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なぁにぃ...!
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「なぁにぃ...!、チュリアを試合に出せだとぉ!」
俺はホウザにガンを飛ばしながらそう叫びました。
「そうだ!」
威風堂々とばかりに両腕を組んで強者風に装う彼にこう返しました。
「いいよ♪」
「軽っ!」
隣で何やらチュリアが言っていますが関係ありません。
俺も彼女の実力を知りたいし、この戦いは丁度いいかもと思っただけです。
彼はそれを聴くとニヤリと笑いながらこう呟きました。
「ではまた後でな...、決勝で会おう...」
急にRPGのライバルキャラのような台詞を吐く彼を見て熱くなってくる俺。
「ああ!!」
まるで主人公のように受けて立つぞ!と言う意思を表しました。
(なんかゲームのライバルイベントみたいでこういうのいいよね?よくない?)
まるでゲームのような感覚を覚えてしまい、奴と戦う時が楽しみになってくる俺。
(くっくっくっ...、絶対に負けないからな!)
心の中で絶対に勝つと言うイメージを蓄えながら勝利の瞬間を想像していると...。
「ふぁぁぁ~...」
いきなり気の抜けた声が後ろから聴こえてきたのでびっくりする俺。
サッと後ろを向いて見ると、なんと足を崩してヘタリ込むチュリアの姿がありました。
「どうした!?、チュリア!具合でも悪いのか!?」
急いで駆け寄り彼女の容体を見て見たのですが、特に目立った外傷や熱もないので不思議に思っていると...。
「い...いえ、少し疲れてしまっただけですから...」
そう言って俺の顔を見てくる彼女に不覚にもドキッとしてしまう...。
(な...!、普段強気な女の子が時折見せる弱い部分...めっちゃ!!ちゅき♡!!)
こほんと咳を込みながら、俺は彼女に手を差し伸べる。
「まあな...、普通に考えて調教されてきた相手に向かって一発言ってやったんだから疲れて当然だよな...、そこに気がつかなかったのは俺にも責任がある...、どうか許してほしい」
(うわ!今の俺の言葉凄く賢くて偉い人みたいじゃない!?、そうだよね!?絶対そうだよね!?)
1人心の中で盛り上がっていると...。
「アリカ様...!」
凄く潤んだ瞳で今にも泣きそうな彼女に俺は心を打たれてしまう。
(はぅぅ♡...、や...やめろ~!!俺にはリュアと言う心に決めた嫁が...)
要らぬ所で葛藤する俺に明日はあるのだろうか!?。
次回...、『えっ!?予選終わってる!?』
俺はホウザにガンを飛ばしながらそう叫びました。
「そうだ!」
威風堂々とばかりに両腕を組んで強者風に装う彼にこう返しました。
「いいよ♪」
「軽っ!」
隣で何やらチュリアが言っていますが関係ありません。
俺も彼女の実力を知りたいし、この戦いは丁度いいかもと思っただけです。
彼はそれを聴くとニヤリと笑いながらこう呟きました。
「ではまた後でな...、決勝で会おう...」
急にRPGのライバルキャラのような台詞を吐く彼を見て熱くなってくる俺。
「ああ!!」
まるで主人公のように受けて立つぞ!と言う意思を表しました。
(なんかゲームのライバルイベントみたいでこういうのいいよね?よくない?)
まるでゲームのような感覚を覚えてしまい、奴と戦う時が楽しみになってくる俺。
(くっくっくっ...、絶対に負けないからな!)
心の中で絶対に勝つと言うイメージを蓄えながら勝利の瞬間を想像していると...。
「ふぁぁぁ~...」
いきなり気の抜けた声が後ろから聴こえてきたのでびっくりする俺。
サッと後ろを向いて見ると、なんと足を崩してヘタリ込むチュリアの姿がありました。
「どうした!?、チュリア!具合でも悪いのか!?」
急いで駆け寄り彼女の容体を見て見たのですが、特に目立った外傷や熱もないので不思議に思っていると...。
「い...いえ、少し疲れてしまっただけですから...」
そう言って俺の顔を見てくる彼女に不覚にもドキッとしてしまう...。
(な...!、普段強気な女の子が時折見せる弱い部分...めっちゃ!!ちゅき♡!!)
こほんと咳を込みながら、俺は彼女に手を差し伸べる。
「まあな...、普通に考えて調教されてきた相手に向かって一発言ってやったんだから疲れて当然だよな...、そこに気がつかなかったのは俺にも責任がある...、どうか許してほしい」
(うわ!今の俺の言葉凄く賢くて偉い人みたいじゃない!?、そうだよね!?絶対そうだよね!?)
1人心の中で盛り上がっていると...。
「アリカ様...!」
凄く潤んだ瞳で今にも泣きそうな彼女に俺は心を打たれてしまう。
(はぅぅ♡...、や...やめろ~!!俺にはリュアと言う心に決めた嫁が...)
要らぬ所で葛藤する俺に明日はあるのだろうか!?。
次回...、『えっ!?予選終わってる!?』
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