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新章Ⅰ「忌み子と騎士のゆくところ」
16.バミユール☆彡
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集落の中央に、蔦や枝を繭のように編んだ建物があった。女はルカを抱いたまま中へ入った。耳元を羽虫がプンとかすめる。自然その動きを目で追ったルカは絶叫した。
人骨が天井から吊り下げられている。女が笑ってルカを抱き直す。
「もう死んでいるよ。悪くないよ」
言語が理解できずともわかる。こんなところには一秒だって長くいるべきではない。
だが。
(ジェイル様を、私は守り切れなかった……!)
自分のために流された夥しい血を思うと、ルカは息もできない。唇を噛み締めて泣くルカを、女はじっと見つめる。緑の瞳が妖しい光を宿す。
「ひっ……!」
突然、頬に噛みつかれた。痛い。怖い。
「な、何をするのですかっ。やめてっ! ひゃへれくらひゃいっ」
あまりにも強い力に口のはしが切れる。頬に噛み痕がつく。ふん、ふん、と感じる鼻息を(笑っている)と悟り、ルカは総毛立った。ジェイルのことも、こんなふうに玩具を弄ぶように傷つけたのだろうか。そう思うと、萎えていた心に怒りの火がついた。
「こんなことで私を自由にできると思うのですか!」
腕の中で暴れに暴れ、女の腕から抜け出す。どさっと落ちたところは草の筵の上だ。ルカは胸を打ち叩いて言い放った。
「この身に流れる血がなんであろうと、私は女神様のものです! ……っ、ジェイル様の、ものです……!」
涙ながらに訴える相手は、あまりにも母に似ていた。ジェイルを傷つけた張本人だというのに、怒りや憎しみよりも懐かしさがこみあげる。ルカは頭を大きく横に振った。
「……あなたは一体、私のなんなのです……」
「バミユール」
その言葉は聞き取れた。
「ば、ばみゅ……?」
うまく発音できない。
女は自分を指して「バミユール」と繰り返した。同じようにルカを指し「アルカディア」と言った。それはルカの名前ではない。ルテニアの女神の名前だ。
「え……?」
混乱するルカを差し置いて、女――バミユールはストンと筵に座った。彼女が頭の前でぱんぱんと両手を打つと、今まで遠巻きにしていた緑の民たちが近寄ってくる。皆、バミユールに仕える者たちなのだろうか。返り血に濡れた顔に率先して唇を落とし、舌で清めている。
「…………」
目の前で繰り広げられる動物的とも官能的ともつかない光景に、ルカは沈黙した。そんな場合ではないと思いつつ、どうしても母のかつての暮らしぶりを想像してしまう。
バミユールはとうとう筵に押し倒された。ルカは反射的に彼女に背を向けた。修道士として、こんな淫乱な交わりには絶対に加われない。
バミユールはそんな状態で話しかけてきた。
「向きなおれ。言葉に図を加える」
「なっなんですかっ! 私はっ心に決めた人としかそういうことはしないのです!」
「アルカディア」
その名を出されると、どうしても逆らえなかった。ルカは彼女を振り向いた。バミユールは緑の民にうごうごとまとわりつかれながら寝返りを打つ。
懐から袋を取り出すと、中に詰まった小石を筵に空ける。川から採取したものだろう。どれも丸くすべすべとしている。
ひとつ示して「母」と言う。その後ろにもうひとつ加え「母の母」と言う。三回遡ったあと、バミユールは石を十二個横に並べた。うち端の一つをルカに向かって指で弾く。中ほどの一つを自分の手にとる。聞き覚えのある言葉に、ルカはハッとした。
「つまり……あなたは、私の遠い親戚だと……」
顔を上げて見たバミユールは裸身を晒していた。手で顔を覆ったルカは、詳しく追及できなかった。数人を残して緑の民たちが散ってゆく。
