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ゲームの中だけど、空気が美味しいな〜(笑)
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私は大きく息を吸い込む仕草をし、新鮮な空気を再び味わう。
「やっぱり空気が美味しい~...ような気がする~w」
森を一歩一歩進みながら、目当てのボスがいる最深部を目指す。
「そういえば、キングフォレストってどんなやつなの?」
名前からして大体の想像はつくが、経験者の助言を一応貰っておきたい。
彼女は少し間を置いて後口を動かした。
「きな粉ちゃんなら大体察してると思うけど...、大体名前通りだよ」
「ええ~、なんか気になる言い方だな~、絶対なんかあるでしょ!」
葵がこういう言い回しをする時には大体何かあることが多い。
その証拠に、嫌な笑顔を崩す事がない彼女が側で歩いている。
(まあいいや、推奨レベルは大丈夫だったし、私のゲームテクなら大丈夫でしょ!)
その時、画面の恥に敵キャラが現れたので、すかさず刀を抜く。
「葵は手を出さないでね!、雑魚の掃除くらい私がちゃちゃっとやっちゃうから!」
素早い動きで刀を振り回し敵キャラを一刀両断する。
やはりコントローラーにしたのは正解だった。
かなり動かしやすく、まるで自分の指その物のようだ。
「どう!?葵!、私少しはできるようなったでしょ!」
得意げに刀を鞘に収めると、彼女は手を叩いて拍手してくれた。
「前より上手になってるよ!、けどどうせならアクションスキル使っても良かったんじゃない?」
「アクションスキル?」
なんとなく察したが、使い方がよくわからない。
私が考えていると、彼女が丁寧に教えてくれた。
「最初にメニュー画面のスキルの欄で使いたいスキルを各種ボタンに設定しておいてから、後はそのボタンを押すだけだよ」
「ふ~ん、ちょっとやって見る」
私はメニューを開いてスキルの欄から習得済みのスキルを各種ボタンに当てはめていくが、コントローラーのボタン数が少ないので、仕方なくpcの方のキーボードにもスキル当てはめた。
すると、もう一度さっきの雑魚キャラが画面に映ったので、試し切りにとスキルを使う。
「スキル!紅」
私がスキルを発動させると、刀身に火が点いて威力が増す。
さっきまでのダメージが68程度だったのに、弱点ボーナスがついて107程まで跳ね上がっていた。
「スキルってすごい!」
私がダメージの跳ね上がり方に感動していると、急に地響きがなり、巨大な生物が姿を現した。
「やっぱり空気が美味しい~...ような気がする~w」
森を一歩一歩進みながら、目当てのボスがいる最深部を目指す。
「そういえば、キングフォレストってどんなやつなの?」
名前からして大体の想像はつくが、経験者の助言を一応貰っておきたい。
彼女は少し間を置いて後口を動かした。
「きな粉ちゃんなら大体察してると思うけど...、大体名前通りだよ」
「ええ~、なんか気になる言い方だな~、絶対なんかあるでしょ!」
葵がこういう言い回しをする時には大体何かあることが多い。
その証拠に、嫌な笑顔を崩す事がない彼女が側で歩いている。
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その時、画面の恥に敵キャラが現れたので、すかさず刀を抜く。
「葵は手を出さないでね!、雑魚の掃除くらい私がちゃちゃっとやっちゃうから!」
素早い動きで刀を振り回し敵キャラを一刀両断する。
やはりコントローラーにしたのは正解だった。
かなり動かしやすく、まるで自分の指その物のようだ。
「どう!?葵!、私少しはできるようなったでしょ!」
得意げに刀を鞘に収めると、彼女は手を叩いて拍手してくれた。
「前より上手になってるよ!、けどどうせならアクションスキル使っても良かったんじゃない?」
「アクションスキル?」
なんとなく察したが、使い方がよくわからない。
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「最初にメニュー画面のスキルの欄で使いたいスキルを各種ボタンに設定しておいてから、後はそのボタンを押すだけだよ」
「ふ~ん、ちょっとやって見る」
私はメニューを開いてスキルの欄から習得済みのスキルを各種ボタンに当てはめていくが、コントローラーのボタン数が少ないので、仕方なくpcの方のキーボードにもスキル当てはめた。
すると、もう一度さっきの雑魚キャラが画面に映ったので、試し切りにとスキルを使う。
「スキル!紅」
私がスキルを発動させると、刀身に火が点いて威力が増す。
さっきまでのダメージが68程度だったのに、弱点ボーナスがついて107程まで跳ね上がっていた。
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私がダメージの跳ね上がり方に感動していると、急に地響きがなり、巨大な生物が姿を現した。
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