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新章Ⅰ「忌み子と騎士のゆくところ」
41.光
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「おお、ジェイル! ルカもいるな」
揉み屋の前でひょいと馬を降りたベアシュに、ルカとジェイルは目を疑った。漆黒の兜を親衛隊へ預け「息災だったか」と尋ねる。その様子は幼いながら堂々としていた。父・テイスティスから受け継いだ焦げ茶色の髪は、汗に濡れてなおぴょんぴょんと奔放に跳ねている。
「な……なぜ、ベアシュ様がここに?」
ルカの問いかけに、ベアシュは得意げに胸を反らした。
「オリノコからここにいると聞いた! なあルカ、すごいだろう。おれはもう一人で馬に乗れるんだ」
「えっ……。あぁ、さすがです、ベアシュ様……」
「……ギルダの指図か?」
ジェイルは、ベアシュよりもむしろ親衛隊の一人に尋ねた。だが幼い次期領主はジェイルの視界に割り込んで「ちがう! 母上じゃない」と声を張り上げた。胸に手を当てる彼はとても誇らしげだった。
「俺は女王陛下の命を受けて今ここにいるのだ……!」
その時、ラウム領水上邸の堀は凪いでいた。
鏡面のように静まった堀を横目に、女王ナタリアはゆったりと長椅子にもたれている。
王位継承を経て、初めての行幸である。
「悪くない眺めね」
耳にかけた長い銀髪がさらりと頬を滑る。女王の声は涼やかだが力があった。もてなしの茶に唇をつけ、ほぅっとため息をつく。宗教画から抜け出たように美しいナタリアの前で、ベルマインは脂汗を垂らしていた。
それもそのはず、車椅子に座す彼は今、純白の近衛騎士に取り囲まれていた。みな武装し、女王の命が下れば即座にベルマインの首を落とす心構えでいる。下を向いてぶるぶると震えるベルマインに、ナタリアはおっとりと「何も言わないのかしら?」と首をかしげた。
「私はおまえに話しかけているのよ。ベルマイン」
ナタリアの青い瞳がすぅっと細まる。ベルマインは膝に置いた手を握りしめ「女王陛下におかれましてはご機嫌うるわしく」と早口に挨拶した。
「ええ、それはもう……女であるわたくしが、このように強大な権力を振るう機会に恵まれたのです。とても楽しいわ。本当に」
「……玉座は、女子供の玩具ではない」
ベルマインの言葉を聞き、騎士たちの腕に力がこもる。しかし場を支配しているのはナタリアだった。彼女は扇子で口を覆って哄笑した。
「おまえが道化の真似事なんてするのだもの。わたくしが童心に帰るのも自然なことだわ。……なにかしら? わたくしの赦しもなく領地を分けるとか通行を制限するとか、あなたのほうこそ聞き分けのない子供のようね」
「は。……では、ほかにどうすれば良かったと? まさか女神の神器を取り戻せばなんとかなると、本気で思っ……」
扇子を畳んで立ち上がる女王を前に、ベルマインは口を閉じた。
ナタリアの口元から笑みは消え、青い眼光は鋭くなっていた。
「分を弁えよ。痴れ者が」
「…………!」
「わたくしの片割れがここに来たわね」
ベルマインは女王を見上げることしかできない。彼の落ちくぼんだ目は、ナタリアにルカを幻視していた。
「わたくしが光ならあの子は影です。民に忌み嫌われた忌み子が、その身を賭して大義を成そうとしている。それを笑うおまえの口は呪われています。手と足はすでに腐り落ちているようね。目はどうかしら。節穴ならばもう二度と見えずともかまわないと思っているのだけど」
ベルマインの目の中で、ナタリアの立ち姿が大きく揺らぎ、銀髪に青い瞳を持つ少年に重なる。それが彼の知る双子のうちのどちらなのか、ベルマインにはわからなかった。結局のところ彼の目の前に立っているのは、勇敢で賢い兄王子リカルダスでも、思慮深く優しい弟王子アドルファスでもなかった。王家の血を色濃く受け継いだ女王、ナタリアの前でベルマインは顔を伏せた。
「領地間の封鎖を解こう。アドルファスからも手を退く」
「……あら、そう。それで?」
何か言うことはないのかといわんばかりに顎を反らすナタリアに、ベルマインは屈服した。
「すべてを、女王陛下の望み通りに」
◇◇◇
ベアシュの要領を得ない説明に騎士たちが注釈を加え、ルカとジェイルはようやく状況を把握した。ベルマインの動向を察した女王がついに事態の収拾に乗り出した、ということらしい。コパや元老院を押さえ、名実ともに聖都の政治を掌握したナタリアは、ルカとジェイルを正式な使者として帝国へ送る手はずを整えた。そのために遣わされた使者が――当初はギルダが発つ予定だったのだが――ベアシュ、ということらしい。
「父上も、かつてはジェイルをお供に各地を回ったのだろう? おれは跡取りなのだから今まで以上に見聞を広めなければならない!」
楽しそうなベアシュとは対照的に、彼の親衛隊はげっそりとやつれていた。イグナス領とダイバ領の境には高い山がある。自由奔放なベアシュと共に山を越えるのは苦労だっただろう。
「ダイバの大風もおれには恐れをなしたみたいだ! オリノコも聞いていたより物分かりのいい男だったし」
「……ベアシュ、あいつは物分かりがいいように見せかけているだけだ。油断しないほうがいい」
「えっ。そう? そうなのか……」
ジェイルに注意されると素直に聞く。くすっと笑うルカに、ベアシュは照れ臭そうに体をぶつけてきた。甘えられる相手をちゃんとよくわかっている態度だった。ルカは嬉しかった。かつては自分を『気持ち悪い』と言ったベアシュが、今はテイスティスによく似た豪胆さでルカの存在を許している。それが懐かしくて、愛おしかった。
揉み屋の前でひょいと馬を降りたベアシュに、ルカとジェイルは目を疑った。漆黒の兜を親衛隊へ預け「息災だったか」と尋ねる。その様子は幼いながら堂々としていた。父・テイスティスから受け継いだ焦げ茶色の髪は、汗に濡れてなおぴょんぴょんと奔放に跳ねている。
「な……なぜ、ベアシュ様がここに?」
ルカの問いかけに、ベアシュは得意げに胸を反らした。
「オリノコからここにいると聞いた! なあルカ、すごいだろう。おれはもう一人で馬に乗れるんだ」
「えっ……。あぁ、さすがです、ベアシュ様……」
「……ギルダの指図か?」
ジェイルは、ベアシュよりもむしろ親衛隊の一人に尋ねた。だが幼い次期領主はジェイルの視界に割り込んで「ちがう! 母上じゃない」と声を張り上げた。胸に手を当てる彼はとても誇らしげだった。
「俺は女王陛下の命を受けて今ここにいるのだ……!」
その時、ラウム領水上邸の堀は凪いでいた。
鏡面のように静まった堀を横目に、女王ナタリアはゆったりと長椅子にもたれている。
王位継承を経て、初めての行幸である。
「悪くない眺めね」
耳にかけた長い銀髪がさらりと頬を滑る。女王の声は涼やかだが力があった。もてなしの茶に唇をつけ、ほぅっとため息をつく。宗教画から抜け出たように美しいナタリアの前で、ベルマインは脂汗を垂らしていた。
それもそのはず、車椅子に座す彼は今、純白の近衛騎士に取り囲まれていた。みな武装し、女王の命が下れば即座にベルマインの首を落とす心構えでいる。下を向いてぶるぶると震えるベルマインに、ナタリアはおっとりと「何も言わないのかしら?」と首をかしげた。
「私はおまえに話しかけているのよ。ベルマイン」
