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キャラメイキング【改】
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「着いたのう!」
「ここが釣り堀か!」
俺は初めて釣り場を見た。
意外とイメージ通りの場所だったので少しがっかりする。
漫画とかでたまに見る機会があったとはいえ、やはり実際に見ると残念な気持ちになったのだ。
俺自身釣りには全く興味がないのでその辺で遊んでくることにした。
お爺さんが釣りに熱中している間に、俺はそこら辺をぶらつく。
あまり異世界感はないが、この3日間で俺にはとある能力があることを発見した。
それは...。
「キャラメイキング、あまみん☆召喚!」
俺がそう叫ぶと、青髪の幼女が姿を現した。
首に赤いマフラーを巻いていて眠たそうな顔でこちらを見てくる。
「...、用もないのに呼び出さないでよ...、アリカ...」
「ごめんごめん、ケロナ、でもついつい呼び出しちゃんだよね」
「...、アリカ...あんまり舐めた態度とってると喰い殺すよ...」
「おお...、怖いなぁ...」
ジト目で怖い事を言ってくるこの娘はケロナ=あまみん☆。
端的に言うと俺の娘だ。
誤解されそうないい方だが、本当のことである。
俺がこの世界に転生するにあたって入手した二つの能力のうちの一つがこのキャラメイキング。
この魔法は自分の思い描いたキャラを出現させると言うチート染みた能力なのだが、どうやら術者に絶対服従させることができないみたいなのだ。
彼女は俺好みの性格と容姿になるように調整して召喚したはずなのだけど、全く言う事を聞かないキャラが出来上がってしまったのが残念でしょうがない。
見た目だけは普通に可愛いが、主人の命令を全く聞かない使い魔など普通いる物なのだろうか?。
「ケロナ、少しはお父さんの言う事を聞いてほしいんだけど...」
「何でアリカの言う事を聞かないといけないの?、私より弱いくせに...」
ちょっと腹たつ言い方をされるが、事実なので言い返せない。
実際に彼女と手合わせをして見たのだが、その能力値の高さから手も足も出なかった。
主人よりも何倍も強いキャラを最初から作れる能力なんかあるんだな~と軽く思いながら色々と試して見たのだけど、結局満足のいくキャラは彼女以外作れなかった。
可愛らしくあくびをする彼女を見て不覚にもドキッとしてしまう俺がそこにいるのを感じてしまう。
くそ生意気な娘だが、俺好みの容姿をしているのには間違いない。
可愛くて強いカエルモンスター娘、それがケロナなのだ。
舌が長いのが特徴的な上に体がヌメヌメしているので、なんか総合的にヤラシイ雰囲気を醸し出している。
このヌメヌメは彼女が好きな時に出せる代物で、防御の役割と催淫の効果を持っている。
これに触れてしまったらどんな不感染症でも一発でトロ顔になってしかねないほどの強力な粘液を彼女の体液から調合しているのがなんだかエッチいと感じる俺がいる。
そういう風に調整したのは自分なのだが、所々思っていたのと違う部分が見られるのは、まだ俺がこの能力を扱いきれてないからだろうか?。
このケロナというモンスターは従順ではないとは言え、とりあえず会話を聞いてくれる程度には知能がある為失敗作とは言いたくないのだ。
何度かキャラメイクを試して見たが、ほかにできたのは知能の低いゴブリンやオーク、下級の魔物達くらいだったので面白い成果は上がっていない。
こいつらは話も通じないゴミみたいな性能だったので完全に放置している。
何回か試してようやく彼女と言う成功作が出来上がったので、できればちゃんと性教育し、いずれは俺とレズsexを...ふひひ...。
いけない妄想で心が高鳴っていると。
「...、私を見ると必ず一回はその気持ち悪い顔するよね...」
冷たい声でそう言われた俺は、ハッとし顔を元に戻す。
「そんなことはないぞ!、俺は娘のことを思ってだな...」
「娘のこと思ってる親が、子をみて鼻血出すとは思わないんだけど...」
「おっと失礼...」
鼻血を手で拭こうとすると、彼女が長い舌で俺の鼻に栓をしてくれた。
「汚いからこう言うことしたくないけど、一応私の親だしね、血が止まるまで蓋しといてあげる...」
娘の優しさに俺は尊死しそうになり倒れた。
彼女の優しさに心が満たされたのである。
(神さま...ありがとうございます!!)
