45 / 138
Ⅶ 祈り
3.戒め★(ぬるい)
しおりを挟む
城の外へ出たルカは、塔の影からそっとジェイルの様子を見た。
彼の正式な所属は、未だに漆黒の騎士団のままだ。イグナス領から出向する形で、近衛騎士の任に就いている。
今は怪異譚のごとく語られている穢れた騎士が、ジェイルであることを知る者は少ない。顔を隠してコパの元に匿われていた期間が長かったせいだろう。
時折、彼の出自を訝しむものもあるようだが、あえて問いただす者もいないのが実情だった。ジェイルは強い。騎士たちの間では、それで十分に通用するらしい。
「……おい」
輪の中からジェイルを見失った、ルカがそう思って慌てた時には、彼はもう背後に立っていた。
「覗き見とはいい趣味だな」
「えっ! す、すみません……」
「否定しないのか、ルカ様は」
汗を拭く彼は、ルカの目にきらきらと輝いて見えた。とてもではないが、まっすぐ見られない。
ルカは目を伏せて、改めて謝った。
「先ほどは、手を貸してくださって有難うございました」
「別に。……ふん、安上がりな、みみっちい儀式だったな」
「えっ」
「あれは、騎士の叙勲と似たようなものだろう。イグナス領じゃ町ぐるみでやる」
「……私ひとりのために、急遽執り行ってくださったのです」
修道士の成人の儀も、聖都では盛大に執り行われる。ルカの儀式は祝いよりも政治のためのものだ。ごく小規模に、人員も最低限に絞られた。
それでも広々とした大聖堂で、大司祭がルカひとりのために祝祷を捧げてくれたのだから、贅沢なことではあった。
「忌み子の私が、公に成人として認めてもらえる日が来ようとは思いませんでした。これも、ジェイル様あってのことです。それなのにご迷惑をおかけしてしまって、申し訳ないことでした。どのようにお詫びすべきか、私にはわかりませんが……」
ルカはもじもじと組んだ両手を胸の前で動かした。
「えっと……司祭となった私は、有難いことに幾ばくかのお給金をいただける身分となりました。あの、よかったらジェイル様に、何か……」
「は? おまえが初任給で俺に何か奢るって言ってんのか?」
「……っ、あ、どうか、気を悪くなさらないで。ただ、ジェイル様のお役に立てればと思ったのです」
ジェイルはため息をついて、塔の影に腰を下ろした。塔に絡んだ蔦が、春風にそよそよと揺れている。
「こんなでかい城に住んでるルカ様が、俺をコソコソ覗いて、初任給なんかで機嫌とろうとしてやがる……」
「えっ、えっ、ご、ごめんなさい。ジェイル様、あの」
詫びようとしたルカの唇を、ジェイルの人差し指がふさいだ。
「俺が何を欲しがっているのか、おまえはわかってるはずだ。ルカ」
ルカは赤くなった。ジェイルの指が唇をなでるので、しっかりと口を開けることができない。
「いけません、私は……」
「戴冠式までは体を清く保つとか言ってたな。なんか付けてんだろ、ここに」
「ひゃっ……」
ジェイルのもう片方の手が脚の間をまさぐった。声を上げたことで口が開き、指を食ってしまう。
「固くなってるぞ」
「そ、それは私の肉ではありません。金属の器具なのです。放してください、やめて」
ジェイルが触れている局部に、ルカは自身を戒める器具を装着していた。幼少期のように人に強制されたわけではない。修道士として、淫蕩な妄想から精神を守るため、自らその選択をした。
「服で隠れるようなところを守るより、口輪でも嵌めたらどうだ。犯されるぞ。こんなふうに……」
「ふぁ、や、だめ……」
格闘訓練の前は槍を振るっていたのだろうか。汗ばんだジェイルの指は塩気があり、金臭かった。口の中に指をくちゅくちゅと出し入れされて、ルカの目には涙が浮かんだ。
修道士として、毅然と拒絶しなければならないのに、体は昂ってしまう。器具がルカの男性器をきつく戒めた。
「痛いんだろう。早く外せよ……」
服越しに、器具をコンコンとノックされてルカは縮み上がった。あからさますぎる。ここは外で、すぐ近くに仲間の騎士たちがいるのに。ルカは舌でジェイルの指を押し出した。
「ん、ふ……っ、で、できません。これには鍵がかかっているのです」
「ふーん。鍵はどこだ。このへんか」
「や……っ」
ジェイルはこともあろうに、胸元をさわさわとまさぐってきた。
身もだえしながら、ルカは負けなかった。
