49 / 115
今日はぐっすり眠れそう...♡
しおりを挟む
「はい終わり♡」
(えっ...もう終わりなの...?)
しっかりとお手てを揉み揉みしてくれたお陰か、疲れが取れたような気がします。
手を握ったり開いたりして感触を確かめてみると、マッサージをしてもらう前と後では雲泥の差がありました。
(あっ!手が軽い!!)
グーとパーを何度も作り、その差を楽しみました。
「ありがとう、ユウカ」
自然とお礼の言葉が出てくるくらいには、彼女の技術が素晴らしい物であると理解出来る私。
「いえいえ、プラムさんのお気にめしたのであれば私としても光栄です」
軽く会釈をして笑顔を向けてくる彼女を見て微笑み返す私。
「あなた...、本当はマッサージ上手なのね...、見直したわ」
感心したように彼女を見つめる私。
「本当はって...、期待してなかったんですか?」
少し怒った様に私の方を見てくる彼女は、子供の様に思えてしまい、少し可愛いと思う。
「いえ、ちょっと夕方のマッサージが酷かったから上手だなって」
「ちょっ...、あんなに良い声あげてたのはプラムさんなのに...」
「何か言ったかしら?」
「なにも言ってませんよ」(営業スマイル)
「そう...、なら良いのだけど...」
そうこうしている内に段々と眠たくなってきた。
前と同じだ...、そこまで遅い時間でも無いのに眠気が来てしまい大あくびをしてしまう。
「ふぁぁ...、眠いのよ...」
「眠たいのですね...、では私はこれで...」
さっと私の部屋から去る彼女は、去り際にこんな事を呟いた。
「プラムさん...、ちゃんと戸締りはしておいた方が良いですよ♡」
「?、良いからさっさと出て行くのよ...」
眠気からか、あまり大きい声を出す気がせず、手でしっしっと彼女を追い払う仕草をした。
「失礼します...」
一瞬嬉しそうな表情を浮かべている彼女が見えたのですが、今はどうでもいい事です。
彼女のお陰で程よく疲れが取れているので、今日は良く眠れそうです。
灯りを消し、静かになった部屋で寝息を立て始める私なのでした。
(えっ...もう終わりなの...?)
しっかりとお手てを揉み揉みしてくれたお陰か、疲れが取れたような気がします。
手を握ったり開いたりして感触を確かめてみると、マッサージをしてもらう前と後では雲泥の差がありました。
(あっ!手が軽い!!)
グーとパーを何度も作り、その差を楽しみました。
「ありがとう、ユウカ」
自然とお礼の言葉が出てくるくらいには、彼女の技術が素晴らしい物であると理解出来る私。
「いえいえ、プラムさんのお気にめしたのであれば私としても光栄です」
軽く会釈をして笑顔を向けてくる彼女を見て微笑み返す私。
「あなた...、本当はマッサージ上手なのね...、見直したわ」
感心したように彼女を見つめる私。
「本当はって...、期待してなかったんですか?」
少し怒った様に私の方を見てくる彼女は、子供の様に思えてしまい、少し可愛いと思う。
「いえ、ちょっと夕方のマッサージが酷かったから上手だなって」
「ちょっ...、あんなに良い声あげてたのはプラムさんなのに...」
「何か言ったかしら?」
「なにも言ってませんよ」(営業スマイル)
「そう...、なら良いのだけど...」
そうこうしている内に段々と眠たくなってきた。
前と同じだ...、そこまで遅い時間でも無いのに眠気が来てしまい大あくびをしてしまう。
「ふぁぁ...、眠いのよ...」
「眠たいのですね...、では私はこれで...」
さっと私の部屋から去る彼女は、去り際にこんな事を呟いた。
「プラムさん...、ちゃんと戸締りはしておいた方が良いですよ♡」
「?、良いからさっさと出て行くのよ...」
眠気からか、あまり大きい声を出す気がせず、手でしっしっと彼女を追い払う仕草をした。
「失礼します...」
一瞬嬉しそうな表情を浮かべている彼女が見えたのですが、今はどうでもいい事です。
彼女のお陰で程よく疲れが取れているので、今日は良く眠れそうです。
灯りを消し、静かになった部屋で寝息を立て始める私なのでした。
0
お気に入りに追加
54
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。


とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる