62 / 65
第11章 完全無敵三大中心角・絶対的差vs編
足止め
しおりを挟む
セレン「……今すぐに殺す事だって出来るのですよ?」
カミル「存分と余裕そうだなぁ。」
セレン「ああ、余裕とも。」
セレンにはまだ秘策があるようで…。
キエレ「セレン。君は今の状況が分からないのかな?」
セレンはリウス達にかけた魔法を解かないと動けない。キエレの絶対防御でラインとブシンの攻撃は効かない。キエレ側にはカミルという攻撃型がいるので、攻撃してくることが可能。理想化が絶対防御に敵うか分からない。もし、理想化が絶対防御に敵わないと分かれば、無限ループは圧倒的不利な状況に立たされる事になる。
キエレ「僕は君が何かを仕掛けてきても、完全に防ぐ事が出来る。」
リウス(けど、さっさと俺らを逃がせばいいのに…どうして俺らに選択を与えるんだ?)
『見逃して貰う』
その選択肢しかないと分かっていての行動何だろうか。
キエレ「君は昔から変わらないね。」
セレン「急になんです?」
キエレ「……僕知ってるんだよ?
バスクが虐められるように仕組んでいたのも、ラインとブシンを無理矢理無理矢理に入れたのも、
全部君の理想化魔法で」
セレン「黙れ!」
リウス(…は?)
バスク「どういう事だよ!」
キエレ「始めはバスクの魔法はいいと思っていた。だから虐めから助けるフリをしていい兄を演じ味方につけた。けど、僕という絶対防御、最強の防御魔法を知ったことで要らなくなった。それからラインとブシンは操っているんだろう?」
ライン・ブシン「………。」
リウス「なら、スイマやキエレもそうやって取り戻せば…」
キエレ「僕には効かない可能性があったし、スイマが裏切った時にはこちら側には僕もいると予想したんだろう。」
その時、ラインが笑いながら拍手した。
ライン「あははっ、素晴らしい推理ですね。けど、僕らは操られていませんよ?なぜなら、理想化魔法発動中は『動けない』はずですものね?リウスさんも見たでしょう。ボスが歩いている姿を…」
リウス(確かに……。)
キエレ「理想化で、歩いているように見せただけじゃないのか!?」
ライン「なら初めからそうすれば、動けない事を知られなくてすんだではありませんか。」
ブシン「……お前らは勘違いしているんだよ。」
キエレ「勘違い…?」
セレン「無限ループの勝利は決まっているのです。」
ーーーーー
次回・警察と先輩
キエレ「何を根拠に!」
セレン「これ、なんだと思いますか?」
カミル「存分と余裕そうだなぁ。」
セレン「ああ、余裕とも。」
セレンにはまだ秘策があるようで…。
キエレ「セレン。君は今の状況が分からないのかな?」
セレンはリウス達にかけた魔法を解かないと動けない。キエレの絶対防御でラインとブシンの攻撃は効かない。キエレ側にはカミルという攻撃型がいるので、攻撃してくることが可能。理想化が絶対防御に敵うか分からない。もし、理想化が絶対防御に敵わないと分かれば、無限ループは圧倒的不利な状況に立たされる事になる。
キエレ「僕は君が何かを仕掛けてきても、完全に防ぐ事が出来る。」
リウス(けど、さっさと俺らを逃がせばいいのに…どうして俺らに選択を与えるんだ?)
『見逃して貰う』
その選択肢しかないと分かっていての行動何だろうか。
キエレ「君は昔から変わらないね。」
セレン「急になんです?」
キエレ「……僕知ってるんだよ?
バスクが虐められるように仕組んでいたのも、ラインとブシンを無理矢理無理矢理に入れたのも、
全部君の理想化魔法で」
セレン「黙れ!」
リウス(…は?)
バスク「どういう事だよ!」
キエレ「始めはバスクの魔法はいいと思っていた。だから虐めから助けるフリをしていい兄を演じ味方につけた。けど、僕という絶対防御、最強の防御魔法を知ったことで要らなくなった。それからラインとブシンは操っているんだろう?」
ライン・ブシン「………。」
リウス「なら、スイマやキエレもそうやって取り戻せば…」
キエレ「僕には効かない可能性があったし、スイマが裏切った時にはこちら側には僕もいると予想したんだろう。」
その時、ラインが笑いながら拍手した。
ライン「あははっ、素晴らしい推理ですね。けど、僕らは操られていませんよ?なぜなら、理想化魔法発動中は『動けない』はずですものね?リウスさんも見たでしょう。ボスが歩いている姿を…」
リウス(確かに……。)
キエレ「理想化で、歩いているように見せただけじゃないのか!?」
ライン「なら初めからそうすれば、動けない事を知られなくてすんだではありませんか。」
ブシン「……お前らは勘違いしているんだよ。」
キエレ「勘違い…?」
セレン「無限ループの勝利は決まっているのです。」
ーーーーー
次回・警察と先輩
キエレ「何を根拠に!」
セレン「これ、なんだと思いますか?」
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
ダンジョン美食倶楽部
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
長年レストランの下働きとして働いてきた本宝治洋一(30)は突如として現れた新オーナーの物言いにより、職を失った。
身寄りのない洋一は、飲み仲間の藤本要から「一緒にダンチューバーとして組まないか?」と誘われ、配信チャンネル【ダンジョン美食倶楽部】の料理担当兼荷物持ちを任される。
配信で明るみになる、洋一の隠された技能。
素材こそ低級モンスター、調味料も安物なのにその卓越した技術は見る者を虜にし、出来上がった料理はなんとも空腹感を促した。偶然居合わせた探索者に振る舞ったりしていくうちに【ダンジョン美食倶楽部】の名前は徐々に売れていく。
一方で洋一を追放したレストランは、SSSSランク探索者の轟美玲から「味が落ちた」と一蹴され、徐々に落ちぶれていった。
※カクヨム様で先行公開中!
※2024年3月21で第一部完!

魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。

Link's
黒砂糖デニーロ
ファンタジー
この世界には二つの存在がいる。
人類に仇なす不死の生物、"魔属”
そして魔属を殺せる唯一の異能者、"勇者”
人類と魔族の戦いはすでに千年もの間、続いている――
アオイ・イリスは人類の脅威と戦う勇者である。幼馴染のレン・シュミットはそんな彼女を聖剣鍛冶師として支える。
ある日、勇者連続失踪の調査を依頼されたアオイたち。ただの調査のはずが、都市存亡の戦いと、その影に蠢く陰謀に巻き込まれることに。
やがてそれは、世界の命運を分かつ事態に――
猪突猛進型少女の勇者と、気苦労耐えない幼馴染が繰り広げる怒涛のバトルアクション!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

第七魔眼の契約者
文月ヒロ
キャラ文芸
主人公、最弱の【魔術師】・和灘 悟《わなだ さとる》。
第六魔法学院に通う彼は、二年の夏のとある日の朝学院より落第を通告された。
『【迷宮】攻略試験を受け、攻略する』
状況を打破しようと奔走する彼は、そんな折、落第回避の方法として追試の存在を知る。
そして試験開始後【迷宮】へと潜り込んだ悟だったが、そこで【魔眼】を名乗る声に話し掛けられ――。
最弱だった少年【魔術師】が【魔眼】と紡ぐ――最強の物語、開幕!!

愛する貴方の心から消えた私は…
矢野りと
恋愛
愛する夫が事故に巻き込まれ隣国で行方不明となったのは一年以上前のこと。
周りが諦めの言葉を口にしても、私は決して諦めなかった。
…彼は絶対に生きている。
そう信じて待ち続けていると、願いが天に通じたのか奇跡的に彼は戻って来た。
だが彼は妻である私のことを忘れてしまっていた。
「すまない、君を愛せない」
そう言った彼の目からは私に対する愛情はなくなっていて…。
*設定はゆるいです。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。

【完結】蓬莱の鏡〜若返ったおっさんが異世界転移して狐人に救われてから色々とありまして〜
月城 亜希人
ファンタジー
二〇二一年初夏六月末早朝。
蝉の声で目覚めたカガミ・ユーゴは加齢で衰えた体の痛みに苦しみながら瞼を上げる。待っていたのは虚構のような現実。
呼吸をする度にコポコポとまるで水中にいるかのような泡が生じ、天井へと向かっていく。
泡を追って視線を上げた先には水面らしきものがあった。
ユーゴは逡巡しながらも水面に手を伸ばすのだが――。
おっさん若返り異世界ファンタジーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる