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あれっ?、以前こんな事なかったかしら?
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「お腹一杯♡」
私は満足感のある笑みを浮かべながらリュイラを見つめていました。
プリンが美味しかったのは本当ですし、お腹が一杯になったのも本当です。
ただ...、本音を言うとやっぱり恥ずかしいとは思いますが、これもサービスだと思うことにしましょう。
「あ~ん♡可愛い~♡」
リュイラが笑顔で私を抱きしめてきましたが、私は受け入れる事にしました。
なぜなら、全部受け入れてしまえばある程度は許容できると判断したからです。
別に彼女は私に敵意を向けているわけではないですし、どちらかと言えば好意を向けて貰えている為、これを利用しない手はないと思っただけですが...。
「ねぇママ...」
「なぁに?プラムちゃん?」
「お小遣い頂戴」
流石にやばかったかな?と思いましたけど、彼女はそれを聞いて財布を出してくれました。
(ちょろい...♪)
そう思いながらもニコニコな演技を続けてあざと可愛く両手を出してお金を貰いましたが...。
(たったの100ゴールド...、駄菓子でも買えってか!?)
貰えるお金まで小学生レベルだったので意味が無いと悟りました。
「あ...ありがとう...」
「どういたしまして♡」
今すぐにでも殴ったろうかと考える私でしたが、一応お金は貰えているため文句は言えません。
裏でしかめっ面をしながらも、彼女の前では普通の表情で話します。
「じゃあそろそろ公園に行きましょうか、お昼だし遊び時ですからね♡」
私はそう言われて公園に連れて行かれました。
~公園~
「じゃあ砂場でお城でも作る?、それとも滑り台かな~?」
彼女が楽しそうに告げていましたが、私の心の中にモヤモヤっとした感覚が募ってきました。
(あれっ?、以前こんな事なかったかしら?)
記憶にない事なので覚えている筈が無いのですが、何となく誰かと公園で遊んだよ様な感触が体に残っている様な気がしますが...。
(まあ...気のせいよね?)
あまり深く考えないようにしました。
何ででしょうか?、何だか思い出さない方がいい様な気がしてなりません。
「え...ええそうね...」
「違うでしょ!、もっと楽しそうにして!」
「はいっ!って...、何で私がそこまでサービスしないと行けないのよ!!」
「お金♡」
「うっ...、砂場は楽しいわよ...」
結局金の魔力には敵いません。
私は砂場に向かい、彼女と一緒に城を作り始めました。
私は満足感のある笑みを浮かべながらリュイラを見つめていました。
プリンが美味しかったのは本当ですし、お腹が一杯になったのも本当です。
ただ...、本音を言うとやっぱり恥ずかしいとは思いますが、これもサービスだと思うことにしましょう。
「あ~ん♡可愛い~♡」
リュイラが笑顔で私を抱きしめてきましたが、私は受け入れる事にしました。
なぜなら、全部受け入れてしまえばある程度は許容できると判断したからです。
別に彼女は私に敵意を向けているわけではないですし、どちらかと言えば好意を向けて貰えている為、これを利用しない手はないと思っただけですが...。
「ねぇママ...」
「なぁに?プラムちゃん?」
「お小遣い頂戴」
流石にやばかったかな?と思いましたけど、彼女はそれを聞いて財布を出してくれました。
(ちょろい...♪)
そう思いながらもニコニコな演技を続けてあざと可愛く両手を出してお金を貰いましたが...。
(たったの100ゴールド...、駄菓子でも買えってか!?)
貰えるお金まで小学生レベルだったので意味が無いと悟りました。
「あ...ありがとう...」
「どういたしまして♡」
今すぐにでも殴ったろうかと考える私でしたが、一応お金は貰えているため文句は言えません。
裏でしかめっ面をしながらも、彼女の前では普通の表情で話します。
「じゃあそろそろ公園に行きましょうか、お昼だし遊び時ですからね♡」
私はそう言われて公園に連れて行かれました。
~公園~
「じゃあ砂場でお城でも作る?、それとも滑り台かな~?」
彼女が楽しそうに告げていましたが、私の心の中にモヤモヤっとした感覚が募ってきました。
(あれっ?、以前こんな事なかったかしら?)
記憶にない事なので覚えている筈が無いのですが、何となく誰かと公園で遊んだよ様な感触が体に残っている様な気がしますが...。
(まあ...気のせいよね?)
あまり深く考えないようにしました。
何ででしょうか?、何だか思い出さない方がいい様な気がしてなりません。
「え...ええそうね...」
「違うでしょ!、もっと楽しそうにして!」
「はいっ!って...、何で私がそこまでサービスしないと行けないのよ!!」
「お金♡」
「うっ...、砂場は楽しいわよ...」
結局金の魔力には敵いません。
私は砂場に向かい、彼女と一緒に城を作り始めました。
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