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ハミュSid
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初めまして、ハミュと申します。
私は今美久様の講師をやらせて頂いています。
何故今回私が話をしているかと言うと誰かに私の話を聞いて欲しかったからなんです。
美久様はとても優秀で良い女性です。
初めて、王様から講師を頼まれた時、何故私なのかと面倒だなと思ってしまいました。
私は今まで誰かの講師をした事が有りませんでした。
それなのに今回王様に呼ばれ、私に頼み事があると言われ、王様直々のお願いなどどんな事だろうと、難しい事じゃ無いようにとか、心の中で願っていましたが、まさかお願いが異世界から来た少女にこの国の歴史や色々教えてやってくれと言われた時は一瞬何を言われたのか理解するのに少し時間が掛かった。
理解した次には面倒だなと思った。しかし、面倒でも王様の願いを断るわけにはいきませんから引き受けたけど、私で大丈夫でしょうか?と一日中考えていましたよ。
それもそうでしょう何故なら相手は異世界から来たと言う少女ではないか。
そもそも人に教えた事なんて無い私に異世界の少女の講師など今から考えただけでも頭が痛くなる。
少しでも少女の機嫌を損ねる事があれば私は何らかしらの罰があるでしょう。
そう考えると他の人に代わって欲しい…
しかし、王様から上手くやれば給料を上げてやると言われていた事を思い出した。
それはそれは嬉しいけれども今から色々考えていると胃が痛くなってきた…。
そして、私が異世界の人と会う時が来た。
心臓がバクバクして、心なしか落ち着かなかった。
そして、彼女が居る部屋の前まで行き、深呼吸をして、ドアをノックした。すると、中から綺麗な声でどうぞと聞こえた。失礼しますと言い、ドアを開けると私の目に映ったのは目の前には大きなベットの上で上半身を起こしてこっちを見ている美しい女性だった。
彼女が王様が言っていた美久と言う人なんだろうと分かった。
彼女の近くに行き、自己紹介をした。
彼女は何やら固まっていましたが声をかければハッとして何でも無いと言った。
どうしたんだろうと思ったが気にしないでおこう。
さて、まず、彼女が何を知りたいのかを聞いた。
彼女はこの国の通貨、歴史、文字、物の名前、生きる為に必要な事と言った。
彼女の口から出た言葉に私 びっくりした。
偏見かもしれないが少し我儘な事を言われると思ったが、この国の事を知りたいと真剣な顔で言われちょっと感動した。
まぁ、そんな事は置いといて、
私はまず、持って来ていた「あ」から、「ん」の書かれた紙を渡した。
その紙に書いてある文字を覚える事から始めてもらいます。
それとすぐ使うかもしれない通貨の事も教えておいた。
これから覚える事も沢山あるから焦らずゆっくり行きましょうか。
心の中でこれからの予定を立てていた。
それからは彼女、美久さんは一生懸命勉強をしていました。
美久さんは真面目で頑張り屋さんだと言う事が分かりました。
それから私は美久さんに会う前の考えを全て消した。
彼女は何の心配もありませんから、私も心置きなく講師を続けられると思っていました。
しかし、ある日、王妃様とお買い物に行った美久様が拾ってきた物を見た瞬間一瞬でしたが身の危険を感じたのです。
美久様が王妃様達とお話で泣きつ疲れてしまい、ベットに運ばれていくのを見届け、素早く自分の部屋に戻りました。
部屋に入った瞬間、ドアによしかかり、深いため息を吐いた。
心臓に手を当てると異常な速さで動いていた。
何故見ただけでこんな事になるのか全く分からない。
少し落ち着いてきた時、部屋に美久様が訪ねてきたのです。
例の懐中時計の事で…
私はこの事を話しても良いのか迷いましたが話してみて美久様の力になれるので有れば良いと思い美久様を部屋の中に招き入れ、話を始めた。
私は今美久様の講師をやらせて頂いています。
何故今回私が話をしているかと言うと誰かに私の話を聞いて欲しかったからなんです。
美久様はとても優秀で良い女性です。
初めて、王様から講師を頼まれた時、何故私なのかと面倒だなと思ってしまいました。
私は今まで誰かの講師をした事が有りませんでした。
それなのに今回王様に呼ばれ、私に頼み事があると言われ、王様直々のお願いなどどんな事だろうと、難しい事じゃ無いようにとか、心の中で願っていましたが、まさかお願いが異世界から来た少女にこの国の歴史や色々教えてやってくれと言われた時は一瞬何を言われたのか理解するのに少し時間が掛かった。
理解した次には面倒だなと思った。しかし、面倒でも王様の願いを断るわけにはいきませんから引き受けたけど、私で大丈夫でしょうか?と一日中考えていましたよ。
それもそうでしょう何故なら相手は異世界から来たと言う少女ではないか。
そもそも人に教えた事なんて無い私に異世界の少女の講師など今から考えただけでも頭が痛くなる。
少しでも少女の機嫌を損ねる事があれば私は何らかしらの罰があるでしょう。
そう考えると他の人に代わって欲しい…
しかし、王様から上手くやれば給料を上げてやると言われていた事を思い出した。
それはそれは嬉しいけれども今から色々考えていると胃が痛くなってきた…。
そして、私が異世界の人と会う時が来た。
心臓がバクバクして、心なしか落ち着かなかった。
そして、彼女が居る部屋の前まで行き、深呼吸をして、ドアをノックした。すると、中から綺麗な声でどうぞと聞こえた。失礼しますと言い、ドアを開けると私の目に映ったのは目の前には大きなベットの上で上半身を起こしてこっちを見ている美しい女性だった。
彼女が王様が言っていた美久と言う人なんだろうと分かった。
彼女の近くに行き、自己紹介をした。
彼女は何やら固まっていましたが声をかければハッとして何でも無いと言った。
どうしたんだろうと思ったが気にしないでおこう。
さて、まず、彼女が何を知りたいのかを聞いた。
彼女はこの国の通貨、歴史、文字、物の名前、生きる為に必要な事と言った。
彼女の口から出た言葉に私 びっくりした。
偏見かもしれないが少し我儘な事を言われると思ったが、この国の事を知りたいと真剣な顔で言われちょっと感動した。
まぁ、そんな事は置いといて、
私はまず、持って来ていた「あ」から、「ん」の書かれた紙を渡した。
その紙に書いてある文字を覚える事から始めてもらいます。
それとすぐ使うかもしれない通貨の事も教えておいた。
これから覚える事も沢山あるから焦らずゆっくり行きましょうか。
心の中でこれからの予定を立てていた。
それからは彼女、美久さんは一生懸命勉強をしていました。
美久さんは真面目で頑張り屋さんだと言う事が分かりました。
それから私は美久さんに会う前の考えを全て消した。
彼女は何の心配もありませんから、私も心置きなく講師を続けられると思っていました。
しかし、ある日、王妃様とお買い物に行った美久様が拾ってきた物を見た瞬間一瞬でしたが身の危険を感じたのです。
美久様が王妃様達とお話で泣きつ疲れてしまい、ベットに運ばれていくのを見届け、素早く自分の部屋に戻りました。
部屋に入った瞬間、ドアによしかかり、深いため息を吐いた。
心臓に手を当てると異常な速さで動いていた。
何故見ただけでこんな事になるのか全く分からない。
少し落ち着いてきた時、部屋に美久様が訪ねてきたのです。
例の懐中時計の事で…
私はこの事を話しても良いのか迷いましたが話してみて美久様の力になれるので有れば良いと思い美久様を部屋の中に招き入れ、話を始めた。
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