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トリアVSルキィ②

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「えっと...私の聞き間違いかな...?」

 彼女の言葉に一瞬変な汗が流れたのを感じました。

 恐る恐るもう一度聞いて見ると...。

「聞き間違いじゃないわよ♡、貴女は私の可愛い性ペットの一員として遊んであげるって言っているの♡」

「...はい...?」

 意味が分からない。

 ただ辱めるだけならいざ知らず、とはどういう事でしょうか?。

 それにペットの一員にすると言う事は、殺す気は無いと言う事でしょう。

 しかも、彼女からは殺気が一切感じられず、私達との戦いですら何処と無く楽しんでいたように見えました。

 でも...。

「そんなのはお断り!!」

 私が勢いよく足を動かそうとしたのですが...。

「えっ!?どうして動かないの!?」

 こんなタコの足くらい簡単に剥がせる筈なのに剥がせません。

「んっ!!」

 どんなに力んでも外れる気配はありません。

 そんな私のお腹を触りながら、彼女に耳をハムハムされてしまいます。

「う...ん...」

「どう?お耳ハムハムきもち良い?」

「気持ち良くなんか無い!!」

 はっきり言い切った私でしたが...。

「ふふっ♡、強情な娘ねぇ♡、本当に唆るわ~♡」

 ハムハム♡。

(何この妙な感覚は...///)

 こいつに耳を舐められていると、妙に股間が疼きます。

 思わず足を閉めて少しでも楽にしようともじもじしていると...。

「させないわよ♡」

「あがっ!」

 私は両手両足をピンと伸ばされてしまい、一切股間に触れられなくさせられてしまいます...。

「ここからが本番なのに、自分でイカれたらつまらないでしょ?」

 ふふふと笑いながら私の頰を舐めるルキィに対し、私はなんとも言えない恐怖感を覚えました。

 今まで命のやり取りしかしてこなかった魔物を相手に、まさか尊厳のやり取りをする事になろうとは思いもしなかったからです。

「うぎぎ...!」

 私はピンと伸ばされた手足をどうにか動かそうと踏ん張りましたが、やはりビクともしません。

 力む私のお腹を軽くつんつんしながら舌なめずりしてくるルキィ。

「ひぃん...」

 いきなり無防備なお腹を突かれたので変な声が出てしまいました。

 そんな私を見て彼女は笑みを浮かべます。

「ふふふ♡よく鍛えられた体ね♡、この体が今から崩壊していくと思うと濡れちゃうわ♡」

 自分の指を舌で舐めながら、妖艶な仕草で私の眼前に迫る彼女に言えぬ迫力を感じ取りるのでした。




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