TS系最弱な美幼女魔王ちゃんとなった俺は、何故か自分が生み出した使い魔達と無敵のダンジョンを作ることになったんだが！！

ダンジョンリメイキング！！

　俺は指を鳴らして力を解き放った！！。

(...以前より豪華な街、噴水広場に豪華なホテル...、肥えた畑に豊かな大地...、学校などの教育施設...、以前よりも強固な防御体制...、おまけに風・俗♡とカ・ジ・ノ♡)

　私利私欲など微塵もない理想の国をイメージする！！。

「行けっ！！」

　俺が勢いよく魔力を解き放った瞬間から町は光に包まれた！！。

　～その後～

　朝日が眩しい...。

　緑は肥え綺麗な水が流れる町の姿がそこにはあった。

　突如として変貌する環境に我がアリカ☆達も困惑している様子だったが俺が声をかけると一瞬で理解してくれるだろう。

　俺は片手を上げてこう宣言した！。

「諸君！！、今宵の戦い...、我々の勝利だ！！」

「「「「うぉぉぉぉぉぉ！！！！！アリカ様！！アリカ様！！！アリカ様！！！！！」」」」

　俺の宣言と共に湧き上がる国民達。

　そして今一度宣言する。

「今一度俺アリカ=ふぉーしゅん☆は今この場で宣言する...、俺こそが！このアリカ王国における『支配者』である事を！！」

　この宣言は民を沸かせるには充分過ぎる材料であった。

　何故なら、死んだはずの体が今こうして動いている事を実感として残しているのはまぎれもない民自身なのだから...。

　国を与え...、豊かな大地を与え...、学ぶ場を皆に与え...、娯楽を与え...、最後に第2の人生を与えたのだから俺の評判はうなぎ登りとなり、自他共に認める新生アリカ王国の支配者と皆が認めたのだ！！。

　下から湧き上がる大きな歓声に愉悦感を抱くのにそう時間はかからなかった。

「皆の未来は明るい！！、黙って俺について来い！！」

「「「「アリカ様！！アリカ様！！！！アリカ様！！！！！」」」」

　俺は盛り上がるこの歓声を身を翻しながら聞いていた。

(さ～てと...、寝よっ！)

　正直魔力を使い切ってしまったので眠気が来ていたのである。

　皆の目が見えない所まで歩くとそのままバタンと倒れ伏し、死んだように眠りにつくのだった。