(……せ、性行為ではない? 単に身を清めさせていたのだろうか。いや、それにしても、原始的すぎるというか……)
バミユールが集落の中で権威を持っていることだけが確かだった。筵に立った彼女の体に、女たちが布を巻き付けていく。バミユールは侍女にかしずかれる女王のように堂々としていた。ルカは震えた。
褐色の指先がルカの頬をなぞった。すでに噛み痕も切り傷も消えている。
「傷もしみもない私たちの子羊。私の子羊」
バミユールはぎざぎざした歯を見せびらかすように笑った。
「門が開く。栄華は極まる。生む。満ちる。地に殖える」
「……え」
ぎらついた緑の瞳がルカを射すくめた。力強い手に絡めとられ、筵に倒れ込む。修道服の裾を開かれる。ルカは思い出した。そういえば、前に誘拐された時も、彼らはルカの性器に非常に強い興味を示したのだった。最初の時は、まだ精通していなかった。その後はすでに器具を取り付けられルカの性器は固く封じられていた。
恐怖のあまり、ずっと記憶に蓋をしていた。
「いや……やめて……」
ルカが固く閉じた膝をバミユールはいとも簡単に割り開いた。ジェイルだけに見せ、触らせた。自分で慰めることすらジェイルを喜ばせるためだったのに。その人は、もう。
「いやぁああっ! ジェイルさま……! やだ、いやだっ、ジェイルさま、ジェイルさま!」
口の裂けたような笑みを浮かべるバミユールが、ルカの目には黒い影に見えた。食べられてしまう。死ぬよりももっとひどいことが自分の身に起ころうとしている。
『どんだけ世間知らずなんだ、おまえは……』
優しい声が、姿が思い浮かぶ。ジェイルはわかっていたのだろうか。死ねないルカがこうしていたぶられると予測していたから強硬に逃げようとしたのか。
(女神、様……)
そのときルカは、胸に生温かいものを感じた。
「オ……」
バミユールがぶしゅぶしゅと血を吐く。ルカは涙に曇った目で、彼女の背後にいるひとを見た。その身に鮮緑の文様をまとったジェイルが、バミユールの胸を貫いていた。
人骨が天井から吊り下げられている。女が笑ってルカを抱き直す。
「もう死んでいるよ。悪くないよ」
言語が理解できずともわかる。こんなところには一秒だって長くいるべきではない。
だが。
(ジェイル様を、私は守り切れなかった……!)
自分のために流された夥しい血を思うと、ルカは息もできない。唇を噛み締めて泣くルカを、女はじっと見つめる。緑の瞳が妖しい光を宿す。
「ひっ……!」
突然、頬に噛みつかれた。痛い。怖い。
「な、何をするのですかっ。やめてっ! ひゃへれくらひゃいっ」
あまりにも強い力に口のはしが切れる。頬に噛み痕がつく。ふん、ふん、と感じる鼻息を(笑っている)と悟り、ルカは総毛立った。ジェイルのことも、こんなふうに玩具を弄ぶように傷つけたのだろうか。そう思うと、萎えていた心に怒りの火がついた。
「こんなことで私を自由にできると思うのですか!」
腕の中で暴れに暴れ、女の腕から抜け出す。どさっと落ちたところは草の筵の上だ。ルカは胸を打ち叩いて言い放った。
「この身に流れる血がなんであろうと、私は女神様のものです! ……っ、ジェイル様の、ものです……!」
涙ながらに訴える相手は、あまりにも母に似ていた。ジェイルを傷つけた張本人だというのに、怒りや憎しみよりも懐かしさがこみあげる。ルカは頭を大きく横に振った。
「……あなたは一体、私のなんなのです……」
「バミユール」
その言葉は聞き取れた。
「ば、ばみゅ……?」
うまく発音できない。
女は自分を指して「バミユール」と繰り返した。同じようにルカを指し「アルカディア」と言った。それはルカの名前ではない。ルテニアの女神の名前だ。
「え……?」
