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第11章 完全無敵三大中心角・絶対的差vs編
絶対服従家来
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「中々賢い人間だな。」
奥から男がこちらに向かって歩いて来る。
スイマ「…ボスのご登場だねぇ。」
長めの髪に優しげで落ち着いた目。
しかし、オーラが違った。
セレン「ライン、ブシン、行け。」
ライン・ブシン「了解、ボス。」
セレンの合図と共に、ブシンがラインに魔法をかけ、分身させる。分身したラインが何かの魔法をリウス達にかけてきた。
すると、リウス達は体が動かなくなってしまった。
リウス「………なんで…動かないんだ…?」
バスク「理想化魔法をコピーしたんだろう。」
スイマ「本当に何でも出来ちゃうね~。」
コモリ「キー!!」
理想化は理想像を現実化させる事が出来る。
どれだけ強いかは、…言わなくても分かるかもだが、敵うわけがない。
セレン「僕の魔法はチート魔法界でのトップレベル。…君達が僕に勝てると思った?」
セレンが来て数秒で、リウス達は手も足も出せない状況に陥ってしまった。
理想化といえば、誰もが驚き跪く強力なトップクラスの魔法。
セレン「何度も言うが、理想化こそが最高ランクの魔法。僕は無敵なんだ。少し話し合う時間をあげるよ。謝って、直ぐにここから離れもう僕らの邪魔はしないって言うならば、特別に見逃してあげる。…けど、スイマは……。」
スイマもチート魔法を使う。強い者は味方につけて起きたいのだろう。
そこでリウスが、1つの疑問に差し掛かる。
リウス「セレン。なぜわざわざ0秒の石を使って目的を実行するんだ?」
無限ループの目的はこの世の破壊。
理想化を使えば簡単に達成出来てしまうのではないか。最高ランクと誇っているのだ。なのになぜ、そうしないのか。ただただ気付かなかったという事ではないだろう。そこまでバカではないだろう。
でもセレンは自身の理想化を使いこの世を破壊しようとはしなかった。
大きい事をするには、なにか準備や時間等が必要になってくるのか。また、それをしないのではなく、出来ないのだろうか。もしくは、チート魔法なのでなにか弱点があり、大規模なことをしようとするには苦しかったり、失敗する可能性等があるのだろうか。
リウスの問いにセレンは答える。
セレン「やろうと思えば出来るよ。」
セレンは最後までは答えずに黙り込んだ。その目は、何にもおくしていない余裕の笑顔を作り上げていた。
リウス(やろうと思えば出来るのは本当か。)
リウスの魔法、嘘を見抜くが発動したのだ。
リウス(セレンは何かに脅えている。)
スイマ「ライン、ブシン。」
ライン「なんです?」
スイマ「どうしてセレンに協力するのぉ?」
ライン「ボスの言うことは正しい。」
ブシン「ボスこそが正義!」
スイマ「…本当にそう思っているの?」
ライン「どういうことです?」
スイマ「理想化は洗脳とは違う。心は変わらない。」
スイマがリウスに目で合図を送る。
リウス(……ラインとブシンの言ったことは…
嘘)
ーーーーー
次回・弱点探し
リウス(どうすれば…チート魔法ならどこかに弱点があるはずだっ!)
バスク「リウス。弱点や抜け道を捜しても無駄だ。弱点なんて無いんだよ。魔法の発動条件さえ分からない。きっと無いんだ。」
奥から男がこちらに向かって歩いて来る。
スイマ「…ボスのご登場だねぇ。」
長めの髪に優しげで落ち着いた目。
しかし、オーラが違った。
セレン「ライン、ブシン、行け。」
ライン・ブシン「了解、ボス。」
セレンの合図と共に、ブシンがラインに魔法をかけ、分身させる。分身したラインが何かの魔法をリウス達にかけてきた。
すると、リウス達は体が動かなくなってしまった。
リウス「………なんで…動かないんだ…?」
バスク「理想化魔法をコピーしたんだろう。」
スイマ「本当に何でも出来ちゃうね~。」
コモリ「キー!!」
理想化は理想像を現実化させる事が出来る。
どれだけ強いかは、…言わなくても分かるかもだが、敵うわけがない。
セレン「僕の魔法はチート魔法界でのトップレベル。…君達が僕に勝てると思った?」
セレンが来て数秒で、リウス達は手も足も出せない状況に陥ってしまった。
理想化といえば、誰もが驚き跪く強力なトップクラスの魔法。
セレン「何度も言うが、理想化こそが最高ランクの魔法。僕は無敵なんだ。少し話し合う時間をあげるよ。謝って、直ぐにここから離れもう僕らの邪魔はしないって言うならば、特別に見逃してあげる。…けど、スイマは……。」
スイマもチート魔法を使う。強い者は味方につけて起きたいのだろう。
そこでリウスが、1つの疑問に差し掛かる。
リウス「セレン。なぜわざわざ0秒の石を使って目的を実行するんだ?」
無限ループの目的はこの世の破壊。
理想化を使えば簡単に達成出来てしまうのではないか。最高ランクと誇っているのだ。なのになぜ、そうしないのか。ただただ気付かなかったという事ではないだろう。そこまでバカではないだろう。
でもセレンは自身の理想化を使いこの世を破壊しようとはしなかった。
大きい事をするには、なにか準備や時間等が必要になってくるのか。また、それをしないのではなく、出来ないのだろうか。もしくは、チート魔法なのでなにか弱点があり、大規模なことをしようとするには苦しかったり、失敗する可能性等があるのだろうか。
リウスの問いにセレンは答える。
セレン「やろうと思えば出来るよ。」
セレンは最後までは答えずに黙り込んだ。その目は、何にもおくしていない余裕の笑顔を作り上げていた。
リウス(やろうと思えば出来るのは本当か。)
リウスの魔法、嘘を見抜くが発動したのだ。
リウス(セレンは何かに脅えている。)
スイマ「ライン、ブシン。」
ライン「なんです?」
スイマ「どうしてセレンに協力するのぉ?」
ライン「ボスの言うことは正しい。」
ブシン「ボスこそが正義!」
スイマ「…本当にそう思っているの?」
ライン「どういうことです?」
スイマ「理想化は洗脳とは違う。心は変わらない。」
スイマがリウスに目で合図を送る。
リウス(……ラインとブシンの言ったことは…
嘘)
ーーーーー
次回・弱点探し
リウス(どうすれば…チート魔法ならどこかに弱点があるはずだっ!)
バスク「リウス。弱点や抜け道を捜しても無駄だ。弱点なんて無いんだよ。魔法の発動条件さえ分からない。きっと無いんだ。」
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