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サイラ王国内
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俺がサイラ王国の中に入ると、まず目に移ったのが民家や町の充実とした感触だ。
凄く市民が活き活きとして生きていける様な感じがとってもするのに...。
(なんで...、こんなに民衆の表情が暗いんだ?)
何故かは分からないが道行く人たち全員の顔色があまり良くない。
最初こそその理由がよく分からなかった俺だが、露天の商品を見てすぐ様その理由が理解できた。
「何ぃぃ!!!消費税90%ですとぉぉぉぉ!!!!」
俺が目を丸くして露天に並ぶ商品を見ていく。
「これも!これも!!食料品まで!」
明らかにおかしい消費税と物価の高さに俺は苛立ってきた。
(...贅沢品はともかく、食料品にまでこの消費税はおかしいだろ...)
メラメラと消費税に対する怒りが燃え上がる...。
(俺は5%の時からすでに頭おかしいと思ってた男だぞ!!、それが8%になって発狂し、更に10%になって絶望の淵に沈んだ事を今でも忘れてないからな~!!政府!!)
...。
今更生前の事を気にしても仕方ない。
(政府には色々言いたいことあるけど...、取り敢えず所得税減らして♡)
今となってはどうでも良いことを考えてしまいなかなか前に進まなくなってしまって申し訳ない。
俺は読者に謝ると話を進める。
「全くこの町もダレカ城下町並みに酷いな...、これは粛清する必要がありそうだ」
そう呟きながら町を探索してみるが、意外な事に消費税以外の施設は整っている。
学校に病院、警備兵署(こっちの世界でいう警察署的な存在)がちゃんとあったのだ。
それに歩道や公園をしっかりと整備しており、税金をちゃんとした事にも使っているというアピールにもなっているように見えたのだが...。
(俺は騙されんぞ!!、確かに遊具は日本に比べて大量に置いてあるし、歩道もかなり綺麗だけど...、絶対に何処かで無駄金を使ってるに決まってる!!)
そう...、例えば誰も絶対に行かないであろう場所に公園を作るとかな!!。
政治的な問題で意味不明な場所に作られた公園を思い出し俺は怒る。
(あんな山奥に公園なんか作りやがって!!、しかも山を切り開いたから絶対に600万くらいは使ってるよな!?)
私怨混じりの声を上げながら、俺はお城へと向かう。
(俺がしっかりとお金の管理をしよう...、そして消費税は都内だから3%くらいにしよう...)
必然的に人が集まる場所の物価は高くなるので、人を地方に分散させる為にも消費税や所得税の軽減も考えなくてはいけなくなるな!。
そこら辺が下手くそにならないように気をつけなくてはならない。
そこをしくじると都心部のみに必要な物が集まるだけの王国が出来上がってしまう事を俺は知っているからだ。
「そうはならないようにしないと...、これが終わったら色々と忙しくなりそうだ...」
俺はそう言葉を残し、サイラ城へと向かうのだった...。
凄く市民が活き活きとして生きていける様な感じがとってもするのに...。
(なんで...、こんなに民衆の表情が暗いんだ?)
何故かは分からないが道行く人たち全員の顔色があまり良くない。
最初こそその理由がよく分からなかった俺だが、露天の商品を見てすぐ様その理由が理解できた。
「何ぃぃ!!!消費税90%ですとぉぉぉぉ!!!!」
俺が目を丸くして露天に並ぶ商品を見ていく。
「これも!これも!!食料品まで!」
明らかにおかしい消費税と物価の高さに俺は苛立ってきた。
(...贅沢品はともかく、食料品にまでこの消費税はおかしいだろ...)
メラメラと消費税に対する怒りが燃え上がる...。
(俺は5%の時からすでに頭おかしいと思ってた男だぞ!!、それが8%になって発狂し、更に10%になって絶望の淵に沈んだ事を今でも忘れてないからな~!!政府!!)
...。
今更生前の事を気にしても仕方ない。
(政府には色々言いたいことあるけど...、取り敢えず所得税減らして♡)
今となってはどうでも良いことを考えてしまいなかなか前に進まなくなってしまって申し訳ない。
俺は読者に謝ると話を進める。
「全くこの町もダレカ城下町並みに酷いな...、これは粛清する必要がありそうだ」
そう呟きながら町を探索してみるが、意外な事に消費税以外の施設は整っている。
学校に病院、警備兵署(こっちの世界でいう警察署的な存在)がちゃんとあったのだ。
それに歩道や公園をしっかりと整備しており、税金をちゃんとした事にも使っているというアピールにもなっているように見えたのだが...。
(俺は騙されんぞ!!、確かに遊具は日本に比べて大量に置いてあるし、歩道もかなり綺麗だけど...、絶対に何処かで無駄金を使ってるに決まってる!!)
そう...、例えば誰も絶対に行かないであろう場所に公園を作るとかな!!。
政治的な問題で意味不明な場所に作られた公園を思い出し俺は怒る。
(あんな山奥に公園なんか作りやがって!!、しかも山を切り開いたから絶対に600万くらいは使ってるよな!?)
私怨混じりの声を上げながら、俺はお城へと向かう。
(俺がしっかりとお金の管理をしよう...、そして消費税は都内だから3%くらいにしよう...)
必然的に人が集まる場所の物価は高くなるので、人を地方に分散させる為にも消費税や所得税の軽減も考えなくてはいけなくなるな!。
そこら辺が下手くそにならないように気をつけなくてはならない。
そこをしくじると都心部のみに必要な物が集まるだけの王国が出来上がってしまう事を俺は知っているからだ。
「そうはならないようにしないと...、これが終わったら色々と忙しくなりそうだ...」
俺はそう言葉を残し、サイラ城へと向かうのだった...。
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