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間章「ニャンヤンのお祭り」
40.祭りのあと
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セイボリーの住民は屋台や通りの片づけに追われていた。化粧と花輪のない猫たちは普段よりもいっそうのんびりと陽だまりで箱座りしている。
他方、ジェイルとルカは騎士たちと対峙していた。
「アガタ、なぜおまえがここに」
ルカもジェイルと同じ気持ちだった。アガタは歓楽街で騎士たちとともに囚われの身となったはずだ。
アガタは「あはは」と、取ってつけたような笑い声をあげる。
「あなたがたはどうやら、歓楽街のごろつきを買いかぶりすぎているようですね。彼らは騎士ではありません。崇高な志などはじめから持ち合わせていないのですよ」
「……買収したのか」
「さて、買収と言えるかどうか。あの蛆虫たちは、小金をちらつかせただけで内輪もめを始めるのですから」
アガタは愉快そうにクスクス笑っている。ルカは両手を握りしめて前に出た。
「アガタ様、あなたはこの上まだ歓楽街を焼くことを諦めていないのですか」
「ルカ、よせ」
ジェイルに肩を掴まれても、ルカは話すことをやめなかった。
「それが騎士のすることなのですか。雄黄の騎士団は領民を傷つけるのが仕事なのですか」
「いいえ?」
アガタは首をかしげる。
「私たちの任務は、ベルマイン様の命に従うこと。ベルマイン様はラウム領を富ませる力をお持ちです。我々の働きがラウムをいっそう豊かにするのですよ、ルカ様」
さっぱりとした物言いにルカはぞっとする。アガタは本気で言っているのだ。
「……あなたがたは間違っています」
ルカは、頭巾の下からキッとアガタを見上げていた。
「たとえ不都合なものを切り捨てて豊かになったとしても、その先に待っているのは滅びです!」
その言葉に、アガタはあろうことか満面の笑みを浮かべた。
「素晴らしい! あなたならそう仰ると思っていました。ルカ様」
「!?」
ぎゅっと両手を握られて、ルカはのけぞる。ジェイルはその背後でため息をついていた。
アガタは猟犬の目を煌々と光らせてまくしたてた。
「だからこそ、こうしてあなたがたをお迎えにあがったのです。ぜひベルマイン様に会い、直接異議を申し立ててください」
「な……っ」
「清らかなあなたが身を挺して汚れたセイボリーの町を救う。後世には、ニャンヤンの祭り以上の美談として伝わることでしょうね! 不肖ながら私もその目撃者に加わりたいと思います!」
アガタの手は、ルカの手に蔦のように絡みついていた。ジェイルがアガタを蹴って遠ざけなかったら、そのまま連れていかれたかもしれない。騎士たちが、一斉に臨戦態勢に入る。
「……グズグズしてないで、昨夜のうちにこの町を出るべきだったな」
ジェイルもまた槍を握っていた。片腕にルカを抱きながら「黙って連れて行かせると思うか」と吐き捨てる。
アガタは鼻で笑った。
「なぜ止めるのですか。あなたは彼の忠実な騎士ではないの? それとも、主人を大切な使命から遠ざけようとする不埒者だったのでしょうか」
ジェイルは無言でルカを抱く腕に力を込める。
「ジェイル様?」
「…………」
沈黙するジェイルに、アガタはため息をつく。彼女は足元に来た長毛の猫を抱き上げた。
自分の顔を隠すようにして猫に喋らせる。
「ルカ様。あなたはご存じないかもしれませんが、ベルマイン様は大変なお金持ちです」
「は、はい」
「そして無類の珍しもの好きでもある。女の騎士を雇い入れ――敵対する帝国から大量の文物を取り寄せもする」
「……!?」
アガタの声で喋る長毛猫は口をへの字にしていた。爪の出た手でルカの顔を示す。
「ベルマイン様の行動原理は利得です。あなたがベルマイン様に利益をもたらす存在だと証明できれば、彼のお方は必ずやあなたに投資してくださるでしょう」
シャーッとルカを威嚇した猫は、暴れてアガタの手から逃れた。猫と同様、ルカもジェイルの腕を逃れた。
「タジボルグ帝国へ行く船を出してくださるということですか」
「それはあなたの交渉次第」
アガタは値踏みするかのように目を細め「しかし私は、あなたの哀れみに縋るほかないのです」と両手を広げた。
「何しろ私は任務を果たせなかった身です。このまま空手で帰れば部下もろとも処罰されるでしょう」
ルカは罪悪感を揺さぶられた。アガタの任務を妨害したのはルカだ。
「……彼と、少し相談させてください」
「どうぞ、ごゆっくり」