「ジェイル様、わ、私は……っ、もう、大人なのです……大人には職務を全うする責任というものがあります、このように誘惑してはいけません……!」
「おまえが俺に欲しいものを尋ねたんだろうがッ……!」
ジェイルは押し殺した声でルカを怒った。抱きしめられたルカは、彼の汗のにおいに陶然とする。立場を弁えろとコパに注意されたばかりなのに、体は勝手に喜んでいるし、男性器は締め付けられてじんじんと痛い。
「俺はおまえ欲しさにこんなヌルい聖都に留まっているんだ。早くよこせ、ルカ」
すでにジェイルはルカを茂みに押し倒していた。植物の茎が折れ、青臭いにおいが立ち上る。
「貴族連中に飼いならされた城の騎士どもは、王の首がすげ変わろうとしていることになんの危機感も抱いていない。戦場を知らんというのは、恐ろしいことだな、ルカ」
ジェイルはルカの髪に口づけた。鍵も、唇も、奪おうと思えばいくらでも奪えるはずなのに、彼はあくまでルカが自分で差し出すことを望んでいた。
「俺はずっと妙な気分だ。槍を振っていても、自分がどこの誰だかわからなくなりそうになる。このまま放っといたら、穢れた騎士は狂って辻斬りでもやらかすかもしれん。どうする、ルカ。俺のこの猛りを、どうしようか……」
抱きしめられたルカは、ジェイルという熱の塊に包み込まれていた。
上を向いているのに、ジェイルに視界をふさがれて、空が見えない。ジェイルしか見えない。
「……ジェイル様」
「ん……」
「いけません。今は、放してください」
ジェイルはため息をつき、忌々しそうにルカの上から退いた。
「……おまえの姉がどんな手を打つつもりかは知らんが、国は危ういところに立たされている。だからコパもおまえを最大限利用しようとしているんだろう。ケツまくって逃げる準備はしておいたほうがいいぞ」
戦士として生きてきた彼の鋭い目は、時勢をしっかりととらえていた。ルカは弱弱しくほほえんだ。
「……私は、ナタリア様に救われた身です。逃げるなどということは」
「じゃあ大人しくさらわれてろ」
ジェイルはルカの額を手で押して黙らせた。そのまま、ルカのつむじをわしゃわしゃと撫で、ぱっと放した。
「頑固な司祭と話していたら、正気に戻ってしまった。俺がまた妙な気を起こさんうちにさっさと行ってしまえ」
「ジェイル様」
「なんだよっ」
「……戴冠式の日まで、これを預かってくださいませんか」
「あ……っ?」
うなじに指を滑らせたルカは、小さな鍵を手にしていた。ジェイルは瞬きして受け取る。
「あなたは、私の騎士様です。どうか私の清さを守ってください」
それは、局部を戒めている器具の鍵だった。固まっているジェイルに、ルカは小さな声で説明した。
「……女神様は、愛し合うことを禁じておられるわけではありません。聖職者にも、性愛の権利を認めておられます。ただ前提として節度を保ち、清めの期間を設けるようにと教えておられるのです。でも、もしご迷惑でなければ、あの……司祭の務めが終わったら、わ、私と……」
ジェイルがゴクッと喉を鳴らす音を、ルカは全身で感じた。熱っぽい視線が肌に絡みついてくる。目で脱がされている気がして、ルカは自然と両腕で体の前面を庇った。
「私と、愛し合ってください、ジェイル様……」
彼の正式な所属は、未だに漆黒の騎士団のままだ。イグナス領から出向する形で、近衛騎士の任に就いている。
今は怪異譚のごとく語られている穢れた騎士が、ジェイルであることを知る者は少ない。顔を隠してコパの元に匿われていた期間が長かったせいだろう。
時折、彼の出自を訝しむものもあるようだが、あえて問いただす者もいないのが実情だった。ジェイルは強い。騎士たちの間では、それで十分に通用するらしい。
「……おい」
輪の中からジェイルを見失った、ルカがそう思って慌てた時には、彼はもう背後に立っていた。
「覗き見とはいい趣味だな」
「えっ! す、すみません……」
「否定しないのか、ルカ様は」
汗を拭く彼は、ルカの目にきらきらと輝いて見えた。とてもではないが、まっすぐ見られない。
ルカは目を伏せて、改めて謝った。
「先ほどは、手を貸してくださって有難うございました」
「別に。……ふん、安上がりな、みみっちい儀式だったな」
「えっ」
「あれは、騎士の叙勲と似たようなものだろう。イグナス領じゃ町ぐるみでやる」
