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第11章 完全無敵三大中心角・絶対的差vs編
理想化の弱点判明
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セレン「……すみませんが、何が起こるか分からない以上、提案はのめません。」
リウス「のまないんじゃなくて、のめないんだろ?」
この圧倒的有利な状況で提案をのまないセレン達。
リウス「お前の弱点は…『動けない』」
バスク「動けない…?」
リウス「魔法発動中動くことが出来ない。」
魔法を解かない限り動けないので、0秒の石を探しに行くことが出来ない。
直ぐに殺してもよいが、セレンは何かを恐れているため出来ない。
このまま状況が変わらなければ何もできない。
セレン「……隠しきれそうに無いですね。」
リウス「セレン。お前は俺達の何を恐れているんだ?」
セレン「…無自覚程怖い者はありません。」
リウス「…?」
セレン「いや、それを知ったときこそが…最も恐ろしいのかもしれませんね。」
リウス「さっきから何を言ってるんだよ。」
セレンはやはり、確実に何かを恐れている。
その恐れているモノが人か魔法か物かも分からない。しかし、その恐れているものがあるお陰で、セレンは0秒の石を使わないとこの世を破壊出来ないし、むやみに人を殺せない。
セレン「しかし、動けないと分かったところでどうするつもりですか?」
セレンの弱点が判明しても、セレン達が有利なままで状況は変わらない。セレンは動けないので攻撃を避けられないが、そもそも動けないので攻撃する事が出来ない。
セレン「まさかと思いますけど、対抗しようなんて考えて無いですよね?」
ブシン「そんなの無理に決まってるのにな!」
バスク(どうする…彼奴らが何も考え無しに見逃すとは考えられねぇ。)
キエレ「そこまでだ!セレン!」
セレン「おや、ヒーローの登場ですか?」
キエレとカミルが歩いてくる。
カミル「キエレ、どうする?」
キエレ「攻撃は一旦我慢しろ。」
セレン「久しぶりですね。キエレ。」
キエレ「リウス。ごめんね。」
リウス「…………。」
セレン「キエレが来たところで状況は変わらない。君達もまとめて動けなくして…」
キエレ「ガード。」
セレン「………。」
リウス(…絶対防御。理想化相手にも効くのか…?)
セレン「なぜ…?」
キエレ「理想化が最高ランクなのは本当だ。だけど、チート魔法内最強の魔法は理想化だけじゃないんだよ。『絶対防御』はどんな攻撃をも防ぐ。」
セレン「なら、どんな相手にでも絶対に攻撃出来る武器をつくり出し、それでっ」
キエレ「無駄だよ。それだと矛盾してしまうから、つくり出すのは不可能だ。理想化魔法と絶対防御魔法は対等であり平行である。決して敵対しな」
セレン「やってみないと分かりませんよ?どちらが上か、ハッキリするでしょう。」
セレンの顔がさっきまでと比べて少し崩れている。
リウス(セレンが脅えていたのは…キエレの絶対防御…?)
ーーーーー
次回・足止め
キエレ「セレン。君は今の状況が分からないのかな?」
セレンはリウス達にかけた魔法を解かないと動けない。キエレの絶対防御でラインとブシンの攻撃は効かない。キエレ側にはカミルという攻撃型がいるので、攻撃してくることが可能。理想化が絶対防御に敵うか分からない。
もし、理想化が絶対防御に敵わないと分かれば、無限ループは圧倒的不利な状況に立たされる事になる。
リウス「のまないんじゃなくて、のめないんだろ?」
この圧倒的有利な状況で提案をのまないセレン達。
リウス「お前の弱点は…『動けない』」
バスク「動けない…?」
リウス「魔法発動中動くことが出来ない。」
魔法を解かない限り動けないので、0秒の石を探しに行くことが出来ない。
直ぐに殺してもよいが、セレンは何かを恐れているため出来ない。
このまま状況が変わらなければ何もできない。
セレン「……隠しきれそうに無いですね。」
リウス「セレン。お前は俺達の何を恐れているんだ?」
セレン「…無自覚程怖い者はありません。」
リウス「…?」
セレン「いや、それを知ったときこそが…最も恐ろしいのかもしれませんね。」
リウス「さっきから何を言ってるんだよ。」
セレンはやはり、確実に何かを恐れている。
その恐れているモノが人か魔法か物かも分からない。しかし、その恐れているものがあるお陰で、セレンは0秒の石を使わないとこの世を破壊出来ないし、むやみに人を殺せない。
セレン「しかし、動けないと分かったところでどうするつもりですか?」
セレンの弱点が判明しても、セレン達が有利なままで状況は変わらない。セレンは動けないので攻撃を避けられないが、そもそも動けないので攻撃する事が出来ない。
セレン「まさかと思いますけど、対抗しようなんて考えて無いですよね?」
ブシン「そんなの無理に決まってるのにな!」
バスク(どうする…彼奴らが何も考え無しに見逃すとは考えられねぇ。)
キエレ「そこまでだ!セレン!」
セレン「おや、ヒーローの登場ですか?」
キエレとカミルが歩いてくる。
カミル「キエレ、どうする?」
キエレ「攻撃は一旦我慢しろ。」
セレン「久しぶりですね。キエレ。」
キエレ「リウス。ごめんね。」
リウス「…………。」
セレン「キエレが来たところで状況は変わらない。君達もまとめて動けなくして…」
キエレ「ガード。」
セレン「………。」
リウス(…絶対防御。理想化相手にも効くのか…?)
セレン「なぜ…?」
キエレ「理想化が最高ランクなのは本当だ。だけど、チート魔法内最強の魔法は理想化だけじゃないんだよ。『絶対防御』はどんな攻撃をも防ぐ。」
セレン「なら、どんな相手にでも絶対に攻撃出来る武器をつくり出し、それでっ」
キエレ「無駄だよ。それだと矛盾してしまうから、つくり出すのは不可能だ。理想化魔法と絶対防御魔法は対等であり平行である。決して敵対しな」
セレン「やってみないと分かりませんよ?どちらが上か、ハッキリするでしょう。」
セレンの顔がさっきまでと比べて少し崩れている。
リウス(セレンが脅えていたのは…キエレの絶対防御…?)
ーーーーー
次回・足止め
キエレ「セレン。君は今の状況が分からないのかな?」
セレンはリウス達にかけた魔法を解かないと動けない。キエレの絶対防御でラインとブシンの攻撃は効かない。キエレ側にはカミルという攻撃型がいるので、攻撃してくることが可能。理想化が絶対防御に敵うか分からない。
もし、理想化が絶対防御に敵わないと分かれば、無限ループは圧倒的不利な状況に立たされる事になる。
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