混乱するルカを差し置いて、女――バミユールはストンと筵に座った。彼女が頭の前でぱんぱんと両手を打つと、今まで遠巻きにしていた緑の民たちが近寄ってくる。皆、バミユールに仕える者たちなのだろうか。返り血に濡れた顔に率先して唇を落とし、舌で清めている。
「…………」
目の前で繰り広げられる動物的とも官能的ともつかない光景に、ルカは沈黙した。そんな場合ではないと思いつつ、どうしても母のかつての暮らしぶりを想像してしまう。
バミユールはとうとう筵に押し倒された。ルカは反射的に彼女に背を向けた。修道士として、こんな淫乱な交わりには絶対に加われない。
バミユールはそんな状態で話しかけてきた。
「向きなおれ。言葉に図を加える」
「なっなんですかっ! 私はっ心に決めた人としかそういうことはしないのです!」
「アルカディア」
その名を出されると、どうしても逆らえなかった。ルカは彼女を振り向いた。バミユールは緑の民にうごうごとまとわりつかれながら寝返りを打つ。
懐から袋を取り出すと、中に詰まった小石を筵に空ける。川から採取したものだろう。どれも丸くすべすべとしている。
ひとつ示して「母」と言う。その後ろにもうひとつ加え「母の母」と言う。三回遡ったあと、バミユールは石を十二個横に並べた。うち端の一つをルカに向かって指で弾く。中ほどの一つを自分の手にとる。聞き覚えのある言葉に、ルカはハッとした。
「つまり……あなたは、私の遠い親戚だと……」
顔を上げて見たバミユールは裸身を晒していた。手で顔を覆ったルカは、詳しく追及できなかった。数人を残して緑の民たちが散ってゆく。
(……せ、性行為ではない? 単に身を清めさせていたのだろうか。いや、それにしても、原始的すぎるというか……)
バミユールが集落の中で権威を持っていることだけが確かだった。筵に立った彼女の体に、女たちが布を巻き付けていく。バミユールは侍女にかしずかれる女王のように堂々としていた。ルカは震えた。
褐色の指先がルカの頬をなぞった。すでに噛み痕も切り傷も消えている。
「傷もしみもない私たちの子羊。私の子羊」
バミユールはぎざぎざした歯を見せびらかすように笑った。
「門が開く。栄華は極まる。生む。満ちる。地に殖える」
「……え」
ぎらついた緑の瞳がルカを射すくめた。力強い手に絡めとられ、筵に倒れ込む。修道服の裾を開かれる。ルカは思い出した。そういえば、前に誘拐された時も、彼らはルカの性器に非常に強い興味を示したのだった。最初の時は、まだ精通していなかった。その後はすでに器具を取り付けられルカの性器は固く封じられていた。
恐怖のあまり、ずっと記憶に蓋をしていた。
「いや……やめて……」
ルカが固く閉じた膝をバミユールはいとも簡単に割り開いた。ジェイルだけに見せ、触らせた。自分で慰めることすらジェイルを喜ばせるためだったのに。その人は、もう。
「いやぁああっ! ジェイルさま……! やだ、いやだっ、ジェイルさま、ジェイルさま!」
口の裂けたような笑みを浮かべるバミユールが、ルカの目には黒い影に見えた。食べられてしまう。死ぬよりももっとひどいことが自分の身に起ころうとしている。
『どんだけ世間知らずなんだ、おまえは……』
優しい声が、姿が思い浮かぶ。ジェイルはわかっていたのだろうか。死ねないルカがこうしていたぶられると予測していたから強硬に逃げようとしたのか。
(女神、様……)
そのときルカは、胸に生温かいものを感じた。
「オ……」
バミユールがぶしゅぶしゅと血を吐く。ルカは涙に曇った目で、彼女の背後にいるひとを見た。その身に鮮緑の文様をまとったジェイルが、バミユールの胸を貫いていた。
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