ナタリアの青い瞳がすぅっと細まる。ベルマインは膝に置いた手を握りしめ「女王陛下におかれましてはご機嫌うるわしく」と早口に挨拶した。
「ええ、それはもう……女であるわたくしが、このように強大な権力を振るう機会に恵まれたのです。とても楽しいわ。本当に」
「……玉座は、女子供の玩具ではない」
ベルマインの言葉を聞き、騎士たちの腕に力がこもる。しかし場を支配しているのはナタリアだった。彼女は扇子で口を覆って哄笑した。
「おまえが道化の真似事なんてするのだもの。わたくしが童心に帰るのも自然なことだわ。……なにかしら? わたくしの赦しもなく領地を分けるとか通行を制限するとか、あなたのほうこそ聞き分けのない子供のようね」
「は。……では、ほかにどうすれば良かったと? まさか女神の神器を取り戻せばなんとかなると、本気で思っ……」
扇子を畳んで立ち上がる女王を前に、ベルマインは口を閉じた。
ナタリアの口元から笑みは消え、青い眼光は鋭くなっていた。
「分を弁えよ。痴れ者が」
「…………!」
「わたくしの片割れがここに来たわね」
ベルマインは女王を見上げることしかできない。彼の落ちくぼんだ目は、ナタリアにルカを幻視していた。
「わたくしが光ならあの子は影です。民に忌み嫌われた忌み子が、その身を賭して大義を成そうとしている。それを笑うおまえの口は呪われています。手と足はすでに腐り落ちているようね。目はどうかしら。節穴ならばもう二度と見えずともかまわないと思っているのだけど」
ベルマインの目の中で、ナタリアの立ち姿が大きく揺らぎ、銀髪に青い瞳を持つ少年に重なる。それが彼の知る双子のうちのどちらなのか、ベルマインにはわからなかった。結局のところ彼の目の前に立っているのは、勇敢で賢い兄王子リカルダスでも、思慮深く優しい弟王子アドルファスでもなかった。王家の血を色濃く受け継いだ女王、ナタリアの前でベルマインは顔を伏せた。
「領地間の封鎖を解こう。アドルファスからも手を退く」
「……あら、そう。それで?」
何か言うことはないのかといわんばかりに顎を反らすナタリアに、ベルマインは屈服した。
「すべてを、女王陛下の望み通りに」
◇◇◇
ベアシュの要領を得ない説明に騎士たちが注釈を加え、ルカとジェイルはようやく状況を把握した。ベルマインの動向を察した女王がついに事態の収拾に乗り出した、ということらしい。コパや元老院を押さえ、名実ともに聖都の政治を掌握したナタリアは、ルカとジェイルを正式な使者として帝国へ送る手はずを整えた。そのために遣わされた使者が――当初はギルダが発つ予定だったのだが――ベアシュ、ということらしい。
「父上も、かつてはジェイルをお供に各地を回ったのだろう? おれは跡取りなのだから今まで以上に見聞を広めなければならない!」
楽しそうなベアシュとは対照的に、彼の親衛隊はげっそりとやつれていた。イグナス領とダイバ領の境には高い山がある。自由奔放なベアシュと共に山を越えるのは苦労だっただろう。
「ダイバの大風もおれには恐れをなしたみたいだ! オリノコも聞いていたより物分かりのいい男だったし」
「……ベアシュ、あいつは物分かりがいいように見せかけているだけだ。油断しないほうがいい」
「えっ。そう? そうなのか……」
ジェイルに注意されると素直に聞く。くすっと笑うルカに、ベアシュは照れ臭そうに体をぶつけてきた。甘えられる相手をちゃんとよくわかっている態度だった。ルカは嬉しかった。かつては自分を『気持ち悪い』と言ったベアシュが、今はテイスティスによく似た豪胆さでルカの存在を許している。それが懐かしくて、愛おしかった。
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