「……私ひとりのために、急遽執り行ってくださったのです」
修道士の成人の儀も、聖都では盛大に執り行われる。ルカの儀式は祝いよりも政治のためのものだ。ごく小規模に、人員も最低限に絞られた。
それでも広々とした大聖堂で、大司祭がルカひとりのために祝祷を捧げてくれたのだから、贅沢なことではあった。
「忌み子の私が、公に成人として認めてもらえる日が来ようとは思いませんでした。これも、ジェイル様あってのことです。それなのにご迷惑をおかけしてしまって、申し訳ないことでした。どのようにお詫びすべきか、私にはわかりませんが……」
ルカはもじもじと組んだ両手を胸の前で動かした。
「えっと……司祭となった私は、有難いことに幾ばくかのお給金をいただける身分となりました。あの、よかったらジェイル様に、何か……」
「は? おまえが初任給で俺に何か奢るって言ってんのか?」
「……っ、あ、どうか、気を悪くなさらないで。ただ、ジェイル様のお役に立てればと思ったのです」
ジェイルはため息をついて、塔の影に腰を下ろした。塔に絡んだ蔦が、春風にそよそよと揺れている。
「こんなでかい城に住んでるルカ様が、俺をコソコソ覗いて、初任給なんかで機嫌とろうとしてやがる……」
「えっ、えっ、ご、ごめんなさい。ジェイル様、あの」
詫びようとしたルカの唇を、ジェイルの人差し指がふさいだ。
「俺が何を欲しがっているのか、おまえはわかってるはずだ。ルカ」
ルカは赤くなった。ジェイルの指が唇をなでるので、しっかりと口を開けることができない。
「いけません、私は……」
「戴冠式までは体を清く保つとか言ってたな。なんか付けてんだろ、ここに」
「ひゃっ……」
ジェイルのもう片方の手が脚の間をまさぐった。声を上げたことで口が開き、指を食ってしまう。
「固くなってるぞ」
「そ、それは私の肉ではありません。金属の器具なのです。放してください、やめて」
ジェイルが触れている局部に、ルカは自身を戒める器具を装着していた。幼少期のように人に強制されたわけではない。修道士として、淫蕩な妄想から精神を守るため、自らその選択をした。
「服で隠れるようなところを守るより、口輪でも嵌めたらどうだ。犯されるぞ。こんなふうに……」
「ふぁ、や、だめ……」
格闘訓練の前は槍を振るっていたのだろうか。汗ばんだジェイルの指は塩気があり、金臭かった。口の中に指をくちゅくちゅと出し入れされて、ルカの目には涙が浮かんだ。
修道士として、毅然と拒絶しなければならないのに、体は昂ってしまう。器具がルカの男性器をきつく戒めた。
「痛いんだろう。早く外せよ……」
服越しに、器具をコンコンとノックされてルカは縮み上がった。あからさますぎる。ここは外で、すぐ近くに仲間の騎士たちがいるのに。ルカは舌でジェイルの指を押し出した。
「ん、ふ……っ、で、できません。これには鍵がかかっているのです」
「ふーん。鍵はどこだ。このへんか」
「や……っ」
ジェイルはこともあろうに、胸元をさわさわとまさぐってきた。
身もだえしながら、ルカは負けなかった。
「ジェイル様、わ、私は……っ、もう、大人なのです……大人には職務を全うする責任というものがあります、このように誘惑してはいけません……!」
「おまえが俺に欲しいものを尋ねたんだろうがッ……!」
ジェイルは押し殺した声でルカを怒った。抱きしめられたルカは、彼の汗のにおいに陶然とする。立場を弁えろとコパに注意されたばかりなのに、体は勝手に喜んでいるし、男性器は締め付けられてじんじんと痛い。
「俺はおまえ欲しさにこんなヌルい聖都に留まっているんだ。早くよこせ、ルカ」
すでにジェイルはルカを茂みに押し倒していた。植物の茎が折れ、青臭いにおいが立ち上る。
「貴族連中に飼いならされた城の騎士どもは、王の首がすげ変わろうとしていることになんの危機感も抱いていない。戦場を知らんというのは、恐ろしいことだな、ルカ」
ジェイルはルカの髪に口づけた。鍵も、唇も、奪おうと思えばいくらでも奪えるはずなのに、彼はあくまでルカが自分で差し出すことを望んでいた。
「俺はずっと妙な気分だ。槍を振っていても、自分がどこの誰だかわからなくなりそうになる。このまま放っといたら、穢れた騎士は狂って辻斬りでもやらかすかもしれん。どうする、ルカ。俺のこの猛りを、どうしようか……」
