最強の弱虫達

影悪・ドレミ

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第3章 戦士の国Owen(オーウェン)

魔法を消滅させる魔法

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リウス「チート魔法の限界?」
カミル「最近話題になってるんだ。」
トーン「実際限界なんて無さそうですけどね。」
キエレ「体力が続く限り基本的に限界はないけどね。リウス、魔法の強さは無限なんだ。強い魔法を使う時に必要な3つの条件。知ってる?」
リウス「…えっと、才能?」
キエレ「そうそう。」
リウス「あとは分かんねーけど。」
キエレ「才能、イメージ、メンタルだよ。」
カミル「まずは才能。これでどこまで成長出来るか、どれだけ努力しないといけないかに差が出てくる。」
トーン「次にイメージ。魔法の練習中、集中するのは当たり前でそれと想像する事も大切なんです。イメージする事で自分の限界を超える魔法もありますから。」
キエレ「最後にメンタル。魔法は精神の安定に左右されやすいんです。焦りや恐怖は魔法を上手く操れなくします。」
カミル「まぁ、何事にも集中が大切って事だ。」

そういい歩き続ける4人。

リウス「………。」
キエレ「リウス、どうかした?」
リウス「見覚えのある奴がいる気がする。」

目の前には占い師がいた。

占い師「やぁ、またあったね。」
リウス「ですね。」
占い師「今日も面白い話があるんだg」
リウス「そうですかそれじゃサヨナラ」
占い師「魔法の消滅についてなんだけど。」

リウスの言葉を無視して話し始める占い師。
スルーしようと試みたが、キエレやカミル達にそれは失礼と言われ仕方ないのできくことに。

占い師「魔法を消滅させる魔法って知ってるかい?」
キエレ「魔法を消滅…?」
占い師「その魔法は月の魔法を使うある人の魔法で、その魔法に掛かった者は魔法を使えなくなるらしい。」
カミル「まじでチートだな。」
リウス「てか、なんでそんな事知ってんの?やけに詳しいな。…単刀直入に言うとただただ怪しい。」
占い師「あはは、私はただの占い師ですよ。」
リウス「本当か?」
占い師「それより、君達はどこに向かっているんだい?」
カミル「蘇りの国will(ウィル)だ。」
占い師「蘇りの国will(ウィル)ですか。」
カミル「知っているのか!?」
占い師「回復魔法に適していると人気の国だからそれなりにきいたことはあるよ。」
トーン「どうして回復魔法に適しているんですか?」
占い師「蘇りの国will(ウィル)には沢山の種類と量の医療機器や薬が揃っているからね。病院とかもあるそうだけど、骨折とかでも3時間あれば大体の怪我は治るらしいし。」






ーーーーー
次回・魔女の薬屋

???「ん~、そうねぇ。どっちかっていうとゾンビに近いかしら。ただ、生きてる人間と変わらないけどね。」
カミル「…いくらだ?」
???「お金なんていらない。」
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