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チュリア◯◯
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「遅いぞチュリア!!」
偉そうな態度で私の名前を呼ぶのはアリカ様です。
「遅いって...、それ遠回しにホムラさんを罵倒してませんか?」
ジト目で彼女を見つめると少し気まずそうにしていました。
「...、それとこれとは別...、って訳にもいきませんよね...、すみません...」
ちょっと自分の分が悪くなると直ぐに小物っぽくなるので、本当に彼女がホムラさんやシュガーさんの上に立つに足りうる人材なのか見極めるひつようがあります。
「素直でよろしい」
私は得意げにそう呟くと会場の熱気に圧倒されました。
沢山の人とモンスターが一緒になって何かを待っている様でした。
「凄い数の人とモンスターですね...、一体ここで何が始まるんですか?」
私がアリカ様に聴くと彼女は答えてくれます。
「ああ、モンスターバトルトーナメントとか言うのが今から始まるんだよ、チュリアには俺の護衛として横に立っていて貰うからな、主に俺の保護者として」
「保護者として...ですか?」
「そうだぞ、チュリアママ」
「ま...ママ!?、私まだ6歳ですよ!?」
「またまた~♡、こんなに大層なおっぱい持ってるのに6歳な訳...、えっ...まじ?」
彼女の顔が一瞬引きつりました。
「はい、私は6歳です」
「...」
「...」
気まずい沈黙に彼女はポンっと手を叩いて和ませてからこう呟きました。
「よ~し...、チュリア...、今からお前は俺のママ兼メイドナイトだ!!」
意味不明な役職をもらってしまう私。
「え~と...?、ママはまだ分かるんですけど...メイドナイトってなんですか?」
「メイドナイトっていうのはな...、メイドナイトだよ...!」
ドヤ顔でそう宣言されても意味がわからない私。
「基本的に何をすればいいんですか?」
「俺を守ったりしてくれればいい」
「ざっくりとしすぎじゃないですか?」
「じゃあ、耳かきと掃除も入れよう...、あっ!!耳かきの時には絶対に膝枕よろしく!!」
人差し指をピンと立てて真剣な表情を浮かべている彼女は面白いと思いますが、わたしにはどうしてもそれが重要であるとは思えませんでした。
「それ...重要ですか?」
「重要なの!!、絶対に重要!!!、これがナイト...メイドナイトじゃないの!!」
駄々っ子のように両手をブンブンと振り回す彼女の姿はどう見ても子供です...。
それに...、メイドナイトとこれがナイトをかけるのはちょっと...。
「それ...別に上手くないですよ...」
「えっ...///、そ...そうかな///」
片手で頭を掻きながら恥ずかしそうにする彼女は少しだけ可愛いと思えますけど、やはりムカつき度の方が上ですね。
私とアリカ様がそうしていると、聞き慣れた声が後ろからしてきたので振り返るのでした。
偉そうな態度で私の名前を呼ぶのはアリカ様です。
「遅いって...、それ遠回しにホムラさんを罵倒してませんか?」
ジト目で彼女を見つめると少し気まずそうにしていました。
「...、それとこれとは別...、って訳にもいきませんよね...、すみません...」
ちょっと自分の分が悪くなると直ぐに小物っぽくなるので、本当に彼女がホムラさんやシュガーさんの上に立つに足りうる人材なのか見極めるひつようがあります。
「素直でよろしい」
私は得意げにそう呟くと会場の熱気に圧倒されました。
沢山の人とモンスターが一緒になって何かを待っている様でした。
「凄い数の人とモンスターですね...、一体ここで何が始まるんですか?」
私がアリカ様に聴くと彼女は答えてくれます。
「ああ、モンスターバトルトーナメントとか言うのが今から始まるんだよ、チュリアには俺の護衛として横に立っていて貰うからな、主に俺の保護者として」
「保護者として...ですか?」
「そうだぞ、チュリアママ」
「ま...ママ!?、私まだ6歳ですよ!?」
「またまた~♡、こんなに大層なおっぱい持ってるのに6歳な訳...、えっ...まじ?」
彼女の顔が一瞬引きつりました。
「はい、私は6歳です」
「...」
「...」
気まずい沈黙に彼女はポンっと手を叩いて和ませてからこう呟きました。
「よ~し...、チュリア...、今からお前は俺のママ兼メイドナイトだ!!」
意味不明な役職をもらってしまう私。
「え~と...?、ママはまだ分かるんですけど...メイドナイトってなんですか?」
「メイドナイトっていうのはな...、メイドナイトだよ...!」
ドヤ顔でそう宣言されても意味がわからない私。
「基本的に何をすればいいんですか?」
「俺を守ったりしてくれればいい」
「ざっくりとしすぎじゃないですか?」
「じゃあ、耳かきと掃除も入れよう...、あっ!!耳かきの時には絶対に膝枕よろしく!!」
人差し指をピンと立てて真剣な表情を浮かべている彼女は面白いと思いますが、わたしにはどうしてもそれが重要であるとは思えませんでした。
「それ...重要ですか?」
「重要なの!!、絶対に重要!!!、これがナイト...メイドナイトじゃないの!!」
駄々っ子のように両手をブンブンと振り回す彼女の姿はどう見ても子供です...。
それに...、メイドナイトとこれがナイトをかけるのはちょっと...。
「それ...別に上手くないですよ...」
「えっ...///、そ...そうかな///」
片手で頭を掻きながら恥ずかしそうにする彼女は少しだけ可愛いと思えますけど、やはりムカつき度の方が上ですね。
私とアリカ様がそうしていると、聞き慣れた声が後ろからしてきたので振り返るのでした。
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