抱きしめられたルカは、ジェイルという熱の塊に包み込まれていた。
上を向いているのに、ジェイルに視界をふさがれて、空が見えない。ジェイルしか見えない。
「……ジェイル様」
「ん……」
「いけません。今は、放してください」
ジェイルはため息をつき、忌々しそうにルカの上から退いた。
「……おまえの姉がどんな手を打つつもりかは知らんが、国は危ういところに立たされている。だからコパもおまえを最大限利用しようとしているんだろう。ケツまくって逃げる準備はしておいたほうがいいぞ」
戦士として生きてきた彼の鋭い目は、時勢をしっかりととらえていた。ルカは弱弱しくほほえんだ。
「……私は、ナタリア様に救われた身です。逃げるなどということは」
「じゃあ大人しくさらわれてろ」
ジェイルはルカの額を手で押して黙らせた。そのまま、ルカのつむじをわしゃわしゃと撫で、ぱっと放した。
「頑固な司祭と話していたら、正気に戻ってしまった。俺がまた妙な気を起こさんうちにさっさと行ってしまえ」
「ジェイル様」
「なんだよっ」
「……戴冠式の日まで、これを預かってくださいませんか」
「あ……っ?」
うなじに指を滑らせたルカは、小さな鍵を手にしていた。ジェイルは瞬きして受け取る。
「あなたは、私の騎士様です。どうか私の清さを守ってください」
それは、局部を戒めている器具の鍵だった。固まっているジェイルに、ルカは小さな声で説明した。
「……女神様は、愛し合うことを禁じておられるわけではありません。聖職者にも、性愛の権利を認めておられます。ただ前提として節度を保ち、清めの期間を設けるようにと教えておられるのです。でも、もしご迷惑でなければ、あの……司祭の務めが終わったら、わ、私と……」
ジェイルがゴクッと喉を鳴らす音を、ルカは全身で感じた。熱っぽい視線が肌に絡みついてくる。目で脱がされている気がして、ルカは自然と両腕で体の前面を庇った。
「私と、愛し合ってください、ジェイル様……」
25
お気に入りに追加
86
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
願いの守護獣 チートなもふもふに転生したからには全力でペットになりたい
戌葉
ファンタジー
気付くと、もふもふに生まれ変わって、誰もいない森の雪の上に寝ていた。
人恋しさに森を出て、途中で魔物に間違われたりもしたけど、馬に助けられ騎士に保護してもらえた。正体はオレ自身でも分からないし、チートな魔法もまだ上手く使いこなせないけど、全力で可愛く頑張るのでペットとして飼ってください!
チートな魔法のせいで狙われたり、自分でも分かっていなかった正体のおかげでとんでもないことに巻き込まれちゃったりするけど、オレが目指すのはぐーたらペット生活だ!!
※「1-7」で正体が判明します。「精霊の愛し子編」や番外編、「美食の守護獣」ではすでに正体が分かっていますので、お気を付けください。
番外編「美食の守護獣 ~チートなもふもふに転生したからには全力で食い倒れたい」
「冒険者編」と「精霊の愛し子編」の間の食い倒れツアーのお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/2227451/394680824
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!
梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!?
【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】
▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。
▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
▼毎日18時投稿予定
【完結】別れ……ますよね?
325号室の住人
BL
☆全3話、完結済
僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。
ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる