TS系最弱な美幼女魔王ちゃんとなった俺は、何故か自分が生み出した使い魔達と無敵のダンジョンを作ることになったんだが!!

ルシェ(Twitter名はカイトGT)

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そういえば...【改☆】

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「お爺さんとお婆さんは子作りしないの?」

 俺は2人に疑問を投げつけた。

 せっかく若い体で蘇生したのに、それをしないなんて勿体ないと考えたのである。

 俺がそう告げると、2人とも人差し指を俺に向けて「それだ!!」とでも言いたそうな表情をしたので笑った。

 なんで気がつかないんだよ!という疑問は残っているが、2人ともそれに気がついて今夜にでも試すそうなので良しとしよう。

 俺は話が終わると、いつものように畑仕事をモンスター達と一緒に手伝うことにした。

 ~畑仕事終了後~

「ふい~...、今日も疲れた...」

 俺は汗を腕で拭いながら辺りを見回す。

 コルネロの屋敷に捕らえられていたほとんどのモンスター達は俺の傘下に着き村の復興に協力してくれている。

 今では人よりもモンスターの方が多い為、実質この村はダンジョンと言えるだろう。

「アリカ様~!! 今日も俺頑張りましたよ~!!」

 見知らぬスライムにそう言われたので挨拶を返す。

「うむ、ご苦労!」

 俺が挨拶をし返すと次々に言葉をかけて来るモンスター達。

「アリカ様、今日もお疲れ様です」

「アリカ様、今度ゆっくりとお話でも...」

「ハァ...ハァ...、アリカ様、今日は何色のパンツ履いているんですか?」

 このように俺はモンスター達に信頼されているのか色んな事を聞かれるので、答えられる範囲であれば答えていく。

「ありがとう」

「そうだね、話くらいなら今すぐにでも聞いてあげるよ」

「今日は白のパンツ履いてるよ」

 俺が答えてあげるとモンスター達もそれ相応の態度で返してくれる。

「はい、ではまた明日」

「少しお時間いただきます...、ごにょごにょ...」

「白パンツか...♡、アリカ様ありがとうございます!!、今日のおなネタにします!!」

 こうして見ると、モンスターに好かれるのも悪くないと思える。

 まあ、たまに変な質問をしてくる奴もいるが、それは個体差という物だと思い割り切っている。

 皆から話を聞いたりするのは、皆を纏める者として当然しなくてはいけない事だと思い積極的に交流しているのだ。

 皆コルネロから与えられた恐怖感から未だに抜け出せていないようなので心配ではあるが、時間をかけてゆっくりと治していくつもりである。

 俺の能力キャラメイキングは、実在しているモンスターも多少であれば改造する事もーが可能だと言うことが最近わかったので色々試していた。

 例えば普通のモンスターに俺の考えた名前を与え種族をアリカ☆ にして強化したり、失われたはずの部位をキャラメイクで蘇生したりする事が可能だ。

 ただ、傷を癒したりするのはかなりの魔力を消耗する為、1日一体ずつの治癒しか行えない。
 結構大量のモンスター達がいるので、かなり時間はかかりそうである。

(まっ、一体ずつ気長にやっていきますか...、どうせ他にやる事もないし、自分を慕ってくれているモンスター達を無下にはできないしね!)

 そんな事を考えつつ前世では裏切りにあったのを思い出し、今回こそ真の友と呼べる友人や恋人が欲しいと思う俺だった。
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