「アリカ?、大丈夫?...ってアリカ!」
彼女の声が途切れ途切れに聞こえる中、俺は最高の気分になり意識を失った。
「ここが釣り堀か!」
俺は初めて釣り場を見た。
意外とイメージ通りの場所だったので少しがっかりする。
漫画とかでたまに見る機会があったとはいえ、やはり実際に見ると残念な気持ちになったのだ。
俺自身釣りには全く興味がないのでその辺で遊んでくることにした。
お爺さんが釣りに熱中している間に、俺はそこら辺をぶらつく。
あまり異世界感はないが、この3日間で俺にはとある能力があることを発見した。
それは...。
「キャラメイキング、あまみん☆召喚!」
俺がそう叫ぶと、青髪の幼女が姿を現した。
首に赤いマフラーを巻いていて眠たそうな顔でこちらを見てくる。
「...、用もないのに呼び出さないでよ...、アリカ...」
「ごめんごめん、ケロナ、でもついつい呼び出しちゃんだよね」
「...、アリカ...あんまり舐めた態度とってると喰い殺すよ...」
「おお...、怖いなぁ...」
ジト目で怖い事を言ってくるこの娘はケロナ=あまみん☆。
端的に言うと俺の娘だ。
誤解されそうないい方だが、本当のことである。
俺がこの世界に転生するにあたって入手した二つの能力のうちの一つがこのキャラメイキング。
この魔法は自分の思い描いたキャラを出現させると言うチート染みた能力なのだが、どうやら術者に絶対服従させることができないみたいなのだ。
彼女は俺好みの性格と容姿になるように調整して召喚したはずなのだけど、全く言う事を聞かないキャラが出来上がってしまったのが残念でしょうがない。
見た目だけは普通に可愛いが、主人の命令を全く聞かない使い魔など普通いる物なのだろうか?。
「ケロナ、少しはお父さんの言う事を聞いてほしいんだけど...」
「何でアリカの言う事を聞かないといけないの?、私より弱いくせに...」
ちょっと腹たつ言い方をされるが、事実なので言い返せない。
実際に彼女と手合わせをして見たのだが、その能力値の高さから手も足も出なかった。
主人よりも何倍も強いキャラを最初から作れる能力なんかあるんだな~と軽く思いながら色々と試して見たのだけど、結局満足のいくキャラは彼女以外作れなかった。
可愛らしくあくびをする彼女を見て不覚にもドキッとしてしまう俺がそこにいるのを感じてしまう。
くそ生意気な娘だが、俺好みの容姿をしているのには間違いない。
可愛くて強いカエルモンスター娘、それがケロナなのだ。
舌が長いのが特徴的な上に体がヌメヌメしているので、なんか総合的にヤラシイ雰囲気を醸し出している。
このヌメヌメは彼女が好きな時に出せる代物で、防御の役割と催淫の効果を持っている。
これに触れてしまったらどんな不感染症でも一発でトロ顔になってしかねないほどの強力な粘液を彼女の体液から調合しているのがなんだかエッチいと感じる俺がいる。
そういう風に調整したのは自分なのだが、所々思っていたのと違う部分が見られるのは、まだ俺がこの能力を扱いきれてないからだろうか?。
このケロナというモンスターは従順ではないとは言え、とりあえず会話を聞いてくれる程度には知能がある為失敗作とは言いたくないのだ。
何度かキャラメイクを試して見たが、ほかにできたのは知能の低いゴブリンやオーク、下級の魔物達くらいだったので面白い成果は上がっていない。
こいつらは話も通じないゴミみたいな性能だったので完全に放置している。
何回か試してようやく彼女と言う成功作が出来上がったので、できればちゃんと性教育し、いずれは俺とレズsexを...ふひひ...。
いけない妄想で心が高鳴っていると。
「...、私を見ると必ず一回はその気持ち悪い顔するよね...」
冷たい声でそう言われた俺は、ハッとし顔を元に戻す。
「そんなことはないぞ!、俺は娘のことを思ってだな...」
「娘のこと思ってる親が、子をみて鼻血出すとは思わないんだけど...」
「おっと失礼...」
鼻血を手で拭こうとすると、彼女が長い舌で俺の鼻に栓をしてくれた。
「汚いからこう言うことしたくないけど、一応私の親だしね、血が止まるまで蓋しといてあげる...」
娘の優しさに俺は尊死しそうになり倒れた。
彼女の優しさに心が満たされたのである。
(神さま...ありがとうございます!!)
「アリカ?、大丈夫?...ってアリカ!」
彼女の声が途切れ途切れに聞こえる中、俺は最高の気分になり意識を失った。
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