12 / 13
これがキングフォレスト!!?思ってたのとちょっと違う!
しおりを挟む
ズシンズシン...。
大きい足音が森中に鳴り響いている。
「なにこの足音...画面が揺れて...」
「気をつけて!奴がくる!」
やばい!まさかあっちから出迎えてくるなんて思っても見なかった。
そもそも名前からして、木の化け物だと思っていたので、本体が移動することさえ考えてなかった。
「ってこれは...カブトムシ!!?」
キングフォレストの姿はどっからどう見ても、それはもう見事なカブトムシだった。
ただ、見た目こそカブトムシなのだが、その大きさに驚愕した。
大きさは大体成長を終えた木くらいで、長さは公園にある滑り台を二台並べたくらいの長さである。
立派な角が雄々しく日光を浴びて光輝いていた。
「なんか...可愛いわね!」
どことなく可愛らしさを感じていると、友人に突っ込まれる
「いやいや、あれモンスターだからね?それに虫だから!、女子の苦手なモノランキングで3位くらいに入る虫の仲間だから!」
興奮気味な友人を私は笑いながら手を振る。
「いやいやいや、それは悪魔の生き物だけだよ~、カブトムシは男の子のロマンでしょ!」
むふ~と息を吐き出して葵に男の子のロマンを語るが「あんた女でしょ」と確信を疲れて胸を痛めた。
胸を押さえて血反吐を吐きながらなんとかこの身を立ち上がらせる。
「グフっ!!、さすが葵...、私の痛いところを簡単につくとは...、そこに痺れる憧れる~!!」
「有名なネタパクってないで構えて!、そろそろ奴が来るわ!」
私が刀を抜きはなちフッとカッコつけていると簡単にツノで突かれ尻餅をついた。
「痛い!」
立ち上がった瞬間にまた突かれて尻餅をつかされループし始めたので、私はチャットで彼女に助けを求める。
「ちょ!!!ハメられてる!!葵助けて!!」
私のハメられているシーンを見た彼女はあろうことか笑っていた。
「頑張れ~、きな粉ちゃんファイト♪」
「ふざけるなー、やばいHPが...」
画面の左上にあるHPバーが赤くなって行き、最終的に黒に染まった。
「ああ...終わった...」
「蘇生!」
彼女の蘇生の効果で生き返る。
「ありがとう葵!」
私が礼を言った瞬間にまた無限ループに突入し体力が0になった。
...。
私は瞬くの間無表情で画面を見つめていた。
大きい足音が森中に鳴り響いている。
「なにこの足音...画面が揺れて...」
「気をつけて!奴がくる!」
やばい!まさかあっちから出迎えてくるなんて思っても見なかった。
そもそも名前からして、木の化け物だと思っていたので、本体が移動することさえ考えてなかった。
「ってこれは...カブトムシ!!?」
キングフォレストの姿はどっからどう見ても、それはもう見事なカブトムシだった。
ただ、見た目こそカブトムシなのだが、その大きさに驚愕した。
大きさは大体成長を終えた木くらいで、長さは公園にある滑り台を二台並べたくらいの長さである。
立派な角が雄々しく日光を浴びて光輝いていた。
「なんか...可愛いわね!」
どことなく可愛らしさを感じていると、友人に突っ込まれる
「いやいや、あれモンスターだからね?それに虫だから!、女子の苦手なモノランキングで3位くらいに入る虫の仲間だから!」
興奮気味な友人を私は笑いながら手を振る。
「いやいやいや、それは悪魔の生き物だけだよ~、カブトムシは男の子のロマンでしょ!」
むふ~と息を吐き出して葵に男の子のロマンを語るが「あんた女でしょ」と確信を疲れて胸を痛めた。
胸を押さえて血反吐を吐きながらなんとかこの身を立ち上がらせる。
「グフっ!!、さすが葵...、私の痛いところを簡単につくとは...、そこに痺れる憧れる~!!」
「有名なネタパクってないで構えて!、そろそろ奴が来るわ!」
私が刀を抜きはなちフッとカッコつけていると簡単にツノで突かれ尻餅をついた。
「痛い!」
立ち上がった瞬間にまた突かれて尻餅をつかされループし始めたので、私はチャットで彼女に助けを求める。
「ちょ!!!ハメられてる!!葵助けて!!」
私のハメられているシーンを見た彼女はあろうことか笑っていた。
「頑張れ~、きな粉ちゃんファイト♪」
「ふざけるなー、やばいHPが...」
画面の左上にあるHPバーが赤くなって行き、最終的に黒に染まった。
「ああ...終わった...」
「蘇生!」
彼女の蘇生の効果で生き返る。
「ありがとう葵!」
私が礼を言った瞬間にまた無限ループに突入し体力が0になった。
...。
私は瞬くの間無表情で画面を見つめていた。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説

Free Emblem On-line
ユキさん
ファンタジー
今の世の中、ゲームと言えばVRゲームが主流であり人々は数多のVRゲームに魅了されていく。そんなVRゲームの中で待望されていたタイトルがβテストを経て、ついに発売されたのだった。
VRMMO『Free Emblem Online』
通称『F.E.O』
自由過ぎることが売りのこのゲームを、「あんちゃんも気に入ると思うよ~。だから…ね? 一緒にやろうぜぃ♪」とのことで、βテスターの妹より一式を渡される。妹より渡された『F.E.O』、仕事もあるが…、「折角だし、やってみるとしようか。」圧倒的な世界に驚きながらも、MMO初心者である男が自由気ままに『F.E.O』を楽しむ。
ソロでユニークモンスターを討伐、武器防具やアイテムも他の追随を許さない、それでいてPCよりもNPCと仲が良い変わり者。
そんな強面悪党顔の初心者が冒険や生産においてその名を轟かし、本人の知らぬ間に世界を引っ張る存在となっていく。
なろうにも投稿してあります。だいぶ前の未完ですがね。

NewLifeOnline〜彼女のライバルはバトルジャンキー勇者だった〜
Umi
SF
第2の世界と言われるゲームNewLifeOnlineに降り立った主人公春風美咲は友達の二条咲良に誘われゲームを始めたが、自分の持つ豪運と天然さ、リアルの度胸で気付いたら友達が追いつけないほど強いトップランカーになっていく物語だ。
この物語はフィクションです。
VRゲームでも身体は動かしたくない。
姫野 佑
SF
多種多様な武器やスキル、様々な【称号】が存在するが職業という概念が存在しない<Imperial Of Egg>。
古き良きPCゲームとして稼働していた<Imperial Of Egg>もいよいよ完全没入型VRMMO化されることになった。
身体をなるべく動かしたくないと考えている岡田智恵理は<Imperial Of Egg>がVRゲームになるという発表を聞いて気落ちしていた。
しかしゲーム内の親友との会話で落ち着きを取り戻し、<Imperial Of Egg>にログインする。
当作品は小説家になろう様で連載しております。
章が完結次第、一日一話投稿致します。

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
運極さんが通る
スウ
ファンタジー
『VRMMO』の技術が詰まったゲームの1次作、『Potential of the story』が発売されて約1年と2ヶ月がたった。
そして、今日、新作『Live Online』が発売された。
主人公は『Live Online』の世界で掲示板を騒がせながら、運に極振りをして、仲間と共に未知なる領域を探索していく。……そして彼女は後に、「災運」と呼ばれる。

VRMMOで遊んでみた記録
緑窓六角祭
SF
私は普通の女子高生であんまりゲームをしないタイプだけど、遠くに行った友達といっしょに遊べるということで、VRRMMOを始めることになった。そんな不慣れな少女の記録。
※カクヨム・アルファポリス重複投稿
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる