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VSコルネロ②【改】
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「では行くぞ!!」
奴はそう言うと、私に向かってきました。
自慢の大鉈を振り回しながらどんどん近くに迫ってきます。
「あまみん☆!!」
サオリの叫び声が聞こえましたが、このくらいのピンチで戸惑う私ではありません。
彼の鉈を舌で絡めとり動きを止めました。
ガチガチにロックしたのでビクともしないそれに違和感を覚えた彼は武器を離し、私を指差してこう言いました。
「まさか、今鉈を絡め取ったのはお前の舌なのか!?」
すぐにバレるとは思いませんでした。
このコルネロとか言う男、どうやら口先だけの男では無いようです。
「そうだ、私の舌はお前が思っているよりもずっと強靭でしなやかなんだよ...!」
私は大鉈を奴が再び持てないところまで投げ捨てました。
「今ので実力差がわかったと言うならば降伏しろ、さすれば痛みなく即死させてやろう」
強気な私の言動により笑みを失う彼。
急に真面目な表情で私の方へ向き直りました。
「なるほど、まさかこれほどまでの強者がここら辺に生息しているとはな...迂闊だったと言うことは認めよう...、だが、これで我が願いは成就されたも同然という事か...」
コルネロにはまだ余裕があるように見えました。
現状では明らかに私の方が実力的に上だと思うのですが、それでも彼の余裕が崩れることはありません。
それを不審に思った私は勝負を急ぎます。
(こう言う場合は、速攻で終わらせるに限る!!)
私は体を動かして彼の先手を取り続けて攻撃をし続けます。
鉄をも砕く私の一撃を何度も浴びた彼の体はどんどんボロボロになっていきました。
血を吐き、傷を作り、腕を折ってもなお続くその余裕に不審超え、なんとも言えない気持ち悪さ感じてしまいます。
そして、もう一つ気がついた事がありました。
彼は私に勝つ気がないと言うことに...。
さっきから一度も反撃してこないので、ただただ私の攻撃を受け続けているのです。
「お前...!何を考えている?」
膝をつき頭を垂れた彼を見下ろして問い詰めますが、彼は笑顔を浮かべているだけでした。
「何を考えているのかと聞いているんだ!!!」
私は渾身の一撃を彼の腹にぶち当てました。
彼の腹に拳がめり込み崩壊させました。
崩壊した腹から腹わたを噴出させながら地べたに倒れ伏した彼を見つめます。
「あなた...一体...」
「ははは...、カエルの娘よ、名は何という?」
乾いた笑い声を上げながら私の名前を聞いてきたので一応答えることにしました。
「ケロナ...、ケロナ=あまみん☆...」
「ケロナか...いい名前だ...、なぁ...俺の最期の言葉を聞いてくれないか?」
「...いいだろう...」
彼の口車に乗った私は、彼の言葉を聞いてあげる事にしました。
手短に要件だけ聞いた時、私はこの世界におけるモン娘達の立ち位置と言うものがわかった様な気がしました。
奴はそう言うと、私に向かってきました。
自慢の大鉈を振り回しながらどんどん近くに迫ってきます。
「あまみん☆!!」
サオリの叫び声が聞こえましたが、このくらいのピンチで戸惑う私ではありません。
彼の鉈を舌で絡めとり動きを止めました。
ガチガチにロックしたのでビクともしないそれに違和感を覚えた彼は武器を離し、私を指差してこう言いました。
「まさか、今鉈を絡め取ったのはお前の舌なのか!?」
すぐにバレるとは思いませんでした。
このコルネロとか言う男、どうやら口先だけの男では無いようです。
「そうだ、私の舌はお前が思っているよりもずっと強靭でしなやかなんだよ...!」
私は大鉈を奴が再び持てないところまで投げ捨てました。
「今ので実力差がわかったと言うならば降伏しろ、さすれば痛みなく即死させてやろう」
強気な私の言動により笑みを失う彼。
急に真面目な表情で私の方へ向き直りました。
「なるほど、まさかこれほどまでの強者がここら辺に生息しているとはな...迂闊だったと言うことは認めよう...、だが、これで我が願いは成就されたも同然という事か...」
コルネロにはまだ余裕があるように見えました。
現状では明らかに私の方が実力的に上だと思うのですが、それでも彼の余裕が崩れることはありません。
それを不審に思った私は勝負を急ぎます。
(こう言う場合は、速攻で終わらせるに限る!!)
私は体を動かして彼の先手を取り続けて攻撃をし続けます。
鉄をも砕く私の一撃を何度も浴びた彼の体はどんどんボロボロになっていきました。
血を吐き、傷を作り、腕を折ってもなお続くその余裕に不審超え、なんとも言えない気持ち悪さ感じてしまいます。
そして、もう一つ気がついた事がありました。
彼は私に勝つ気がないと言うことに...。
さっきから一度も反撃してこないので、ただただ私の攻撃を受け続けているのです。
「お前...!何を考えている?」
膝をつき頭を垂れた彼を見下ろして問い詰めますが、彼は笑顔を浮かべているだけでした。
「何を考えているのかと聞いているんだ!!!」
私は渾身の一撃を彼の腹にぶち当てました。
彼の腹に拳がめり込み崩壊させました。
崩壊した腹から腹わたを噴出させながら地べたに倒れ伏した彼を見つめます。
「あなた...一体...」
「ははは...、カエルの娘よ、名は何という?」
乾いた笑い声を上げながら私の名前を聞いてきたので一応答えることにしました。
「ケロナ...、ケロナ=あまみん☆...」
「ケロナか...いい名前だ...、なぁ...俺の最期の言葉を聞いてくれないか?」
「...いいだろう...」
彼の口車に乗った私は、彼の言葉を聞いてあげる事にしました。
手短に要件だけ聞いた時、私はこの世界におけるモン娘達の立ち位置と言うものがわかった様な気がしました。
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