♪ヒュ~♪」
すんげぇ~上手い!!。
「うめぇぇぇ!!」
彼の口笛の美味さに感動した俺は思わず拍手してしまう。
「そう?、餓鬼に褒められても...、まあちょっと嬉しいな」
(ちょろいなこいつ...)
なんとか窮地を凌いだ俺は、もう一度少女と鐘の関連性を問いただすのでした。
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