アガタの許しを得て、ルカとジェイルは雄黄の騎士たちから少し離れた。
彼らに背を向け、ひそひそと相談する。
「ジェイル様、ここは従うべきではないでしょうか。アガタ様は私たちを助けてくださる方です」
「違う。あの女は自分で自分を助けようとしているだけだ」
ルカには、それだけとは思えなかった。アガタはふっきれたように清々しい話し方をしていたのだ。
「ルカ。おまえはベルマインと関わり合いにならないほうがいい」
「なぜですか。ジェイル様はその方を知っているの?」
「テイスティスの護衛として会ったことがある。ベルマインは金持ちで利得を愛し、ひとをひととも思わない」
ジェイルは指を折って言いつのった。
「やつの物言いには俺でさえ殴り掛かりたくなった。修道士のおまえとは考え方が真逆なんだ。交渉できるような相手だと思うな」
「でも……」
「俺の言うことが聞けないか」
ルカはジェイルをじっと見上げた。「そんな目で見るなっ」と言われてもやめない。
しまいには、ジェイルは舌打ちしてルカを抱きしめてしまった。はたからは締め上げているように見えたかもしれない。ルカは他の誰にも聞こえないような小さな声で言った。
「……私を、守ってくださるのでしょう。これまでよりもずっと強く」
「…………」
「私たちは旅を続けなければ。どんなに居心地が良くても、まだひとつのところに留まるわけにはいきません」
ルカは自分の口に手を添えて、ジェイルに囁いた。
「このお祭りで、女神さまは私に、旅の終わりの前味を味わわせてくださいました」
「何が女神だ、また訳わかんねえことを……」
「あなたと早く一緒になりたいと思った」
言葉をなくしたジェイルに、ルカは微笑む。
「素敵なあなたを誰にも取られたくないと思った。私のような忌み子がこんな願いを持つのはおこがましいかもしれないけれど、これも国を想う女神さまのお導きでしょう。この旅は急ぐ旅です。民のためにも、私のためにも……」
ジェイルがほんの少しだけ、ルカに向かって身をかがめる。二人の口が塞がったのは、ほんの数秒の間だ。
アガタを振り向いたのは、ルカの方が先だった。騎士らしくルカの後に従うジェイルは「時が惜しい。早く案内しろ」と言った。
この不遜な言葉に騎士たちが怒らなかったのは、吹き抜ける風が彼らの気を引いたからだろう。安らいでいた猫たちも一斉に顔を上げて天を仰ぐ。広々とした空で、太陽は輝く玉のかたちをしている。
(おわり)
他方、ジェイルとルカは騎士たちと対峙していた。
「アガタ、なぜおまえがここに」
ルカもジェイルと同じ気持ちだった。アガタは歓楽街で騎士たちとともに囚われの身となったはずだ。
アガタは「あはは」と、取ってつけたような笑い声をあげる。
「あなたがたはどうやら、歓楽街のごろつきを買いかぶりすぎているようですね。彼らは騎士ではありません。崇高な志などはじめから持ち合わせていないのですよ」
「……買収したのか」
「さて、買収と言えるかどうか。あの蛆虫たちは、小金をちらつかせただけで内輪もめを始めるのですから」
アガタは愉快そうにクスクス笑っている。ルカは両手を握りしめて前に出た。
「アガタ様、あなたはこの上まだ歓楽街を焼くことを諦めていないのですか」
「ルカ、よせ」
ジェイルに肩を掴まれても、ルカは話すことをやめなかった。
「それが騎士のすることなのですか。雄黄の騎士団は領民を傷つけるのが仕事なのですか」
「いいえ?」
アガタは首をかしげる。
「私たちの任務は、ベルマイン様の命に従うこと。ベルマイン様はラウム領を富ませる力をお持ちです。我々の働きがラウムをいっそう豊かにするのですよ、ルカ様」
さっぱりとした物言いにルカはぞっとする。アガタは本気で言っているのだ。
「……あなたがたは間違っています」
ルカは、頭巾の下からキッとアガタを見上げていた。
「たとえ不都合なものを切り捨てて豊かになったとしても、その先に待っているのは滅びです!」
その言葉に、アガタはあろうことか満面の笑みを浮かべた。
「素晴らしい! あなたならそう仰ると思っていました。ルカ様」
「!?」
ぎゅっと両手を握られて、ルカはのけぞる。ジェイルはその背後でため息をついていた。
アガタは猟犬の目を煌々と光らせてまくしたてた。
「だからこそ、こうしてあなたがたをお迎えにあがったのです。ぜひベルマイン様に会い、直接異議を申し立ててください」
「な……っ」
「清らかなあなたが身を挺して汚れたセイボリーの町を救う。後世には、ニャンヤンの祭り以上の美談として伝わることでしょうね! 不肖ながら私もその目撃者に加わりたいと思います!」
アガタの手は、ルカの手に蔦のように絡みついていた。ジェイルがアガタを蹴って遠ざけなかったら、そのまま連れていかれたかもしれない。騎士たちが、一斉に臨戦態勢に入る。
「……グズグズしてないで、昨夜のうちにこの町を出るべきだったな」
ジェイルもまた槍を握っていた。片腕にルカを抱きながら「黙って連れて行かせると思うか」と吐き捨てる。
アガタは鼻で笑った。
「なぜ止めるのですか。あなたは彼の忠実な騎士ではないの? それとも、主人を大切な使命から遠ざけようとする不埒者だったのでしょうか」
ジェイルは無言でルカを抱く腕に力を込める。
「ジェイル様?」
「…………」
沈黙するジェイルに、アガタはため息をつく。彼女は足元に来た長毛の猫を抱き上げた。
自分の顔を隠すようにして猫に喋らせる。
「ルカ様。あなたはご存じないかもしれませんが、ベルマイン様は大変なお金持ちです」
「は、はい」
「そして無類の珍しもの好きでもある。女の騎士を雇い入れ――敵対する帝国から大量の文物を取り寄せもする」
「……!?」
アガタの声で喋る長毛猫は口をへの字にしていた。爪の出た手でルカの顔を示す。
「ベルマイン様の行動原理は利得です。あなたがベルマイン様に利益をもたらす存在だと証明できれば、彼のお方は必ずやあなたに投資してくださるでしょう」
シャーッとルカを威嚇した猫は、暴れてアガタの手から逃れた。猫と同様、ルカもジェイルの腕を逃れた。
「タジボルグ帝国へ行く船を出してくださるということですか」
「それはあなたの交渉次第」
アガタは値踏みするかのように目を細め「しかし私は、あなたの哀れみに縋るほかないのです」と両手を広げた。
「何しろ私は任務を果たせなかった身です。このまま空手で帰れば部下もろとも処罰されるでしょう」
ルカは罪悪感を揺さぶられた。アガタの任務を妨害したのはルカだ。
「……彼と、少し相談させてください」
「どうぞ、ごゆっくり」
アガタの許しを得て、ルカとジェイルは雄黄の騎士たちから少し離れた。
彼らに背を向け、ひそひそと相談する。
「ジェイル様、ここは従うべきではないでしょうか。アガタ様は私たちを助けてくださる方です」
「違う。あの女は自分で自分を助けようとしているだけだ」
ルカには、それだけとは思えなかった。アガタはふっきれたように清々しい話し方をしていたのだ。
「ルカ。おまえはベルマインと関わり合いにならないほうがいい」
「なぜですか。ジェイル様はその方を知っているの?」
「テイスティスの護衛として会ったことがある。ベルマインは金持ちで利得を愛し、ひとをひととも思わない」
ジェイルは指を折って言いつのった。
「やつの物言いには俺でさえ殴り掛かりたくなった。修道士のおまえとは考え方が真逆なんだ。交渉できるような相手だと思うな」
「でも……」
「俺の言うことが聞けないか」
ルカはジェイルをじっと見上げた。「そんな目で見るなっ」と言われてもやめない。
しまいには、ジェイルは舌打ちしてルカを抱きしめてしまった。はたからは締め上げているように見えたかもしれない。ルカは他の誰にも聞こえないような小さな声で言った。
「……私を、守ってくださるのでしょう。これまでよりもずっと強く」
「…………」
「私たちは旅を続けなければ。どんなに居心地が良くても、まだひとつのところに留まるわけにはいきません」
ルカは自分の口に手を添えて、ジェイルに囁いた。
「このお祭りで、女神さまは私に、旅の終わりの前味を味わわせてくださいました」
「何が女神だ、また訳わかんねえことを……」
「あなたと早く一緒になりたいと思った」
言葉をなくしたジェイルに、ルカは微笑む。
「素敵なあなたを誰にも取られたくないと思った。私のような忌み子がこんな願いを持つのはおこがましいかもしれないけれど、これも国を想う女神さまのお導きでしょう。この旅は急ぐ旅です。民のためにも、私のためにも……」
ジェイルがほんの少しだけ、ルカに向かって身をかがめる。二人の口が塞がったのは、ほんの数秒の間だ。
アガタを振り向いたのは、ルカの方が先だった。騎士らしくルカの後に従うジェイルは「時が惜しい。早く案内しろ」と言った。
この不遜な言葉に騎士たちが怒らなかったのは、吹き抜ける風が彼らの気を引いたからだろう。安らいでいた猫たちも一斉に顔を上げて天を仰ぐ。広々とした空で、太陽は輝く玉のかたちをしている。
(おわり)
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